ペトラ遺跡から公共バスで移動しました。「地球の歩き方」にはバスが1日1本あると書いてあったけれど、情報が少なくとても不安に。
ペトラ遺跡からワディ・ラムへ公共バスでの移動体験記。
ペトラ遺跡からワディ・ラムまでバスで移動
お金を節約すべく、ペトラ遺跡からワディ・ラムまで公共バスで移動することにした。
ペトラ遺跡〜ワディ・ラム
ペトラ遺跡のあるエリア、ワディ・ムーサから、砂漠地帯ワディ・ラムまでの移動。
バスのチケット購入方法
バスが満席になって乗れなかったらどうしよう。チャーター車手配で大金を遣うのはヤダ!
ペトラ遺跡のホテルのフロントで、バスの切符について尋ねました。
チケットは前日予約・宿泊ホテルで購入できる
ワディ・ラムまでのバスのチケットは、宿泊ホテルで手配してもらえた。困ったときはフロントが頼れます。事前にホテルに問い合わせておけば、ギリギリまで不安にならずに済んだかも。
予約は前日から受付
理由は知りませんが、ホテル到着日に、2日後のバスの予約をしたいとお願いしたら受け付けてもらえず。予約は前日に受付るので明日にまたフロントにくるようにとのこと。忘れないようにせねばと不安になるけれど、なんとか忘れずに朝食前にフロントに依頼できた。
運賃:片道8jd(約1,280円)
どうやらこの料金は、観光客向けボッタクリらしい。でもチャーター車で行くことを考えたら問題ないわ!というか、現地向け公共バス料金が格安なのよね。
料金は,フロントで現金前払いでした。カード払い不可なのでお気をつけて。
チケットは発行されない
フロントで支払いをしましたが、チケットは発行されず。
バスに乗り込む時に、ホテルの部屋番号を伝えてくれたらOKだよ
なんだかだいぶん、アバウトだなあ。
受付たといっても「部屋番号 1名」とメモに書きつけたのみ。コムギは見ていた。ふ、不安だ。
当日のながれ
バスはホテルまでピックアップしてくれる
朝、6:00~6:15のあいだにバスがくるから、それまでにロビーに降りてきてね
なんとも楽ちんだ。
6:00
ホテルチェックアウト
朝食提供時刻はまだということで、ランチボックスが用意されていた。丸々1個はいっているリンゴとか、とっても外国らしい。
ホテルの前までバスが送迎にきてくれるので、ゆったり待てた。
6:15
ホテルにバスが到着
部屋番号を伝えてバスに乗り込みます。「今晩、どこかのキャンプに予約しているのか?」と聞かれます。どうやら、ワディ・ラムのビジターセンターについたら宿泊先に連絡してくれるみたい。
バスは満席に
バスはオンボロ、席も通路も狭いけれどみんな巨大スーツケースやバックパックやらを持ち込むから通路が塞がれている状態。
ホテルを巡回し、どんどん人が乗り込んでくるけれど、荷物で道が塞がれているからなかなか乗り込めない。スーツケースの上を歩いたり、荷物の上に荷物を重ねたり、助け合い精神が生まれます。
運賃回収
料金払っていない人、払ってね〜、運賃回収が始まります。コムギは「La Maison Hotelに泊まっていてバス料金は支払い済」と伝えた。誰が支払い済かまでキッチリ管理していない様子。なんともユルい集金システム。
同時に、ワディラムでのキャンプ予約が済んでいるかも確認される。ワディラム行きバスチケットだけで今晩のキャンプが決まっていない乗客は、このタイミングでキャンプ&4WDツアーをお願いしていました。すごい旅慣れてるなあ。尊敬です。
座席は進行方向・右側が眺望ヨシ!
ペトラからワディ・ラムまで、できるならば右側に座った方が雄大な景色が楽しめて良い。
ですが実際にはグースカ寝てしまったので、あまり関係ないかもしれない。
休憩タイムあるが満席で動けず
途中で休憩タイム、サービスエリアに停まりました。しかしスーツケースに塞がれて身動きが取れないため、前方座席の方しか動けない。みんな閉じ込められる。
お腹空いてるんじゃないか?
気にかけてくれたドライバーがみんなにパンを回してくれる。回し食べ!
驚いたけれど、焼きたてでホカホカで、とっても美味しかった!でもみんな遠慮して食べない。コムギがほとんど食べました。これから砂漠行くし腹が減っては戦はできぬ、っていうもんね。
ビジターセンターで到着。いったん降りてワディ・ラム入域料を払う
ビジターセンターがバス降り場かと思いきや、そうではなかった。
ワディ・ラム入域料を払っていない人は払ってきて、と呼ばれます。代理店申込の方はすでに含まれているようで、コムギのようなキャンプ予約組が対象だった。
ワディ・ラム入域料金:5Jd(約800円)
「みんな入域料払ったかい?じゃあ行くぞ」
チケットは購入したけれど、そのあとチケットチェックも実施されず。ゆるい国だなあ。いや、性善説に基づいているのかな?
ビジターセンターでは4WDツアー申し込めず。宿泊キャンプ開催ツアーに参加しよう
コムギは4WDツアーをビジターセンターで申し込むつもりでしたが、申し込み場所が見当たらず。入域料支払い場所とお土産物屋さん以外は開いていない。
「地球の歩き方」には書いてあったのに!いったいドコで申し込めるの?
バスの車掌さんに尋ねたところ、「君はキャンプ予約しているんだよね。キャンプのツアーに参加しなさい」との答え。あとからわかったのですが、4WDツアーはキャンプサイトに紐付きなので、ビジターセンターではなく宿泊キャンプの開催ツアーに参加せざるを得ないのでした。
事前にそんなこと知らなかったコムギ。ビジターセンターで申し込めないならば、ワディラムまできたのに4WDツアーに参加できないかも?と青くなっていたからホッとした。
ふたたびバス出発
ビジターセンターを後にして、ふたたびバスは出発。
ワディ・ラム村、自然保護区の入り口までつれていってくれます。そこで、各キャンプごとに振り分けられる仕組み。
ツアー送迎車がお出迎え
コムギの乗ってきたバスを含め、ペトラからワディ・ラムへは2台のバスが到着。
それぞれのキャンプの送迎車がたくさんいてました。
キャンプのオーナーのお迎えあり
コムギの予約したキャンプでは、「ペトラ遺跡からやってきた観光客」としては、たったひとりのお客さんだった。こんなに乗客がいるのに、ひとりなの?プライベートツアーになってしまうのか!?そんなの望んでないのにいい。ガヤガヤしていていいから格安でお願いしたい。
ツアー参加者がもうひとりいた
高額にびびっていると、ツアー宿泊客のドミニクさんが参加するとかで、二人の旅になりました。プライベート料金、70Jd(約10,700円)はまぬがれたー!
ワディ・ラム4WDツアー
2人参加。50Jd(約8,000円)
コムギのキャンプは割と高めらしい。でもとても素敵なツアーだったので、まあいいか。
4WDツアーに出発!メデタシメデタシ
前日まで手配できるか心配ではあるが格安でアクセスできる公共バス
バスのチケットは買えるのか?
現地手配にドキドキ、いざバスに乗り込むまで不安が拭えませんでしたが、なんとかワディラムまで公共バスでたどり着くことができた。
アクセスは、事前に知っておけば安心ですね。
公共バスで行くのはキツそうだな、と思えば、チャーター車で行くというテもあります。高いけど。
これを読んだあなたは、ぜひ、ペトラからワディラムまで、公共バスでの移動に挑戦してくださいね。
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