大阪在住の会社員コムギの、
週末に行くスパルタントラベラー日記。
今回は、群馬県へ。
大阪在住のコムギには馴染みのないエリア。わくわく。
この記事は、
1日目:富岡製糸場&草津温泉編。
本日は、
● 世界遺産・富岡製糸場を見学
● 草津温泉の名湯につかる
● 湯もみショー鑑賞
● 永井食堂の絶品モツ煮でビール!
金曜日の夜:
大阪を出発、群馬県へ
高速バス(JAMJAMライナー)¥4,000
梅田プラザーモータープールー高崎駅東口 4列・トイレ付 ※J得割適用
激安にもほどがあるわ。
バスで移動。4列シートですが、トイレがついているから不満なし。
1日目(土曜日)
東京経由で高崎に向かうため、高崎に到着するのは、まだまだ先。
オニギリを食べる@高坂SA
サービスエリアでおにぎり。「かやもり農園 農家のおむすび」。あたたかいおむすびが嬉しいわ。
「しゃくし菜しぐれのおにぎり」。こんにゃくの佃煮も入っていた。謎なおにぎり。
9:50
高崎駅東口
バスは定刻より早く到着。1本早い電車に乗れそう!
移動:
高崎駅~富岡製糸場へ
上信電鉄 ¥810
高崎ー上州富岡
富岡製糸場見学は、上信電鉄往復券と入場チケットのセット割引がお得。券売機で購入可能。
富岡製糸場見学往復割引乗車券 2,200円
9:55
高崎
ロッカーに荷物を預けて、急いで上信電鉄へ。ホームの奥まで走る!
鉄道むすめは、「富岡しるく」ちゃん。
なんとか、乗れた!
10:34
上州富岡
この駅では、「お富ちゃん」がお出迎え。キャラクターの扱いに節操がないわね。
移動:
上州富岡~富岡製糸場(徒歩15分)
駅から富岡製糸場までバスがあるみたい。ですが、徒歩15分程度だし、待ってられないしで、もちろん歩くよ。
車で乗り付けて、大量に商品を車に積み込むお客さんの姿を目撃。
人気店に違いない!
検索したら、「永井食堂モツ煮 富岡売店」だった。モツ煮込みが大人気なんだて。帰りに買って帰らなくっちゃ。
製糸場への道は、昭和レトロな街並みが残っているところだった。
富岡製糸場
見学時間:約1時間20分
世界遺産に到着。
富岡製糸場
入場料 ¥1,000
群馬県富岡市富岡1-1
・Googleマップ
・世界遺産 富岡製糸場(公式)
国宝
東置繭所(ひがしおきまゆじょ)
入り口をはいると正面にみえる細長い建物。これは国宝指定されてるんだって。
繭置所の名前のとおり、2階は乾燥した繭を置く貯蔵スペース。
一直線の長い建物は、サンクトペテルブルク、ロシアの街並みを思い出すなあ。
国宝
操糸所(そうしじょ)
こちらも国宝。奥行きのある一直線の建物。
製糸機がズラリと並ぶ。
感想:掃除が大変そう。
コロナ感染拡大防止ためか、埃対策か、透明シートが被せられていて、ちょっと見にくい。
桑の生態展示
奥の庭には、製糸場らしく、解雇の葉っぱが植わっていた。
ユネスコサイドって知ってる?
世界遺産登録の光と影
観光して思ったこと。「一回みたら、気が済んだ」。
そう思う観光客は、コムギだけではないらしい。富岡製糸場への観光客数が激減しているらしいと聞いて、いろいろ調べてみた。そこで知った言葉、「ユネスコサイド」。
接尾語に「-cide」がつくと、「〜殺し」という意味になる。
suicide(自殺)
genocide(虐殺)
「ユネスコサイド」とは、「ユネスコ(による世界遺産登録)に殺される」こと意味する造語。
世界遺産に登録されて急激に観光地化することで、
既存の店がなくなり観光用の店が一気に造られ、
人の波がさると、寂れた街だけが残る。
いちど訪れただけだけれど、富岡製糸場には、その言葉がはまるのかもしれない、そう感じた。
マンホールは?
