ギリシャ

表彰台に登ろう!第1回近代オリンピック会場”パナティナイコ・スタジアム”

 パナティナイコ・スタジアムの全景

アテネ観光でイチ押ししたいのが、第1回近代オリンピックの会場となった競技場、パナティナイコ・スタジアム。

2004年開催のアテネオリンピックのマラソンのゴールにもなりました。

ただの競技場ではありません!

設計の総大理石でできた観覧席は圧巻だし、シンメトリーの設計が美しい競技場。

そして、表彰台でも写真が撮れますよ。

アテネ共通チケットには含まれていないのですが、別料金を払ってでも絶対行くべき!アテネ観光必訪スポットです。

目次
・パナティナイコ・スタジアムとは?
・アクセス&売店情報
・入場料:5ユーロが必要
・圧倒される!スタジアムの魅力を解析
・スタジアムで絶対やりたいこと
・別料金でも必ず行くべき!

パナティナイコ・スタジアムとは?

第1回近代オリンピック会場

パナティナイコ・スタジアムの石像

パナティナイコ・スタジアムは、第1回近代オリンピック会場が開かれた、伝統ある競技場。

紀元前から競技場として存在していたけれど、そのときは観覧席はなかったそう。観客は土手の斜面に立っていたとか。

観覧席は驚きの”総大理石”

お金持ちの邸宅あるある”大理石”。

コムギは大理石をお金持ちの家のバロメーターにしてしまいます。どう?

このスタジアムの観覧席、なんと座席はすべて大理石でできている!

パナティナイコ・スタジアムの大理石の座席

ぜーんぶ、大理石!

大理石でできた座席

吹きざらしだから確かに汚れたりいたんではいるけれど、この白くて美しい石は、たしかに大理石だわ〜!

大富豪の援助による復刻版

現在のこの競技場。

第1回のオリンピックが開かれる前に、大富豪の援助を受けて、古代の競技場に近い形に復元されたものらしい。

パナティナイコ・スタジアム

大富豪、スケールが違うね。

世界のお金持ちにはトンデモナイ人がいるものだ。

アクセス&売店情報

アテネの遺跡の集まる市街からは少し離れている。

とはいっても、徒歩圏内。

オリンピエイオンとのセット観光がおすすめ

共通チケットで入場できる[オリンピエイオン/ゼウス神殿]と近い。

ゼウス神殿

どちらも市街からは少し離れているので、このふたつを組み合わせての鑑賞がおすすめ。

売店情報

市街から少し歩くスタジアムですが、スタジアム前には売店があった。そこでドリンクも買えます。

ただし、値段設定が高い

8月のアテネは暑い。

水500mlなんてすぐ飲み干しちゃいます。

アテネ市街ではどこでも冷たい水が買えます。

だいたい500mlペットボトルで0.5ユーロでした。

ですが、ここスタジアム前の唯一の売店は市価の3倍以上の高さだった!ぐぬぬ・・・

売店の水が高くて少額といえど腹立たしい

パナティナイコ・スタジアムの売店

この売店には500mlサイズの取り扱いはなく、少し大きめの0.8リットルサイズ、2ユーロしかなかった

売店で販売されている水

さすがに0.8リットルは飲み干せないぞ(怒)

すぐぬるくなるから、こんなに大きい水買いたくないのに〜!!

すごく腹が立った。他の売店では大量に500mlが置いてあるのにさ。

ちょっと離れたところにあるからかしら。。

ギリシャ旅にきて不快なことはほとんどなかったけれど、唯一腹が立ったのが、この水のこと。

日本の価格にすると280円程度だし、振り返るとコムギがイライラしすぎですね。

外から眺めたパナティナイコ・スタジアム

水も買ったし、いよいよ中へ!

と思ったら、止められた。???

