バングラデシュ

旅人度100%!船がひしめくショドルガット&旧市街オールドダッカ散策がおすすめ

船がひしめくショドルガット

バングラデシュの首都・ダッカに滞在。ダッカの旧市街であるオールドダッカを散策しました。

オールドダッカはバングラデシュ観光のメインでもありますが、「世界遺産」や「食べるべき美食」とかはまったくアリマセン。でも、日本で暮らしている私たちには強烈なインパクトのあるところ。新市街でもじゅうぶん衝撃ですが、ここ旧市街はさらなる異国です。旅人になれます。ぜひ行ってみてほしい!

オールド・ダッカはどんなところ?

バングラデシュの首都ダッカの旧市街、オールド・ダッカ。なにができるのか?

レストランなし、ホテルなし

オールド・ダッカには、ある程度のクオリティを保ったホテルやレストランはない
オールドダッカ散策を旅のメインとするならば、ホテルはリキシャで20分程度のモティジール地区がおすすめ

オールドダッカへのアクセスは?

オールドダッカでは宿泊できないので、乗り物で移動。

モティジールエリアからはGoogleマップでは徒歩30分らしいけれど、なんせ混雑で前に進めない。

なので根性出して徒歩で移動せず、リキシャでいくのがいいと思う

リキシャが通る馬車

CNGも走っているけれど、リキシャの方が断然面白い。狭くて異国の旧市街を疾走するのはなかなかスリルもある。

そして、時間があるならば、馬車に乗るのもオススメです。

馬車に乗ってみよう

馬車

シャダルガット(船着場)まで馬車が走る

オールド・ダッカエリアに、通りからシャダルガット(船着場)まで、馬車が運行しています。

観光地にある馬車とは、また違います。
ゆるーくパッパカ歩くのではなく、わりと疾走します。

馬車からの風景

道路の中でいちばん堂々と走る馬車

CNG,リキシャ、バス、いろいろな乗り物が走るバングラデシュの街。馬車も車道を走ります。そのなかでも馬車がいちばん存在感がある気がする。

馬車の運賃は?

運賃は片道20Tkでした。
料金は20Tk(約26円)。ガイドブックどおり。いくら?と聞いたら100Tk!と吹っかけられたけれど、帰りはしれっと20Tk渡したら問題なかった。

馬車と御者

馬車はどれくらいの頻度で発車する?

もちろん時刻表なんてものはありません。明確な時刻は定められていないようだけれど、だいたい満席になれば発車みたい。いちばん乗りで乗ったため、満席になるまで15分くらい待たされた。

馬車の特等席

馬車の特等席は御者の後ろ

特等席!御者の後ろを狙え

カゴ部分に乗り込もうとしたところ、
前の席においでよ!こっちのほうがイケてるよ!
御者の後ろの特等席に誘われました。そこ、乗っていいんだ!?

ガードもないし、気を抜いたら荷物落ちたり転げ落ちたりするかも!?
馬車の振動がダイレクトにくるし、気が抜けないわ〜。

でも見晴らしも良いし、とても楽しいぞ!

サダルガットの交差点

サダルガットの馬車降り場

停留所なんてものはない

そして停留所もなかった。だいたい停まる位置は決まっているよう。でも馬車は目立つのですぐわかる。

オールドダッカへ行くならば、馬車にも乗ってみるのがオススメです!

船着場・ショドル・ガット

オールドダッカ随一の見どころ・船着場であるショドル・ガットへやってきた。

ショドル・ガットへの道

港のまえは大混雑

リキシャで行きましたが、まったく動きません!途中下車して歩く。それにしてもバングラデシュはどこへ行っても大混雑だわ。

入港料が必要

船を眺めるだけでも入港料は必要。本によると入港料は5Tk(約7円)。

切符売り場を探しているときに声をかけてくれた係員の人が、なぜかタダで入れてくれた。なぜなのか?でもありがとう。
結局、切符売り場はどこだかわからなかった。

ショドル・ガットの船着場

船着場まで大混雑!

ギュウギュウに船が停まるショダル・ガット。この中型サイズで、おたがいぶつからないのかしら。

ダッカから各地へ結ぶ線が発着するそう。

ショドル・ガットの川に浮かぶボート

渡し舟で対岸まで移動できる

現在は、橋もできたため、渡し舟の意義は薄れてしまったそう。
といえど、まだまだ人々の足として利用されている。

ボートと船頭たち

船に乗ってみたいけれどパスした

外国人のコムギを見つけた船頭さんたちは大興奮!乗って行きなヨ〜〜!と手を振ってくれるけれど、遊覧船はパスしました。

ガイドブックによると「遊覧は、ぼったくられる可能性が高い。そして水の上だから逃げることができない。強盗に豹変する船頭もいる。一人で乗るのは絶対にやめておけ」と書かれていた。確かに。水上だし、いざとなったら逃げることができないもんな。

それになによりも、こんなペラペラの船で、落ちたら悲惨すぎる!

