アテネからメテオラのあるカランバカまでは、ギリシャ国鉄鉄道で行きました!
事前情報で聞いていたとおり、鉄道は遅延・・・しかも2時間!
ちなみに帰りは1時間遅延しました。
それさえ受け入れることができるならば、車両はとても清潔で、とっても快適でした。
メテオラへ行くのならば、日帰りではなくカランバカで1泊するプランにし、遅延覚悟でギリシャ鉄道に乗るれば問題ナシ。
目次
・メテオラへのアクセス、鉄道がおすすめな理由
1.鉄道の運賃はバスより断然安い
2.1日1便、直通列車がある
3.鉄道のほうがバスより疲れない
・切符は日本で購入済
・一等車両はかなり快適だった
・メテオラへの移動は鉄道がオススメ!
※ただし到着遅延に注意
メテオラへのアクセス、バスより鉄道がおすすめな理由
メテオラのあるカランバカの街までアクセスするには、鉄道かバスで行くことになる。
ですが、コムギは以下の理由からバスではなく鉄道を選択しました。
バスより鉄道がオススメの理由
- 鉄道の運賃はバスより断然安い
- 1日1便、直通列車がある
- 鉄道のほうがバスより疲れない
鉄道の運賃はバスより断然安い
バス
片道 30.8ユーロ+2.6ユーロ=33.4ユーロ
往復割引等は知りません。。乗っていないから!
それに対し鉄道は、
鉄道
往復34.8ユーロ(1等車両、事前割引適用)
単純計算で片道17.4ユーロ
鉄道はバスの運賃のほぼ半額ですね。
1日1便、直通列車がある
そして、アテネからカランバカまでの直通バスはありません。必ずどこかの街で乗り換えることになる。
ですが、アテネ中央駅からカランバカ駅までの直通列車があるのです!1日1本ですが。
- 乗り換えがなく直通でカランバカまで行ける
- 始発〜終点なので降りる間違いがない
異国の地で列車移動するストレスはずいぶんと軽減されますよね!
鉄道のほうがバスより疲れない
と書きつつも、バスならグーグー寝たりで大して疲れない頑丈なコムギです。
ですが!それでもやっぱりバスより鉄道の方がラク。
車両内を歩いたり、体を動かすこともできるし、デッキを散歩したりできるもんね。
バスよりも自由に移動できる鉄道は疲れにくいと感じる方は多いのではないかな?
約5時間の乗車時間。より疲れにくい鉄道がオススメ!
切符は日本で購入可能
代理店にお願いせずとも、ギリシャ国鉄Webサイトより購入可能です。
当日は切符を手にして電車に乗り込むだけでOK
チケットは日本で購入可能
ギリシャ国鉄サイトよりEnglish表示で簡単に買えます。
当日は、アテネ中央駅に行くだけでOK!
日本で買っていくと、現地調達のストレスから解放されますね♪
売り切れると困るため、ギリシャ行きが決まってから即、カレンダーにリマインダー登録し、乗りたい日の90日前に購入しましたよ♪
一等車両はかなり快適だった
コムギは1等車にしました。
1等車と言っても片道17.4ユーロ(約2,200円)、約5時間の移動を考えると、さほど高くないのでは?
一等車両はこんなようす
内廊下となっていて、コンパートメントが数室あります。廊下にも大きな窓が付いていて、車窓が楽しめる。
コンパートメントは、透明ガラスの引き戸で区切られている。
でも、透明だから閉塞感もナシ。
知らない人と同室になっても、透明だとなんだか安心ですよね。
ゆったり広いシート
かなり幅もあるシート。しかもこれ、すこし倒れた。驚き。
6人1室だとこんな感じ。
体格の良いカナダ人男性でも問題なく座れていました。前の座席の人とも足がぶつかるようなことはなかった。
スペースは十分!
上部の荷物棚にはトランクも置ける
ゆったり奥行きのある荷物棚には、大きめトランクお置けちゃいます。
巨大トランクは、専用トランクルームがありました。車掌さんにお願いしたら置かせてもらえると思う。
トイレも清潔
1等車両には、専用トイレがついていました。
列車にあるトイレの割にはじゅうぶん清潔。海外の鉄道には珍しく、トイレットペーパーもありました。
食堂車がある
憧れの〜〜〜!食堂車があります。
これは車両のランク関わらずに利用OK。
ビールも買える!
食堂車とはいえ、スナックやドリンクなどの売店。
値段はさほど割高ではなかった。500mlの1缶、3ユーロ(390円)。
キッズ用プレイルームあり
なんだ、この部屋は??と思っていたら、
1等車両にはキッズ用のプレイルームがありました。
電車に乗りながら遊べるなんて!?キッズの夢だわ〜〜
それにしても、6人用コンパートメント1室くらいのサイズはゆうにあるこのキッズルーム。利用する乗客がいるかなんてわからないのに、6人分の運賃を捨てて設置するなんて、ギリシャって子供に優しい国なのね。
なにより・・・車窓を眺めるのが楽しい
まあ、これはバスも同じなのかもしれませんが。
カランバカ到着数分前、あるとき突然にメテオラの奇岩群が視界に入ってきた。
そう、突然に!
突然に、メテオラの奇岩群が現れた。5時間乗車で、ラスト数分でコンナノ(メテオラ)が現れるとびっくりするよね。
昔の人はさぞ驚いたことだろう・・・!
メテオラへの移動は鉄道がオススメ!
鉄道への移動、「移動手段」としてだけではなく、景色も楽しめるし清潔でリラックスもできるし、ストレスフリーで楽しめるのでかなりオススメ。
ですが、ここでデメリットも。
”到着時刻”の記載する意味あるんか?
鉄道は遅延がデフォルト
往路は2時間、復路は1時間遅延しました。。。他の方のレビューを見ても遅延が通常運転みたい。
日帰りメテオラ観光予定の方は涙目。。観光時間がそのぶん減りますもんね。
「移動手段」として考えるならば、バスの方が時間は正確かもしれません。
ですが、異国の地での鉄道旅は、何事にも代えがたい素敵な経験になります。
メテオラは1泊2日すればいいですね。
→メテオラへ行くならば1泊すべき!日帰り観光がもったいない理由
鉄道の問題点踏まえて対策すればOK!メテオラへのアクセスはやっぱり鉄道がおすすめ!
こちらの記事も読まれています
この記事へのコメントはありません。