大阪在住の会社員コムギの、
スパルタントラベラー日記。
おくのほそ道ゆかりの地めぐり。
おくのほそ道〈北陸路〉
小松(1)山王句会
おくのほそ道:小松(山王句会)
小松にて:出立を引き留められた芭蕉は、本折日吉神社の神官で俳人の藤村伊豆守章重、俳号・鼓蟾(こせん)の館に一泊。同夜、芭蕉はじめ曾良、北枝、歓生(かんせい)、塵生(じんせい)ら十人が、有名な山王句会を催す。
掲載箇所
卯の花山・くりからが谷をこえて、金沢は七月中の五日なり。
・・・
途中吟(とちゅうぎん)
・・・
小松といふ所にて
しほらしき 名や小松吹く 萩すゝき
おくのほそ道ゆかりの地:
小松(山王句会)を歩く
おくのほそ道は、古来の歌枕を巡る旅だった。
おくのほそ道ゆかりのスポットを旅している私は、当時の芭蕉翁と同じような旅をしているんだな。
松岡では、
● 本折日吉神社(芭蕉句碑)
● 建聖寺(芭蕉句碑)
● 莵橋神社
● 芦城公園
● 小松天満宮
▼ 小松を訪れた旅
リンクカード
小松に宿泊
前日に到着し、小松に宿泊していました。早朝スタートです。
ゲストハウス三日市
ドミトリーベッド1台 ¥3,300/泊
石川県小松市三日市町38-1
・Googleマップ
観光スタート
観光時間:約4時間
おくのほそ道ゆかりの地
本折日吉神社
本折日吉神社:芭蕉は、本折日吉神社の神官で俳人の藤村伊豆守章重、俳号・鼓蟾(こせん)の館に一泊。同夜、山王句会を催した。
裏から入ってしまったようだ。
足元にはキノコ。
境内は猿でいっぱい
日吉大神様のお使いは「猿」。「魔が去る」で「まさる」とよばれ、繁殖の獣とされる。
安産祈願の猿、
神猿「親子猿」、
見ざる、言わざる、聞かざるもいてた。
本折日吉神社
石川県小松市本折町1
・Googleマップ
おくのほそ道ゆかりの地
多太神社
多太神社:斉藤実盛の甲がある。参拝した芭蕉は句を奉納した。
こちらは、小松(2)多太神社にて。
多太神社
石川県小松市上本折町72
・Googleマップ
おくのほそ道ゆかりの地
建聖寺
建聖寺:おくのほそ道の旅で、芭蕉が宿泊した。
通り過ぎそうになった。
ガランとした境内。
いったい、なにを見れば良いのか?
いったん門外にでたら、散歩中の男性が「芭蕉句碑ならば境内のなかにあるよ」と親切に教えてくださる。困っている様にみえたのかしら。
もういちどグルリとみたら、ありました!
しほらしき 名や小松吹く 萩すゝき
建聖寺
石川県小松市
・Googleマップ
莵橋神社
兎橋神社
石川県白山市橋爪町1
・Googleマップ
芦城公園
通り抜けだけれど、とても美しいところ。
茶室もあった。
芦城公園
石川県小松市丸の内公園町19
・Googleマップ
公共の設備とは思えないポップさ。
小松大橋(通過)
赤い橋を渡って小松天満宮へ。
小松天満宮
芭蕉句碑がありました。
あかあかと 日はつれなくも 秋の風
境内は新しく、そして綺麗に掃除されていた。
小松天満宮
石川県小松市天神町1
・Googleマップ
急いで駅へ。
12時ジャストの電車に乗りたい。それを逃したら、かなり待つことになっちゃうのです。小松の町を、走る!
小松駅
なんとか間に合った。あ~走った。
小松を歩き終えて
小松は、
●芭蕉は小松に2回訪れている
おくのほそ道ゆかりの地をたずねる旅。
まだまだつづく。
▼小松(2)多太神社(斉藤実盛の甲)
▼次の旅:那谷(北陸路)
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