
大阪在住の会社員コムギの、
スパルタントラベラー日記。
おくのほそ道ゆかりの地めぐり。
おくのほそ道〈出羽路〉
鶴岡
おくのほそ道:鶴岡
鶴岡にて:羽黒より鶴岡城下にはいり、長山重行の家に泊まる。
掲載箇所
羽黒を立ちて、鶴が岡の城下、長山氏重行(ながやまうじじゅうこう)といふもののふの家にむかへられて、誹諧一巻あり。
左吉(さきち)もともにに送りぬ。
川舟に乗りて酒田の湊に下る。
「おくのほそ道」としては取り上げられていないけれど、この鶴岡で詠まれた句が、
めずらしや 山をいで羽の 初茄子
ここ鶴岡の名産・民田なすを取り入れた句。
おくのほそ道ゆかりの地:
鶴岡を歩く
鶴岡では、
● 日枝神社
● 長山重行宅跡
● 内川乗船地の碑
▼ 鶴岡を訪れた旅
リンクカード
JR鶴岡駅
起点はJR鶴岡駅。コムギは鶴岡のホテルに前泊していた。
歩いてめぐる
所要時間:90分程度
ふつうの住宅街です。

コムギはおくのほそ道テーマで歩きますが、藤沢周平をテーマに歩くこともできるみたい。

おくのほそ道ゆかりの地
日枝神社
日枝神社:鶴ヶ岡総鎮守三社の一つ。芭蕉句碑がある。

赤い社殿が目を惹く


なんて絵になる本殿なのだ。

赤い太鼓橋

この橋、渡ることができる。
渡ると、弁財天が祀られている。

芭蕉句碑
社の左脇に芭蕉の句碑がありました。

めずらしや 山をいで羽の 初茄子

日枝神社(下山王)
山形県鶴岡市山王町2-26
・Googleマップ
次のスポットを目指す。看板が、そこかしこにある。
「長山邸跡」のサインを見逃すな!


かわいい朝顔。

おくのほそ道ゆかりの地
長山重行宅跡
長山重行宅跡:長山重行(じゅうこう)は、庄内藩士で芭蕉の弟子の俳人。芭蕉は長山邸に3日間滞在した。
標識のおかげで、たどり着けました。


ちょっとした庭園になっていて、東屋もあります。

こちらの碑も、
めづらしや 山を出羽の 初茄子


長山邸跡(長山重行宅跡)
山形県鶴岡市山王町13
・Googleマップ
川沿いにでてきた。
おくのほそ道ゆかりの地
松尾芭蕉 内川乗船地の碑
長山邸の近く、内川・大泉橋のたもとにある船着き場。芭蕉はここから川船に乗り、内川・赤川・最上川と下り酒田に赴いた。
見逃してた。
また戻ってくる。

芭蕉は、ここから船に乗って酒田へ行った。

内川乗船地の碑
山形県鶴岡市山王町9
・Googleマップ
鶴岡特産の「丸なすび」に出会う
日枝神社のすぐの八百屋さんの軒先でみつけた。鶴岡特産の「丸なすび」だ!

小さいなあ、かわいいな。

お願いして写真を撮らせてもらった。旅の途中だし、さすがに野菜を購入するわけにはいかないのだ。
めづらしや 山を出羽の 初茄子
この丸い茄子は「民田なす」といって、庄内地方では漬物専用として今でも親しまれているとのこと。

鶴岡の街あるき
鶴岡の街や商店街は、歩いていて楽しいところでした。昭和っぽさが濃いからかな?

コーディネイトはこうでねいと!
おしゃれな洋品店が一気にダサくなるオヤジギャグのキャッチコピー。


サンロード日吉商店街を歩いて駅へ向かう。

しっかりとアーケードが続くのは、ここが雪国だからかな。

鶴岡ゆえの、鶴デザイン。

さくらんぼ柄が可愛らしい、山形銀行の巨大看板。いつまでも残っていてほしいな。

鶴岡のマンホールは、やはり鶴でした。

おしまい。
鶴岡を歩き終えて
鶴岡は、
● 住宅街のなかにある
● 鶴岡特産「丸なすび」発見
おくのほそ道ゆかりの地をたずねる旅。
まだまだ続く。
▼次の旅:酒田
リンクカード


















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