汚い川

サダルガッドの河は本当に汚い

この色、コールタールの色ですよっ!決してキラキラ輝いているのではありません。

ゴミはもちろん、工場汚水やら生活排水なども垂れ流しらしい。

こんなところに、転覆したら悲惨すぎる〜〜!シャレにならん!

ショドル・ガットの川のボート

でも、やっぱり忘れられない光景

決して美しいわけではない。おおくのゴミと環境汚染や貧困を連想せずにはいられない光景、ショダル・ガット。

ダッカに来たからには絶対に見ておかねばならないものだと思う。

ピンクパレス(アーシャン・モンジール)

ピンク色のアーシャン・モンジール

オールド・ダッカエリアにある博物館。金曜日に訪問したら、開館は15:00からということで、まだ1時間あるし、待つところもないので入場は諦めた。蛍光ピンクみたいな派手なピンク。

同僚に話したらハワイにもピンクパレスあるよ!」とのこと。

ハワイのピンクパレス

”ハワイのピンクパレス” ロイヤルハワイアン

似てるけど、なんだか違うぞ。天候と環境のせい?

  • 曇天 × 観光客の来ないダッカ
  • 晴天 × 大人気リゾート地・ハワイ

対極にあるふたつのピンクパレス。なんだか少し切ない気持ちになった。

青果市場

サダルガットのほどちかくに、青果市場がありました。

いろいろなフルーツが目白押し!みんな働き者!

バナナを運ぶ男性

重いものはアタマに乗せて運ぶ

大きいカゴに目一杯つんだバナナ。このスタイルでフルーツを運ぶ男性をよく見かけた。
腰も痛めないし、理にかなっているのかもしれない。

ジャックフルーツを販売する男性

巨大ドリアン!?じゃなくてジャックフルーツ

巨大ドリアンかと思ったら違った。たしかに匂いはしなかった。こんなに巨大なのに木に成るなんて不思議。どんな巨大な木なのかしら。そして熟して落下してきたら即死は免れないであろう。

俵型のスイカを運ぶ男性

バングラデシュのスイカは俵型

球体の日本のスイカと違って、バングラデシュのスイカは巨大で俵型。

スイカの競り

セリも行われているみたい

スイカを囲んで人だかり。セリが行われているようです。仕切っている老人がいる。外国人のコムギにも騒がず、みんな真剣だ。

旧市街・オールドダッカ

オールドダッカの街

オールドダッカはダッカ発祥の地、旧市街。

ムガル帝国時代に発展した街。古いビルがところ狭しとひしめいている。

チョト・カトラ

チョト・カトラ

ムガル帝国時代のキャラバンサライ(隊商宿)の跡、チョト・カトラ。現在は周囲の建物と一体化している。レンガの部分がムガル時代の1644年のものらしい。400年以上も前。

チャーを嗜む男性

チャー(お茶)を嗜む男性たち

路地には露店がたくさんある。お茶休憩中の男性たち。キミもここに座って1杯飲んで行きなさい、と声をかけられるけれど、なんせお腹壊すのが怖いので遠慮した。

オールドダッカの街

別に何もない。

今日は金曜日でバングラデシュの休日。

いつもはもっと混んでいるらしい。

オールドダッカの交差点

小さい寺院がいくつもある

どこからかコーランも聞こえてきます。

オールドダッカの路地

細い路地もいっぱい

googleマップなしには歩けません!

路地に積まれたゴミの山

ショダルガット近く、開けてきたところ。

道が広くなるとゴミも増えてきたように感じる。

路地に馬車が通る

細い道でリキシャがいちばん便利。ものすごいスピードだけれど。

バングラデシュの都会・モティジールから30分程度なのに、トリップ感がすごいです。

オールド・ダッカ、異国情緒満点でおすすめ!

バングラデシュらしさが未だに残る、旧市街“オールドダッカ”。
見通しが悪い通りを歩いていると、迷い込んだ気分になる。

バングラデシュで何をしてきたの?と聞かれたら

「ただ歩いただけ」。
とくに何かあるわけではないオールド・ダッカ。
喧騒や人混みはそのままに古い町並みを残したオールド・ダッカの醍醐味は、歩くことそのものだから。

オールドダッカの街

体力と相談しつつ、散策を楽しんで。

わりと安全に、ああ、わたし、旅人だわ〜!と浸れますよ。

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