
イフガオ族の方々と記念撮影OK
バナウェ・ビューポイント
ライステラスのビュー・ポイントへ、
自己手配で行ってきた。
歩いて移動すると、いろいろな角度から世界遺産の棚田を見ることができて楽しい。
- 往路(上り):トライシクル ₱150
- 復路(下り):徒歩
こちらを訪れた旅
旅した時期:2025年5月(GW)
バナウェ・ビューポイント
アクセス
「バナウェ・ビュー・ポイント」から見える棚田は世界遺産指定はされていませんが、車道からすぐ見ることができるのでアクセスは良い。
上り:トライシクルでバナウェ・ビューポイントへ
バナウェの街中心部より、すべて上りです。トライシクル移動が正解。
流しのトライシクルに交渉
片道運賃:150ペソ
観光協会でチェック済みのビュー・ポイントへの片道運賃は200ペソ。ドライバーも同額を提示してきましたが値切って150ペソにしてもらう。それでもやっぱり観光価格ではある。

出発:バナウェ中心部
トライシクルからの眺め。

坂道を走り抜けるのは、気持ちいいね。

バナウェビューポイント(まだ下車せず)
到着したよ~とトライシクルは停車しましたが、更に上の「メインポイント」まで言ってほしいとお願い。「ここがベストポイントだよ?」と言いつつも、ドライバーは快く送ってくれました。

ドライバーの下ろしてくれたココが確かに一番の有名どころなのですが、どうせなので奥から歩いてみたかった。
到着:バナウェ・ビューポイント

ここで下車。トライシクルはバナウェ中心部へ戻っていった。

下り:歩いてバナウェの街へ戻る
ライステラスを鑑賞しながら、バナウェへ戻ります。
● すべて下り道
● ビューポイント多数あり
● カフェもある
トライシクルだと通りすぎる見どころも、徒歩ならば立ち止まれる。
Banaue Rice Terraces
Main Viewdeck
「メイン」というのは、自己申告。いちばんメジャーなポイントはここではありません。でも、よく見えた。

土産店・チップトイレ
土産店もあり、チップトイレもありました。


土産店に併設されているデッキ。

ライステラスが綺麗に見える。

棚田の形状は立体的で、「山を切り崩して開拓したんだなあとわかりやすい。

けれど、荒廃しているなとパッと見てわかる。あぜ部分に草木が繁殖して、棚田の「だんだん」が曖昧になっている。綺麗なグリーン・・ではなく、お米以外の作物を栽培しているところも。

先日トレッキングした世界遺産のバタッド・ライステラスとは大分違うな。世界遺産指定を受けると、ユネスコによる維持保全の規定が厳しいから、バタッド&バンガアンが特別に手入れされているのであって、こちらのテラスが現在のイフガオ地方のリアルなんだろうな。
歩いて次へ
車道をくだっていく。

土産店がありました。

ピアスが売っていたけれど、ちょっとコーデが難しそうなのでパス。


建築中の住宅。足組が木材だ。

こちらは建築中ではなくて、建築放棄の建物かな?
一部はちゃんとした住宅になっているけれど、ほかはむき出し。
バナウェには、そんな建物が多かった。

POLICEってことは、警察署。

ツーリストポリス。
なぜここに?
町の中心部じゃなくてビューポイントの近くなのね。

道の端に置かれた立ち入り禁止の看板。

フィリピン国旗の掲揚台だった。


洗濯物が、干し放題。

集落エリアへ。

商店も。

建物のあいまからも、ライステラスが見える。楽しい。

Dianarra View Deck
たぶんこちらが「メイン」のビューポイント。

- イフガオ族衣装の男女と写真撮影可能(チップを!)
- お店あり
- 駐車可能
しばらくしたら、観光客がやってきた。

しばらくノンビリ
到着時は誰もいなかった。

訪れた午後はこのビューポイントを歩くしか予定がない。急ぐ必要もないので、ここでしばらく過ごすことにした。

奥には滝が見える。


イフガオ族の方と写真撮影OK

私を挟んで撮影もしてくれました。帽子も被せてくれた。わーい。
歩いて次へ(下り坂)



Aguian View Deck
残念:棚田の形状は良いが2025年現在は田でなく畑となっていた

段々はきれいな平行なのに、鬱蒼としてしまい、よくわからない。

コメじゃなくて、野菜ですね。

これが現実なのかなあ。
歩いて次へ(下り坂)
ライステラスを眺めながら下っていく。


食堂がある!
でも、店員さんもいなかった。

ここからの眺めは最高だから、ビール休憩したかったな。

鶏が歩いていた。

SCHOOLへの分岐。

合間に見えるライステラスが美しいわ。


道路を堂々と歩く犬。尻尾がクルンとして可愛いな。

道路脇に鶏舎がありました。


ライステラスを見下ろす。こちらの棚田は水が張られていて、キラキラしていた。

グリーンに癒されています!

