沖縄県

【中城村】中村家住宅 沖縄の古民家を学ぶ

中村家住宅

沖縄古民家、中村家住宅を見学。

訪れた時期:2022年3月

中村家住宅について

代表的な沖縄の農家の住宅

戦前の沖縄の住居兼行くの特色を全て備えている建物、とのこと。この機会に知っておこう!

受付&アクセス

中村家住宅受付

中村家住宅
入場料:500円(2022年3月)
沖縄県中頭郡北中城村大城106
Googleマップ

中村家住宅を見学

ヒンプン(顔隠し塀)

外から直接母屋を見通せないようにした役割を果たす塀。

沖縄家屋は中は開放的なのに、外からはシャットアウトされているところがいい。。

芬芬

中門

中村家住宅の中門

中庭

中庭

開放的で素敵な家屋。

中村家住宅

ウフヤ(母屋)

一番座(客間)
二番座(仏間)
三番座(居間)

繋がっていた。

ウフヤ(母屋)

三番座(居間)

三番座(居間)

神棚

神棚の位牌

位牌には、上段は男性、下段は女性の戒名。沖縄の祖先崇拝はあくまで男性家系を中心としたもの、となにかの書籍で読んだことがある。

位牌の説明

柱は、琉球王府時代に首里の氏族の家屋を移したもの。

柱

アシャギ(離れ座敷)

首里王府の役人が地方巡視に来た際に宿泊所として使用。農家がそんな対応までするものなんだ。

アシャギ(離れ座敷)

フール(豚小屋)

アーチ型の三基連結の石囲いは、豚の飼育所。

フール(豚小屋)

ヌーフヤー(家畜小屋兼納屋)

中二階の棟。1階は畜舎、2階は黒糖製造用の薪置き場。

ヌーフヤー

トゥングワ(台所)

台所

台所

吊り下げられたカゴ

火の神、ヒヌカンの拝所も。

ヒヌカン

高倉(籾倉)

屋根裏の部分に施された傾斜は「ネズミ返し」。

高倉のネズミ返し

本瓦葺きの屋根+魔除けのシーサー

フクギ(福木)

石垣のまわりにはフクギが植えられている。

フクギは、台風襲来時の防風林の役割を果たす。

おしまい。

NEXT:CAVE OKINAWA

CAVE OKINAWAへ鍾乳洞を見に行く。

 

にほんブログ村 旅行ブログ 女一人旅へ



スポンサーリンク




南の廓【中城村】中城城跡 古琉球時代の南海の古城前のページ

【うるま市】CAVE OKINAWA 気軽に探検できる鍾乳洞 次のページライトアップされた鍾乳洞 CAVE OKINAWA

ピックアップ記事

  1. 【百寺巡礼】第62番 中尊寺 “銀世界の金色堂”
  2. 【竹富島】歩いてめぐる竹富島(1)カイジ浜・コンドイビーチ・西桟橋
  3. 2時間でめぐる西郷どん関連スポット(鹿児島中央駅)
  4. 【石家荘】臨済寺 唐末の宗祖・臨済義玄が臨済宗を開いた寺
  5. 【バリ島・ウブド】寄り道が楽しい♪ウブド王宮からゴア・ガジャ遺跡まで歩いた体験記…

関連記事

  1. 果報バンタからの眺め

    沖縄県

    【宮城島】竜神風道&果報バンタ

    沖縄県うるま市・宮城島へ。約15分、ダ…

  2. ムラサキオオヤドカリ?

    沖縄県

    春の沖縄3日間の旅(久高島・津堅島・浜比嘉島)

    原付バイクでまわる沖縄3日間。琉球開闢伝説…

  3. 沖宮の扁額

    沖縄県

    【那覇市】琉球八社 沖宮(奥武山公園内)

    琉球八社 沖宮、参拝記。沖宮(おきのぐう)は、●奥…

  4. 孔子廟

    沖縄県

    【那覇市】久米・若狭 (波上宮・孔子廟・亀かめそば)

    那覇市内を歩いて観光。久米、若狭。このエリアには、かつ…

  5. お花でいっぱいの住宅

    沖縄県

    【竹富島】歩いてめぐる竹富島(3)ンブフル・ナージカー・世持御嶽・小城盛

    竹富島に泊まって、竹富島をのんびり散歩。これといったこ…

  6. シーサイドドライブインの外観

    沖縄県

    【恩納村】追憶のシーサイドドライブイン

    原付バイクでめぐる沖縄本島…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサーリンク


スポンサーリンク



カテゴリー

  1. ロシア

    ひとつひとつが小さな地下美術館・モスクワ豪華地下鉄駅をめぐろう!
  2. ブルネイ・ダルサラーム

    《ウル・トゥンブロン国立公園》 1dayツアーでジャングル・クルーズ!
  3. 南の廓

    沖縄県

    【中城村】中城城跡 古琉球時代の南海の古城
  4. 送迎バス

    ヨルダン

    ペトラ〜ワディ・ラムを公共バスで移動!チケット購入方法&乗車レポート
  5. 色の浜の小貝

    福井県

    おくのほそ道を歩く|色の浜 ますほの小貝を拾う
PAGE TOP