週末弾丸旅!会社を休まずに週末だけで長崎市内へ。
今回の旅での目的はこちら。
- 軍艦島を見てみたい!
- 美味しいちゃんぽんを食べたい!
週末だけで行く、大阪出発・長崎への旅。スケジュールと費用を公開します。週末だけでも、こんなに楽しめる!
目次
1. 週末弾丸旅@長崎、スケジュールと費用
2. 週末弾丸で行く長崎、実際のプラン
3. 週末弾丸・長崎旅を終えて思うこと
週末弾丸旅@長崎
スケジュールと費用
スケジュール
金曜:就業後、夜行バスで大阪出発
土曜(1日目):長崎市内到着、観光
日曜(2日目):観光、夜行バスで長崎市内出発
月曜:早朝に大阪着、会社へ
費用トータル: ¥27,200
バス運賃:¥20,900
宿泊費:¥6,300
< 詳細:バス情報 >
往路:長崎線オランダ号 / 近鉄バス ● 大阪(なんば) ー 長崎駅前
復路:長崎線オランダ号 / 近鉄バス
● 長崎新地バスターミナル ー 大阪(なんば)
< 宿泊費の内訳 >
1日目:ファーストキャビン長崎 (1泊,¥6,300) 2日目:深夜バス(車内泊,¥0)
深夜バスを利用すると宿泊料が浮くのが良い。移動時間の節約にもなるし。
週末海外で行く【今回の旅先】、
実際のプラン
週末弾丸どれだけ遊べるのか? 実際に行ってきた長崎への旅をご紹介。
前日の夜
20:05
大阪(なんば)出発
今回は夜行バスで長崎へ。LCCの長崎行きを検討していたけれど、空港へのアクセスとか諸々考えてみると、夜行バスのほうが断然効率が良い。
今回乗った「長崎線オランダ号」は3列・完全独立シートでゆったり。シートもかなり倒せるし、足を乗せることができるフットレストまである。
仕切りカーテンもあるのでプライベート空間も作れます。
「長崎線オランダ号」にはトイレ完備なので安心してビールが飲めます。日本は車内飲食に関する規定が緩い。
1日目
06:50
長崎駅前到着
深夜バスを長崎駅前で下車。たっぷり眠って元気いっぱい。長崎の土地勘がないコムギは終点である「長崎バスターミナル」で降りる予約をしていましたが、手前の長崎駅で降りることに。
地方の駅!っていう感じ。
長崎市内は路面電車が走っている。
路面電車は便利で好き。地下鉄みたいに潜らなくても良いし、サッと乗ってサッと降りれるところが快適。ワクワクする風景。
今日の目的・軍艦島ツアーまでにはまだまだ時間があるので、徒歩で適当にウロウロ歩くことに。知らない街を歩くのって楽しいな。日本だから言葉も通じるし。
それにしても長崎、坂が多い。
めがね橋
なんとなくたどり着いた「めがね橋」。川面に映る「めがね」がその由来。
川沿いを歩いていると犬の散歩中のおじいさんに声をかけられる。
おーい、そこにハート型の石があるよ!
おお、本当だ。これ見つけた人、よく気づいたな。若干、こじつけな気もするけれど。
そっちには、造りもの(のハート石)もあるよ!
造りものハート石で記念撮影する男性たちがいて微笑ましく思っていたけれど、これ、偽物だったのか。
石に恋愛のご利益を期待していないコムギにとっては無問題。若者よ、自力で頑張れ。
浜んまち商店街
土曜の早朝につき、開店前の浜んまち商店街を歩く。登校日のようで、小学生たちが元気に通学していた。
電停「観光通」乗車
軍艦島ツアーへ向かうべく、路面電車に乗ります。一律130円。
中国人観光客でいっぱいだった。みなさんド派手です。コムギもこれくらい派手な色の服を着ようかな。
09:05
軍艦島デジタルミュージアム
電停「大浦天主堂」で下車。
コムギの参加した軍艦島ツアー「軍艦島コンシェルジュ」の受付は、「軍艦島デジタルミュージアム」の1階。ツアーの受付を済ませ、ツアー集合時刻までミュージアム見学。
10:20
軍艦島ツアー
船に乗り込んで軍艦島ツアーへ。
船からみた軍艦島。すごい迫力です。他にも普通の島があるなか、海をすすんで、高層マンション(廃墟)のこの島が見えたら、わかっていてもやっぱり驚く。
天候が悪いと接岸できず上陸できないこともあると聞いていたけれど、今日は快晴。無事に上陸。
上陸しての観光は「ちょっとガッカリ」。
安全面を重視するあまり、「遠くから一部を鑑賞」するだけなんですよねえ。
軍艦島は船から外観をグルッと眺めるのが断然イイ!「天候が悪くて上陸できなかった」といっても、そこまでションボリすることもないかも。
13:10
長崎港に到着
3時間ほどの軍艦島上陸ツアー終了。長崎港・常盤ターミナルへ戻りました。
