サイクリング:
近江八幡駅から石塔寺へ
近江八幡駅から石塔寺へ、
百寺巡礼の寺「百塔寺」を目指してサイクリング。
寄り道したところは、
- 雪見山古墳(山頂にも登る)
- あかね古墳公園(久保田山古墳&天乞山古墳)
- ショッパー桜川でお造りランチ
ルート上では、いくつかの古墳と出会う。
当初の予定では太郎坊宮に寄るつもりだったけれど、まったく時間は足りず。それにしても、出発時点では古墳めぐりをすることになるとは、予想していなかったな。
自転車をレンタル@近江八幡駅
近江八幡駅下の駅リンくんでレンタル。私はラスト1台だった。外国人観光客が早朝から借りにくるらしい。危なかったわ。
シティサイクル ¥500/日
電動自転車は貸出済でした。シティサイクルでしたが、ほぼ平坦な道だったので問題なし。
近江八幡駅から石塔寺へ
ルートマップ
出発:近江八幡駅
駅近くは大渋滞だった。県道沿いを進む。
ようやく田んぼ道ゾーンに入った。サイクリングはこういう道がいいね。
川沿いの田んぼ道。
白い煙に目を取られる。焚き火中でした。
ゴツゴツとして走りにくい道もありました。タイヤがパンクしませんように。
マップを見ていると「古墳」の文字を見つけたので、寄ることにした。
雪野山歴史公園
雪野山歴史公園
住所:滋賀県東近江市中羽田町
Googleマップ
公式サイト
広い公園。誰もいない。竪穴式住居がありました。
雪野山古墳(雪野山城跡)
公園横のゲートから、いざ古墳へ。
雪野山古墳(雪野山城跡)
住所:滋賀県近江八幡市新巻町
Googleマップ
公式サイト
ゲートを入ってすぐ、古墳。
石室に入ることもできました。
なだらかだな〜
突然の山登り:
雪野山山頂へ(約30分)
古墳の先の山頂は城跡でもあり、古墳があるそう。なんだか珍しいし、片道30分程度らしいので急遽登ることにした。
山頂へは、古墳の横の道から。
30分だから余裕でしょと思いスタートしたけれど、ひたすら登り道でした。

階段地獄
まだまだ続く、階段地獄。
途中には東屋がありました。マップも置いてある。
途中の階段からの眺めがよかった。
雑木林っぽいゾーンを歩く。
看板に
看板によると、ここは松茸山でもあるらしい。
あと350m。
途中、木々のあいだから眺望があるので、なかなか楽しい。
頂上は、もうすぐ。
山頂に到着。
ここも「古墳」のはずだけれど、古墳っぽさがわからなかった。
頂上308m。
蒲生野を眺める。
特になにもないから、下ることにする。
約30分のコースなのに、休憩スポットがいくつかあり、ありがたい。
ふもとにたどり着いた。
ゲートから出る。
雪野山公園を出発
さっきまで、あそこまに居てたのよね。

雪野山
視界にはいってきた、大きな古墳。
!?
