バングラデシュ

バングラデシュの交通事情。何に乗って移動する?

ダッカの街を走るリキシャ

首都ダッカはインフラ未整備、地下鉄もトラムもないし、道路はいつでも大渋滞!そんななか何で移動する?どんなときにどんな乗り物で?料金はいくら?

移動する手段というより、むしろ乗ること自体がエンターテイメント!?

首都ダッカの乗り物事情をご紹介。

ダッカは常に大渋滞&大混雑

大渋滞のダッカ

バングラデシュはインフラ未整備。

首都ダッカといえど、地下鉄やトラムは一切走っていないのはもちろんのこと、

信号すらありません!

ダッカの街は大渋滞

慢性的な大渋滞

日本やヨーロッパの感覚で旅のスケジュールを組んでいたら、ほぼ失敗するでしょう。
つねに大混雑、大渋滞。
日中のクルマ移動だと、すぐそこの距離もかなり時間がかかるみたい。

乗り物事情をあらかじめ理解しておこう。

ダッカの乗り物事情

地下鉄もトラムもない。

ダッカでの移動手段はこちら。

目次
1.鉄道
2.タクシー
3.リキシャ
4.CNG
5.馬車

鉄道

バングラデシュの鉄道

鉄道の運賃

普通列車・往復20Tk(約26円)

普通列車は本数が少ないので移動に適さない

鉄道は専用線路がある=渋滞と無縁
と思いがち。
確かにその認識は正しいのですが、バングラデシュの列車はびっくりするほど本数が少ないのです。

普通列車(各駅停車)は1時間に1本も来ません。そして大渋滞。

特急・インターシティは快適で本数もあるけれど、首都ダッカと空港まではノンストップ。
降りたい駅は通過されてしまう。

観光時の移動手段としては使えないかも。

鉄道はアトラクションと心得よ

でも景色もよいし、何にも代え難い経験ができるバングラデシュの鉄道。移動手段と考えず、「乗ることを目的」としたアトラクションとして組み入れることをおすすめします。

けっして、マップを見て「渋滞がひどいから鉄道で行けばいいか」と安易にプランニングしないこと!

タクシー

タクシーは見かけなかった

タクシーは一応あるらしいが、流しのタクシーは全く見かけなかった!どうしてもタクシーで行きたい場合はホテルのフロントでお願いするのが賢明かも。

タクシー料金はメーター制

メーター制らしいのですが、ダッカは日中かなりの大渋滞。個人的には、どんどん上がっていくメーターが恐ろしそう。

リキシャ

ずらっと並んだリキシャ

リキシャ=人力車

庶民の足、リキシャ。日本の人力車が語源。ネーミングどおり、人力で走る。三輪車に座席がついたもの。座席には雨よけのシェードもついていたりする。

実際に、いちばんよく利用したのが、このリキシャ。車が通れないところもドンドン進めるし、捕まえるのに困らない。

笑顔で手を振るリキシャワラ

リキシャの運転手・リキシャワラ

リキシャの漕ぎ手(運転手!?)はリキシャワラと呼ばれます。

なんせ人力のリキシャ。初めて乗るときは「太っていてスイマセンね」と、重くて申し訳ない気持ちになりました。けれどこのリキシャワラのパワーはすごい。青年男性2人乗せてることは普通で、巨大な荷物を運んでいたりもします。きっとコムギなんてたいしたことないはず!

リキシャワラの男性

リキシャの運賃はすべて交渉制

旅人を悩ませる、料金の交渉制度。

  • 乗車前に交渉しておくこと
  • ホテルの方に運賃の目安を聞いておく

支払い時、交渉していたにもかかわらず「え?足りないよ?」と首かしげられる動作をされました。
そんなときも、決めておいた運賃を渡して「バーイ」と笑顔で立ち去れば大丈夫!

コムギはモティジール地区のスタジアム近くのホテルに泊まっていましたが、スタジアムからダッカ中央駅まで、サガルガットまで、ともに50Tk(約65円)で行ってもらいましたよ。

バス

バス

行き先も料金も全く不明

バスはたくさん見かける。停留所は見かけないけれど、たくさんの人が待っていたり、バスに乗り込んでいくスポットがたまにあるので、それが停留所なんだろう。

2階建てバス

2階建てバスも走っているよ

車体にはバスの行き先も書いていない

どこ行きか?ちっともわかりません。

ただバスには扉のところに車掌さんが乗っていて、大声で叫んでいるのでおそらく行き先を告げているんだと思う。

バスに乗りこむ人々

バスは停まらない!速度を落としたら飛び乗れ

停留所もないけれど、乗客がいても停まらないバス。速度をおとすので、乗客はみんな飛び乗ります。

CNG(シーエヌジー)

緑色のCNG

天然ガス自動車・CNG

タクシーにかわってよく見かけるのが、緑色の三輪自動車・CNG。天然ガスでは走る自動車CNGですが、そのままシーエヌジーと呼ばれています。

料金は交渉制

メーターもついていますが、交渉制。
メーターの不使用は法律で禁止されているため一応作動はさせているのですが、実際は交渉制。

CNGと運転手

金網がついており、外側から開けることができない

荷物を持っていても鍵がかかるので安心。ただ金網はついているものの扉が完全に閉まらないのでもちろん冷房はありません!暑い時はつらそうだ。

CNGの後部座席

CNGの乗ってみました。大人が2名くらいかな。

うしろにはスーツケースも載せることができる。

馬車

ダッカ市内を走る馬車

ダッカには馬車もある。

オールドダッカのグリスタン〜ショドルガッド間は、路線バスならぬ路線馬車があります。バスやリキシャの間に堂々と走っています。

料金は片道20Tk

2018年5月、片道20Tk(約26円)でした。
いくら?ときくと100Tkとふっかけられました。他の人が20Tk払っているのを確認し、もうもう冗談でしょ〜!と20Tk渡して立ち去りました。

馬車の上から見下ろす馬

馬車は御者の後ろに乗せてもらった。高い視点で眺めるダッカの渋滞。

馬車は結構揺れるので落ちないか?少し心配になる。荷物に気をつけて。

バングラデシュの交通事情を知っておこう

バングラデシュの移動手段、いくつかありますが、旅行者が実際使えるのは、

  • リキシャ
  • CNG

がメインとなりますね。

どちらも料金は交渉が必要!
外国人はとにかく吹っかけられるし、交渉しても現地価格までは下がらないのはしょうがないかもしれません。

ダッカは狭い街ですが、渋滞や人の多さで徒歩だと思っているより歩けない。交渉は面倒だけれどリキシャやCNGを使いこなして楽しいバングラデシュ旅を!

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