さて、いよいよ長崎市内観光。こころにきめている本日のランチ店・浜町の吉宗まで歩いて向かう。それまで見つけた観光スポットにも立ち寄りつつ。
オランダ坂
いきなり見つけてしまったオランダ坂。石畳がつづく急坂。写真で見るよりも、だいぶんキツイ。
オランダ坂のある東山手エリアは幕末の開国と同時に整備された外国人居留地エリア。長崎観光の定番スポット。
さっそく疲れたコムギは、入館自由の「東山手12番館・ラッセル記念館」で休憩。トイレも利用できます。
日差しが強い長崎の街ですが、館内は風が通って涼しい。よく手入れされた館は観光客にもやさしく、ベンチや自販機もある。
とっても心地よい場所でした。
長崎新地中華街
日本三大中華街のひとつってご存知でしたか?横浜・神戸につぐ「長崎新地中華街」。
でもちょっと期待外れのような!?中国人観光客の団体様の集合場所になっていました。中華料理店はたくさん並んでいた。そしてどのみせでも「長崎ちゃんぽん」取り扱いがあることに驚く。
はじめての卓袱料理(吉宗)
ようやくたどりついたのは、浜町の「吉宗(よっそう)」。こちらで長崎名物の卓袱料理をいただきます。
卓袱料理は、和食・中華・オランダが混ざった、円卓に並ぶおもてなし料理。本来は大人数でいただくものなのです。ですがコムギはひとり旅。「ミニ卓袱」という、お一人様用メニューのある吉宗さんへ。
別々に運ばれてきたので、「ズラリと並べられる」卓袱料理の真髄は体験できなかった。ひとり旅ってこういうときが辛いわ。
興福寺(百寺巡礼)
コムギのライフワーク、百寺巡礼。ここ長崎市内には対象のお寺がふたつも。2年ぶりくらいに御朱印帳を持ってきた。
興福寺は黄檗宗のお寺。黄檗宗は唐の僧侶、隠元が開祖。そのため「中国様式」を随所に感じることができるお寺なのです。
崇福寺(百寺巡礼)
崇福寺も黄檗宗のお寺。
ここ崇福寺には、国宝建造物がふたつもあります。「第一峰門」と「大雄殿」。鮮やかな朱色が美しい。
ふたつのお寺とも、媽祖(まそ)像が祀られていた。媽祖は航海安全の女神。日本の玄関・出島を要する長崎らしい神様だなあ。関西の寺ではまず、お見受けしないもん。
間に合わなかった「自由飛行館」
崇福寺の通り向かいの喫茶店に、はしゃぎながら入店していく女性たちを見ました。カステラが美味しいお店なのかしら。釣られて入ってみようかな?
崇福寺の閉門は17時。崇福寺参拝を優先し、喫茶店へは後回しにすることにしたのでした。ですが17時には閉店していた。。早くありませんか?長崎時間?
きになるのでお店を調べたところ、
ミュージシャン・さだまさし氏のお母様が経営されていた喫茶店であることが判明。さだまさしファンの聖地であり、お料理も美味しいらしい。店内のミュージックはもちろん、さだまさし。このあいだAmazonプライムビデオで「眉山」の松嶋菜々子の美しさに感心していたコムギにはなんともタイムリー。行ってみたかったなあ。
自由飛行館
Googleマップで場所を確認
食べログでお店を調べる
長崎といえば、”福山雅治”よりも”さだまさし”派な方は必訪ですね。
長崎ちゃんぽん(思案橋ラーメン)
長崎といえば!ちゃんぽんを食べなくっちゃ。
Googleマップで適当に選んだお店でしたが、福山雅治が通っていたお店だそう。別に、さだまさしより福山雅治なわけではない。偶然ですよ。
街の食堂のような雰囲気で、キビキビはたらくお店の雰囲気はとても好き。チャンポン、野菜たっぷりで美味しかった。
思案橋ラーメン
googleマップはこちら
特製ちゃんぽん ¥900
ホテルにチェックイン
今回は、アクセスの良さそうなホテルを選んだ。飛行機のファーストクラスをイメージしたというカプセルホテル。ドミトリーはよく泊まるけれど、カプセルホテルは初めて。
大浴場もついていて清潔でよかった。
ですがカプセルの割には高いかなあ。土曜日だからかな?
でも、へたなビジネスホテルよりも新しく清潔で、良いかもしれません。
ファーストキャビン長崎
カプセル1泊 ¥6,300
観光通り電停から徒歩1分
Booking.comで宿泊情報を見る
Googleマップで場所を確認する
20:30
長崎の居酒屋で乾杯
長崎といえばちゃんぽん、皿うどん、の印象でしたが、港が近く魚介類も美味しいのです。到着してから気づいたコムギ。人気の居酒屋を予約して訪問。こんなに遅い時間になったのは席が空くのを待ったため。
刺身盛り合わせ
2人前¥2,350
そして、ここ長崎では鯨が安くて美味しかった!