富岡製糸場入り口前のマンホールは、上毛かるたシリーズ。
「に:日本で最初の富岡製糸」だって。富岡の「と」じゃ、ないのね。
移動:
富岡製糸場駅~上州富岡(徒歩15分)
歩いて駅へもどる。
もつ煮込み購入
忘れてないよ。もつ煮込みを購入。保冷剤がいるらしいけれど、気にしないぞ。夜に宿で食べようっと。
永井食堂モツ煮 富岡売店
群馬県富岡市富岡1052
・Googleマップ
・食べログ
移動:
上州富岡〜高崎駅
これからは、第二の目的地である草津温泉へ移動。ふたたび電車で、高崎へ戻る。
上信電鉄 ¥810
上州富岡―高崎
12:39
上州富岡
なんだかおしゃれな駅だわ。
13:19
高崎
おなかが空いたあ。高崎って、一体何が名物グルメなのだろう?
駅ビルで中華の昼ごはん
時間もないので駅ビルの中華店にはいる。中華丼+水餃子を選ぶ。旅行っぽさゼロ。
華龍飯店 高崎駅ビル店
高崎モントレ 5F
群馬県高崎市八島町222
・Googleマップ
・食べログ
移動:
高崎~草津温泉へ
JR吾妻線 ¥1,170
高崎ー長野原草津
草津温泉へ。高崎から草津温泉は、なかなか遠い。長旅です。
13:55
高崎
途中で電車は、ガラガラに。
あれ、みんな、草津温泉に行かないのかい?
ウトウト寝てしまった。目が覚めたら、窓の外に絶景が。ここはどこ?
15:22
長野原草津口
長野原草津口駅では、下車する人がわらわら。みな、別の車両にいてたのね。
移動:
長野原草津口駅〜草津温泉
JRバス ¥710
長野原草津駅前ー草津温泉バスターミナル
15:27
長野原草津口
いそいで、バスに乗り換えます。電車と接続しているみたい。
15:52
草津温泉バスターミナル
大きいバスターミナル。土産物店や飲食店もありました。
宿にチェックイン
本日は、草津温泉湯畑から徒歩5分の「ドミトリーKOTODAMA」さんが宿。
草津温泉ゲストハウスKOTODAMA
群馬県吾妻郡草津町草津23-93
・Googleマップ
4名1室のドミトリー
本日は四名部屋に先客ひとりの、計2名。本日は下段ベッド。
相部屋の男性は、数日ここに泊まっていて、草津を起点に歩いて旅しているんだって。楽しそう!
散策スタート
いざ草津観光。まずは湯畑を目指そうか。
どこも人で賑わっている。
今年訪れたさまざまな温泉地とは、人気が飛び抜けている。
草津温泉湯畑
草津といえばココ!テレビでしか見たことがなかった、草津温泉のシンボル・湯畑。
草津温泉湯畑
群馬県吾妻郡草津町草津
・Googleマップ
飛び抜けた人気の理由は、この湯畑にあるのだろう。
吹き上がる湯気。すごい景観!
これは、人気が出るわ。見てて楽しいもん。
気軽に利用できる足湯も満員御礼。
草津名物”湯もみ”を見学
熱い湯をさますために板でお湯を揉む「湯もみ」を見に来ました。
熱乃湯 (湯もみショー)
¥600 (15-20分程度)
群馬県吾妻郡草津町草津414
・Googleマップ
新しく、綺麗な設備。
風情は、ない。
ガッカリ、期待はずれだった湯もみショー
あっというまに、ショーは終わった。失礼ながら、予想より迫力に欠けてガッカリ。
見せることを意識した綺麗なハコでショー化すると、魅力が激減するよねえ。
出演者の方に罪はない。
でも、15分ほどのショーで¥600は高額だ!
