広島市内の都会のオアシス・
名勝庭園・縮景園。
綺麗なお庭で鯉と戯れるのが楽しかった。
縮景園について
浅野藩主の別邸の庭
茶人で知られる浅野藩家老の上田宗箇により、浅野藩主の別邸の庭として築成されたお庭。
中国の世界的な景勝地”西湖”を模してつくられたとも。
「縮景園」という名称
幕府の儒官である林羅山が2代藩主浅野光晟の依頼に応じて作った詩の序文、
海山をその地に縮め,風景をこの楼に聚む
に基づくものと言われている(広島県公式サイトより)。
なんだかロマンティック!
縮景園へのアクセス
今回は、広島市現代美術館から歩いていきました。
京橋川沿いは気持ちよい散歩道。
広島、いいとこだな。
縮景園を歩いた
縮景園
入園料:260円(2023年3月)
広島市中区上幟町2−11
Googleマップ 公式サイト
所要時間:ノンビリ歩いて約1時間ほど
冠木門(かぶきもん)
どこから廻ればよいのだろう。適当に歩き出す。
人だかりを見つけた。名所なのかもしれない!?
標本木
ここ縮景園の桜は、開花を確認する「標準木」に指定されている。
報道関係っぽい人を見かけた。まさか今日、開花日!?すごい日に来ちゃった?
後日確認したら、翌日が開花日扱いにされていた。
開花宣言1日前の桜は、こんなかんじ。
標本木以外のお花たち、綺麗に咲いているのにね。
コモで巻かれているのはソテツ。
ツツジや梅も綺麗に咲いていた。
濯纓池の周りを歩く
園の中央に掘られた濯纓池(たくえいち)の周りを歩く。
石灯籠。
香菜圃(こうさいほ)
茶畑がある!庭園に?
岡山の後楽園にも茶畑があって驚いたなあ。
名勝のなかに作物を植えるのが不思議な気がしたのでした。お庭ってそんなものなのかな。
江戸時代、藩内の有名品種が植えられていたものだそう。
悠々亭
悠々亭から逆を眺める。
池のながめながらぼーっとしていたら、鯉が寄ってきた。
縮景園は、都会のなかの公園。
通り向かいの「超然居」を眺める。丸くかりこめれたツツジが素敵。
園内は人が多いけれど、のんびりすることもできる。
白龍泉
明月亭
鯉のエサ争奪戦を観戦
鯉に餌をやる男性のもと、おびただしい数の鯉があつまってきた。
みんな巨大サイズ。
亀もやってきた。
鳩もやってきた!写真には映らなかったけれど。動きが早い。
餌の争奪戦スタート!
亀がたくましかった。
鯉の餌は入り口券売所で100円で買えます。買っておけばよかった。
超然居
橋を渡って、超然居へ。
亀が日向ぼっこしていた。
満開のヒカンザクラ(緋寒桜)
鮮やかな緋色にひかれて木の下へ。満開の「ヒカンザクラ」。
釣り鐘状の花。
桜の樹の下で女性に出会う。(ロマンティック!)
彼女は1年間で360日は、ここ縮景園を訪れているんだって。「65歳は入園無料だからね。いいでしょう?」
いいなあ。私がシニアと呼ばれる年齢に突入したとき、大阪市はいったい何を提供してくれるのだろうか。
そんなほぼ連日火曜彼女でも、このヒカンザクラの存在には初めて気づいたそう。こんなに咲いているの初めてだって。桜の開花日は1日外してしまったけれど、満開の緋寒桜が見れたから、まあいいかな。
梅は、ほぼ終わっていた
梅林ゾーンはガラガラ。ほんの少しだけ、まだ咲いていた。
縮景園を歩いて
●とても美しい。来てよかった
●三大名園に追加しても良いのでは!
●広いので1.5時間は予定しておく
●入り口で鯉の餌を買っておくべし
縮景園のあとは、
広島県立美術館へ
縮景園敷地内にある美術館へ。
ダリの大作「ヴィーナスの夢」がありましたよ。
おしまい。
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