鯨盛り合わせ(ベーコン、さえずり、赤身)
ハーフサイズ、¥1,700
21:45
〆に五島うどん
居酒屋ではNO炭水化物だったため、〆は五島うどん。
日本三大うどんの讃岐、稲庭につぐ3番目候補として、水沢うどんと椅子争いをしている、五島うどん。
肉うどん¥680
美味しい。満腹でしたがチュルリと入りました。細いのにモチモチしていてコシもある。適当にはいったお店でしたが、有名店だともっと美味しいのだろうか。
今夜はこれで大人しくホテルへ戻ります。
2日目
09:30
ホテルチェックアウト
チェックアウトぎりぎりでホテル出発。日曜日の朝の長崎市内はノンビリした雰囲気。
09:35
モーニングはトルコライス
トルコライス発祥のお店として有名な喫茶店「ツル茶ん」へ。
トルコライス ¥1,280
このトルコライスのおかげで、夕食17時まで食べずに歩き回れました。ボリューム満点。
11:00
平和公園
快晴の平和公園。電停「平和公園」駅からすぐ。
原爆関連スポットは、長崎市内へ来たら訪問はマストではないでしょうか。
11:20
原爆落下中心地
平和公園のすぐそばにある公園が「原爆落下中心地」。
原爆落下当時の地層も見ることができる。
11:30
長崎原爆資料館
いたるところに折り鶴が飾られた長崎原爆資料館。展示の内容もあるけれど、館内はとても静か。
原爆落下のプロジェクションマッピングは必見です。
12:40
長崎原爆死没者追悼平和祈念館
長崎原爆資料館のすぐ横、内部から直結アクセスでいけます。
原爆犠牲者の名前が保管されている追悼のスペース。天井より光が差し込んで静謐な空間。
13:00
電停「平和公園」乗車
午後は大浦天主堂エリアへ。路面電車で40分ほどの長旅。
13:40
電停「石橋」下車
路面電車4号線の終点「石橋」で下車。ひとつまえの「大浦天主堂」でほとんどの観光客が降りていき、乗客は地元の方のみ。
13:50
長崎孔子廟
「日本唯一の本格的な中国様式の孔子廟」とのこと。
「日本唯一」の触れ込みで惹かれましたが、日本唯一の「孔子廟」ではなく、日本唯一の「本格的な中国様式」なのだとか。他にも湯島聖堂なども孔子廟なんだとか。無知って恥ずかしい。日本語って難しい。
境内にならぶ72賢人の像は兵馬俑を彷彿させる。数のパワーが中国らしいな。撮影禁止でしたが、奥にある中国歴代博物館の展示「フルンボイルの遊牧民」の展示が興味深かった。
勇敢で寛容な遊牧民たち。コムギの理想の生き方かも。
15:30
大浦天主堂
世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」のひとつ、大浦天主堂。
長崎観光のシンボル。美しい教会ですが、潜伏キリシタンのいた歴史的事実が世界遺産なのですよね。
入場料¥1,000は高額すぎるかな。
外から眺めるだけでも十分美しさを楽しめる大浦天主堂。
16:30
グラバー園
幕末の志士を経済面で支援したり、日本の近代化に貢献したスコットランド人のトーマス・グラバー。「長崎港を眺めるところに住みたい」という彼の邸宅跡が公園になっている。
それだけあって、とっても良い眺め。
グラバー園は旧邸宅跡は見学したり、公園を散策するだけのスポットですが、公園も長崎港ビューも美しく、とても素晴らしいところ。かけあし90分の滞在でしたが、今度はゆっくり来たい。
17:50
長崎ちゃんぽん&皿うどん(四海樓)
長崎ちゃんぽんの発祥店とされる「四海樓」へ。大浦天主堂からすぐの好立地。
皿うどんは、長崎へきてからまだ食べていない。
でも、ちゃんぽんの方が好物だし。
そんな迷いを振り払い、どちらも注文。
お腹がはちきれそうでしたが、悔いなし。隣のテーブルの男性も2つ注文していたので、長崎ひとり旅あるある、なのかもね。
18:40
長崎出島ワーフ
バスまでの時間、長崎港まで歩いていく。ちょうど日の入り時刻ころ。海面がキラキラ輝いて眩しい港。
長崎出島ワーフには、オープンテラスのレストランがたくさん並びます。
最後にビール休憩。長崎の旅も、もうおしまい。
19:30
長崎新地バスターミナル
帰りのバスはなんと、19:30という出発時刻の早さ。でも長崎県ですものね。明日、大阪に早朝に戻るためにはこれくらい早く出発しないと間に合わないのだろう。あらためて長崎県、遠いなあ。
月曜日
06:15
大阪(なんば)到着
爆睡していると、あっというまに到着。予定時刻よりも12分早く到着。
いったん自宅へ戻ってから出社です。
本日もエクストリーム出勤。
週末弾丸・長崎旅を終えて思うこと
- 軍艦島をみてみたい!
- 本場の長崎ちゃんぽんを食べたい!
長崎観光の目的は果たせた。でも、ちゃんぽんが食べ足りない。もういちど、思案橋ラーメンのちゃんぽんを食べたいなあ。夜行バスだと時間を有効に使えたので、観光面では週末で十分楽しめました。
週末弾丸でリフレッシュ!土日だけで長崎へ行ってみよう。
この記事へのコメントはありません。