湖東三山・金剛輪寺の参拝記録
紅葉シーズンの金剛輪寺、混んでいた。
山上に鎮座する本堂までは、ながいながい石段の登り道。その脇には、”千体地蔵”とよばれるお地蔵さんがおられた。風が吹くとお地蔵さんがもつ風車もクルクルまわり、独特の景観。
参拝した時期
2024年12月
金剛輪寺について
基本情報
松峯山 金剛輪寺
しょうほうざん こんごうりんじ
■ 宗派:天台宗
■ 所在地:滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺873番地
■ Googleマップ
■ 公式サイト:金剛輪寺 | 滋賀県愛知郡愛荘町にある天台宗のお寺
金剛輪寺はこんなお寺
開祖:行基
奈良時代に行基によって開かれたとされる。御本尊は、行基自らが刻んだ際に木から血が流れたという「生身の観音像」。

行基菩薩坐像(唐招提寺蔵・重要文化財)
織田信長の焼き討ちに遭う
戦国時代には織田信長の焼き討ちを受ける。国宝本堂をはじめとする中心部は焼き討ちを逃れる。
国宝
本堂は国宝です。

剛輪寺の本堂(国宝)
所在地・マップ
所在地:滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874
金剛輪寺へのアクセス
歩いての湖東三山めぐり、百済寺から徒歩でやってきた。当日の朝は快晴で、たんぼ道を歩くのは気持ちよかった。
金剛輪寺
参拝記録
黒門
門に吊り下げられた、巨大な提灯。
外側は「聖観音」、内側は「金剛輪寺」。
石畳の道。
石畳に落ちた赤紅葉、絵になる。
受付
拝観料をおさめて、いざ本堂を目指す。
赤門
紅葉カメラマンが多いゾーンでした。
白門
いよいよ、ここから”千体地蔵”ゾーンに突入。杖の貸し出しもありました。
お地蔵さんは前掛けをしていて、お前には風車。
千体地蔵がならぶ参道
風が吹くと、風車がクルクル。
木の影から、お堂がみえた。帰りに立ち寄ろう。」
どこまでも、坂道が続きます。湖東三山めぐりのバスツアー客は高齢の方がほとんどでしたが、皆様元気に登られるのだろうか。
参道からそれて、お地蔵様が密集するゾーンへ寄り道。
奥には小さなお堂がありました。
石佛。
お行儀よくならんだお地蔵様。
参道へもどり、ひたすら登ります。
石畳からコンクリートの階段へ。二天門がみえた。
二天門
吊り下げられた、大草鞋。
赤字でしたためれた「金剛輪寺」の文字。
持国天と増長天が、門の左右には祀られている。
二天門をくぐって本堂へ。
手水鉢にも紅葉!風流。
本堂(国宝)
こんな山深いところに立派な本堂が!
本堂脇の紅葉がひときわ美しかった。通称「血染めの紅葉」。

剛輪寺の本堂(国宝)
鐘楼
三重塔
さらに高台へのぼって三重塔へ。
こちらも紅葉が綺麗。
宝塔
木々のあいまからみえるお堂が綺麗だな。
くだり道
せっかく登ってきたので下山するのが惜しい。
お地蔵さんに見送られながら参道を下る。
”千体地蔵”と呼ばれているけれど、実際は2千体以上はおられるとか。
地蔵堂・不動堂

地蔵堂

不動堂
白門まで戻ってきた。
名勝庭園
金剛輪寺には、美しいお庭もあります。拝観料高いなと思っていたけれど、お庭があるならばしょうがない。
水面に浮いた紅葉。
とにかく、紅葉・紅葉・紅葉!
豆の木茶屋
境内にはお茶屋さんもありました。軽食もいただける。
愛荘町歴史文化博物館
博物館に寄り道。受付のむかいくらいにあります。訪問日は、無料で入場できた。
黒門
おしまい。
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湖東三山のファイナル、
そして私の「百寺巡礼」めぐりのファイナルでもある「西明寺」へ。歩いて移動しました。
週末弾丸 滋賀県
この旅のスケジュール
太郎坊宮
湖東三山
百済寺
(百寺巡礼 第35番)
金剛輪寺
西明寺
(百寺巡礼 第34番)
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