入場料:5ユーロが必要

スタジアムは共通チケット対象外

パナティナイコ・スタジアムの案内図

いよいよ着いた♪が、門前払をくらいます。

ちゃんと見ていなかったのですが、ここスタジアムでは「共通チケット」が使えなかった。

当然、対象であるばかり思っていたのにー。

共通チケット

アテネの遺跡をお得に巡ることができる、共通チケット。

弾丸アテネ観光!共通チケットを買うべき理由とアテネ遺跡おすすめランキング

ですが、このスタジアムは共通チケット対象外。別料金が必要でした。

なぜなのか?人気だからか?だとすると、せこいな・・・

チケット売り場

パナティナイコ・スタジアムのチケット売り場

掘っ立て小屋みたいなチケット売り場。

入場料金は5ユーロ

スタジアムの入場料金は5ユーロ。

パナティナイコ・スタジアムの入場券

5ユーロって、約700円。わりと高いですね。

入口でチケットチェックあり

パナティナイコ・スタジアムのチケットチェック

チケットチェックの男性にチケットを見せて入場。

旗が風ではためく。オリンピックの旗も!

五輪の旗が10本

わああ〜!いっきにテンションがあがります。

圧倒される!スタジアムの魅力を解析

スタジアムは競技場。

”スポーツするトラックとその観覧席”とシンプル。

青空の下のパナティナイコ・スタジアム

それなのに、圧倒される美しさがここにはあった。

なぜなのか?

シンメトリーで美しい設計

いろいろな角度から、写真と撮りたくなる、その美しい設計。

限りなくシンプルなのになぜにこんなにも美しいのかしら。

シンメトリーが美しいパナティナイコ・スタジアム

すり鉢状の観覧席。シンメトリーで整っている。

傾斜は急。

傾斜が高い観覧席

乱れなく、余計な草食もなく。

企業広告とか、案内板とか、非常用のサインとか含め、”商業的”だったり”実用性に欠ける”ところはもちろん理由のひとつ。

美しい造形の観覧席

ギリシャらしく石像あり

トラックのコーナーにある石像。

トラックコーナーに設置された石像

よく考えたら唐突。

ですが、このスタジアムだと違和感ナシ!

スタジアム全景

なにもなく、ただただ大理石。

ギリシャの青い空と大理石の白が美しいわ。

オリンピック開催の誇りを感じる

トラックは遠くから見ると、オリンピックの五輪マークが施されている。

競技場に刻まれた五輪マーク

2020年、東京開催予定のオリンピックは第32回。

ここ第1回から32回目なのですね。

さほどオリンピックには興味がないけれど、それでも、その歴史には胸が熱くなる。

オリンピックの旗10本

遠くにはアクロポリスも見える

スタジアムから、アクロポリスも見える。

パナティナイコ・スタジアムから見えるアクロポリスの丘

パルテノン神殿から見下ろされているような、見守られているような?

ギリシャにいると、”ギリシャ神話の神々”は確かに存在していたのかも?ふとしたとき、そんな気になることも。

スタジアムで絶対やりたいこと

そのデザインと大理石の美しさに圧倒されるのもいいですが、

せっかくなのでスタジアムらしさを徹底的に満喫するのも楽しい。

競技場として楽しもう!

表彰台に登りたい!

登れる表彰台があった

オリンピックの表彰台

絶好の撮影スポットになっていましたよ♪

金メダル写真を撮影する男性たち

金メダル写真を撮影しあいっこ

トラックを走りたい!

トラックを走る男性

トラックは整備されていて、入場者は走ることができます。

トラックで短距離走をする男性たち

本気で走っている若者たち。

コムギもザックを置いて、すこしトラックを走ってみた。

トラックを走る女性たち

けれど、さっきハッピーアワーで飲んだビールがきいて、50mくらいでストップ。

このスタジアムは円形ではなく楕円型で、直線距離が長い。

それに、トラックも狭いし観覧席とも近い。

競技場で運動する男性たち

大歓声を受けながらこのスタジアムでゴールするのは、とっても気持ちがいいだろうな!

別料金でも必ず行くべき!

パナティナイコ・スタジアムの美しいフォルム

想像以上に楽しめます

たんなる競技場だろう〜!と想像しているより、はるかにに楽しめる”パナティナイコ・スタジアム”!

表彰台に登って、トラックを走って、オリンピックの歴史に想いを馳せてみませんか?

共通チケット対象除外のため別料金が必要だけれど、それでも絶対行くべき!おすすめアテネ観光スポットです。

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