ユダヤ教の聖地、エルサレム旧市街にある「嘆きの壁」。世界に離散してしまったユダヤ教とがエルサレムの地を目指すのは、ここ「嘆きの壁」が象徴するかつてのエルサレムの神殿のあるこの地に王国を建設することが悲願であるから。ユダヤ教徒が壁に向かって祈りを捧げる姿に、信仰の篤さを感じます。ユダヤ教徒の信仰に触れる、エルサレム観光のハイライトです。
「嘆きの壁」について
ユダヤ教の聖地
ソロモン王の時代に、この地に建っていた神殿。その後はローマ軍に滅ぼされ、跡地にはウマイヤ王朝が岩のドームを建設。唯一残っているのがこの壁の一部分、それが「嘆きの壁」。ユダヤ教徒の聖地、信仰対象となっています。
エルサレム神殿に思いを馳せ、祈りを捧げる。その時に壁を触るため、壁の下部が黒ずんでいるのだとか。
シャバット期間中は「嘆きの壁」への入場不可!
シャバット中は観光不可です。
労働が禁じられている安息日「シャバット」は、観光客の入場は禁止される。シャバットは金曜日の夕方から土曜日の夕方まで。金曜日でも夕刻までは大丈夫です。コムギは金曜日の午前と午後14時頃の2度訪れましたが、その時間帯は入場できました。
嘆きの壁の入場不可:金曜日の夕方〜土曜日の夕方頃
エルサレム観光のハイライトである「嘆きの壁」。入場不可時間帯を避けることを優先してスケジュールを組んでくださいね!
位置:ユダヤ人地区にある
保安検査あり
エルサレム旧市街というデリケートなエリアでもあり、宗教の聖地であり、厳戒態勢なのは当然のこと。エリア内に入るときは保安検査があります。
無料トイレもある
無料トイレもあります。個室数もたくさん、トイレットペーパーも完備。そして清潔に保たれていました。
嘆きの壁は男女別
壁は男女別に区切られています。異教徒でも壁に近づいても大丈夫!女性はスカーフ、男性はキッパ(小さい帽子)をつけて壁に近づくこと。
”超正統派”のユダヤ教徒男性
エルサレムの街でつい目が惹かれるスタイルの男性は、”超正統派”のユダヤ教徒男性。黒い帽子と黒いコート、独特のヘアスタイル。
こんなスタイルの少年たちもみかけました。
お祈りスペースは男女別
壁の真ん中で塀で区切られています。
男性スペース
女性スペース
女性側の壁は、大混雑でした。
お祈りスタイル
壁にむかって聖書をよみながら、祈りを捧げます。ものすごく壁に近づいて。
神へのメッセージを壁の隙間に詰め込む
壁の隙間には、たくさんのメモが詰め込まれていた。
これは神へのメッセージを書いた紙を詰め込んでいるのだとか。願いことを聞き届けてくれるんだとか?ユダヤ教の戒律って「神に期待してはいけない」「神を試してはいけない」という旧約聖書のエピソードが頭をかすめたのだけれど、違ったけ。
祈りを捧げるユダヤ教徒の方々が絶えることはなかった。
「嘆きの壁」はエルサレム旧市街観光のハイライト
世界に離散してしまったユダヤ教徒たちの聖地、嘆きの壁。コムギははじめて、ユダヤ教徒の方が祈りを捧げる姿を目にしました。はじめて目にする礼拝の姿。ここエルサレム旧市街はユダヤ教の聖地、「嘆きの壁」はイスラエル旅行のハイライトです。マナーに気をつけて、ユダヤ教徒の信仰の篤さを、体感しに行こう。シャバット期間は入場不可能ですので、ご注意くださいね。
こちらの記事も読まれています
この記事へのコメントはありません。