白旗源泉
草津温泉の6つある源泉のひとつ。源頼朝が狩りの最中に発見し、入浴したのがこちらの源泉だとか。
めっちゃ熱そう!
白旗の湯(共同浴場)
湯畑のすぐ隣にひっそりとある小屋が、共同浴場「白旗の湯」。なんと無料で入浴可能。
白旗の湯 無料
群馬県吾妻郡草津町草津112-1
・Googleマップ
あまりに近すぎるせいか、みな存在に気づかないのかしら?
足湯は大人気なのに、白旗の湯は地元の方とコムギのみ。
みんな、宿で入浴するから外湯には興味がないのかな?めっちゃ暑くていいお湯でした。
ポカポカになって外に出ると、日が暮れてきた頃。
ライトアップされる湯畑。
温泉街を歩く。造られた感はあるけれど、素敵な街並み。
西の河原公園(通過)
西の河原公園にも、足湯がありました。
壮大な足湯だわ。
ビックリ!
ここで、会社の先輩に遭遇!
大阪の会社に勤める二人が、
有馬温泉でもなく、
城崎温泉でもなく、
群馬の草津温泉で出会うなんて!
興奮しすぎて、写真撮影を失念。
盛り上がって解散し、鳥居をくぐる。
登った先にも、温泉が湧く。
これまた大きい足湯だわ。
足湯なの?
西の河原露天風呂
先輩が浸かってきたという「西の河原露天風呂」に来た。こちらは有料。
西の河原露天風呂
入湯料:¥600 ロッカー¥100
群馬県吾妻郡草津町草津521-3
・Googleマップ
巨大な露天風呂がウリだけれど、小雨がふってきてるので屋根の下で居座る。露天の意味はあまりなし。夜なので暗くてつまらないし、ここは晴天の昼間に来た方が楽しそう。
ライトアップされた湯畑
ふたたび湯畑。テーマパークみたいになってた。
草津の食べ物事情・・・食いっぱぐれる!
温泉も入ったし、さて、どうしよう?
何か食べて帰ろうかと思うも、
お持ち帰りやきとりは行列。
並ぶのはイヤだし、
行こうと思っていた店は、のう暖簾を下ろしていた。
開店していたチェーン居酒屋なんて、嫌!
あきらめた。コンビニでビールを買う。カップ麺コーナーで、愛する家系ラーメンのカップ麺を発見!なんですと!?
関東地区のコンビニでは普通に販売しているそう。うわあ、欲しい。これは関西土産に買って帰らねば。でも、忘れていた。結局、食べれずじまい。あーあ。
ホステルで夕食
ビールも買ったし、宿で食べることにした。私には、永井食堂のもつ煮込みがあるもんね!
3人前って書いてあるし、あきらかにビッグサイズ。大丈夫か?
料金と立地で選んだ今晩の宿だけれど、共用キッチン付きのドミトリーにして正解だったわ。
モツを鍋で温める。
湯煎したあと、20分弱火で煮込むんだって。
待てない私は、先にビールを始める。ビジュアルだけで瓶ビールを買ってきた。良い眺めだ。
飲食スペースが台所しかないため、キッチンで晩酌。カンパーイ。
同じ宿のかたの宴会に参加する
キッチンで出会った、同宿の方々にお誘いいただき宴会に参加。みなさんは、沢登り仲間なんだって。5名いるパーティーのうち、なんと2名がヒマラヤ登山経験者。スゴイ!人生で初めてお会いしたわ〜。
その流れで、あす、コムギも沢登りに参加することになりました。ついて行きます!
23時ころ、解散。
おやすみなさい。
2日目〈沢登り&伊香保温泉編〉に続く。
▼週末に行く群馬県1日目:
富岡製糸場&草津温泉
▼週末に行く群馬県2日目:
初めての沢登り&伊香保温泉
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