悠久の丘蒲生あかね古墳公園
なにココ。
悠久の丘蒲生あかね古墳公園
住所:滋賀県東近江市川合町
Googleマップ
公式サイト
久保田山古墳
突然あらわれた、巨大な古墳。円筒埴輪が並べられている。
草花と古墳のコラボ。めっちゃ映える。
復元古墳とのこと、整備されていて登ることができる。
ずらりと並べられた円筒埴輪。
円筒埴輪
聖域である古墳を周囲から区別する、 結界や仕切りのような役割をする
一段のぼると、さらに階段。
古墳の頂からのながめ。向かいの雨乞山古墳の全景が見えました。
天乞山古墳(あまごいやまこふん)
お隣の古墳へ。
- 1辺65mの方墳
- 滋賀県では最大規模の古墳
- 全国で4番目の規模の古墳
円筒埴輪は並べられていないシンプルな古墳。
こちらも登れます。
墳頂。
石室が推定復元されていました。
こちらからは、さきほどのぼった久保田山古墳が見える。
反対側。田んぼですね。
出発
標識に「石塔寺」の文字。あと4.1km。
しばらく、田んぼの道を走る。
ほぼノンストップで進めるし、平らな道がほとんど。軽快なサイクリング。
ショッパー桜川
通りがかったスーパーマーケットの中のイートインが人気とのことで寄り道。
ショッパー桜川
住所:滋賀県東近江市桜川西町119−1
Googleマップ
公式サイト
鮮魚店の人気ランチは終了
13:30受付終了、到着は14:10。まったく間に合っていない。
めっちゃお値打ちだし、美味しそう。。
イートインスペースは利用可能とのことなので、店内の魚売り場でお造りを買うことにした。魚屋さんに色々アドバイスをもらうけれど、「どれも全部おいしそう」ということでなかなか選べない。豪華に一尾のお造りにいくか、数種類選ぶべきか。
チヌ(クロダイ)のお造り ¥1,500
一点豪華を選んだ。ノンアルコールビールとお造りで乾杯。
食堂を掃除中の女性と話す。近江八幡駅から自転車で来たといったら、ウケた。滋賀は車文化だもんな。
百寺巡礼のお寺を巡っていて石塔寺に行くんだと話すと、
五木寛之「百寺巡礼」は知らないけれど、
司馬遼太郎「街道をいく」で「鬼室神社」は取り上げられたよ
滋賀県と朝鮮が結びつかなかったけれど、白村江の戦いで滅亡した百済の人たちに、政府が近江への移住許可を与えたらしい。
関連スポットを巡るのも楽しそう。あらたな旅テーマを見つけた。
出発
寒い。ノンアルコールビールとお刺身で、すっかり体が冷えてしまったわ。
さっきまで快晴だったのに、雲が広がってきた。
石塔寺まで、あと1.4km。
交差点名は「石塔」。お寺はもうすぐ。
田んぼも、色づいた木も、きれいだな。
蒲生野って良いところだな。
もうすぐ石塔寺・・・と思いきや、ラストは緩やかな登り坂が続く。今回一番のハードスポット。
石塔寺の駐車場入口。
ゴール:石塔寺
目的地の「石塔寺」に到着。百寺巡礼のお寺です。入口は、紅葉がめっちゃ綺麗でした。
阿育王山 石塔寺
あしょかおうざん いしどうじ
■ 宗派:天台宗
■ 所在地:滋賀県東近江市石塔町860
■ 対象外
■ Googleマップ
■ 公式サイト:石塔寺 | 滋賀県観光情報サイト
阿育王塔と石塔群
中央の一段と大きい石塔は、インドのアショーカ王伝説の石塔。アショーカ王が飛ばした仏舎利がこちらの山に飛んできた伝説があるらしい。
阿育王塔を取り囲む石塔。
石塔の物量にびっくり。
こんな山中にこんなに石塔があるなんて。
湖東三山ではないためか、石塔寺は参拝客がおらず、ゆっくり参拝できました。
移動:石塔寺~近江八幡駅へ
復路は寄り道せず。
約1時間程度で近江八幡駅まで戻ることができた。
石塔寺を出発
17時をまわったところ。
日が沈みきるうちに駅に戻らねば、危ない。
このまっすぐな田んぼ道を夕日に向かって進むのが、今日のハイライト。
行きしには見逃していた石の標識、「阿育王宝塔道」と刻まれていた。
ショッパー桜川付近の交差点を通過。
田んぼも夕日で染まってきた。
とにかく夕日が綺麗な日だった。
久保田山古墳を通過。
古墳の奥に沈む夕日。
真っ赤に色づいた山。
寄り道せずに、ひたすら、漕ぐ。
ゴール:近江八幡駅
帰りは1時間かからずに到着。
駅にて自転車を返却。
おしまい。
旅を終えて
感想:旅は”想定外”が楽しい
- 神社(太郎坊宮)に行く予定が古墳めぐりに、
- 内陸の滋賀県なのに、刺身を食べた。
でもこういう予想外が、とっても楽しい。
おしまい。
週末弾丸 滋賀県の旅
(彦根・多賀・蒲生野)
この旅のスケジュール
彦根
多賀
蒲生野(がもうの)
この旅で訪れた百寺巡礼のお寺
百塔寺
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