Banaue View Point
Rice Terraces
またまたビューデッキに出会う。

のぞいてみる。

写真撮影スポットが用意されていた。

ここからは、きれいな段々が見えた。

ちょっと暗いのが残念。
すこし、天気が悪くなってきた?

公衆トイレ発見
食堂もしくはカフェに入りたかったのは、喉が渇いたのもあるけれど、トイレにいきたいのも理由のひとつ。尿意を抱えながら歩いていると、公衆トイレ発見。

なんだか怪しいけれど、しょうがない。”出せるだけで感謝”の精神で挑もうと覚悟したけれど、施錠されていた。どこに鍵を借りに行ってよいかもわからない。さっき見かけたカフェっぽいとこに入っておくべきだった。
歩いて次へ(下り坂)
車の中で遊ぶ少年たち。

工事中の看板は、オレンジと黒のツートーンで目立つ。

並べられた調理器具は、工員さんたち向けのご飯の準備用かな。


展望台&カフェ休憩
展望台の施設に付随するカフェに入店。やっとトイレに行ける〜〜!

こちらのカフェは、雰囲気もよく、めっちゃアタリでした。

Zoe’ Bean Cafe
住所:W3C4+F7H View Point, Banaue, Ifugao,The Philippines
Googleマップ
このお店にも、写真撮影スポットもあった。どこにでもあります。みなサービス精神満点!

ライステラスビューの開放的なカフェ
二階のカフェは、貸しきり状態。

開放的でライステラスがよく見える。いい感じ!

ただ、お天気がどんどん悪くなっていって、いまにも雨が降り出しそう。

bukoシェイク ₱90(約250円)
フィリピンでは、まだ若いココナッツの実を「buko」と呼ぶ。熟したココナッツほど甘くなくてサッパリめ(甘くはある)、粉砕された果実はシャキシャキとした食感が残っていた。

こちらがbukoだって。

いいカフェだったな。トイレもとっても清潔でしたよ。
店を出る頃は、さらに空が暗くなり、雲行きが怪しくなる。

ふたたび歩き出す。ポツポツと、雨が降ってきた。

歩いて次へ(下り坂)
このあたりのライステラスは段々がわかりやすくてよかった。ちょっと鬱蒼としているけれど。

木材を外干し中。のちにスコール襲来したけど、むしろ濡れたのではなかろうか。

雨が降り出した。わ〜〜


遅めのランチ
雨やどり&遅めのランチをとろう。ここはゲストハウス併設の食堂。今回の旅での宿泊先の候補のひとつだったところでもある。どんなだったかな?と思い入店。

バナウェ・ホームステイ
Banaue Homestay
住所:Pangngat, Poblacion Banaue, Ifugao The Philippines
Googleマップ
公式Webサイト
14時過ぎ、繁忙時間帯はすぎているからか、店の人+ご家族はゲームやおしゃべりをして寛いでいるところだった。

ここはライステラスどまん前だったんだよねとおもいバルコニーに出るけれど、テーブルはひとつしかなく、カップルが使用中だった。しかたなく、店内で食事を取ることに。ううう。眺望が欲しい。

レッドホース ₱90(約250円)
ビールを注文!しばらくすると、「冷えたビールがない。氷ならあるけれど、それで良い?」といわれる。ま、いっか。シャンパンを氷で割るホストみたいだな~と思いながら飲む。
めっちゃ薄くなったけれど、冷たさ優先で。

チキンアドボ ₱160(約440円)
めっちゃ待ちました。つくりおきを皿に予想だけかと思いきや、どうやらイチから作ってくれていたみたい。ライスつき。

Chicken Adobo
鶏肉を酢、醤油、ニンニクなどで煮込んだ料理
フィリピン版肉じゃがってかんじでした。さっぱり。鶏肉はかなりパサパサだったので、もっと美味しいお店はあるだろうと思う。

バナウェはライステラスが有名だけあって、お米が美味しい。2025年の日本は米不足で大変だから、とくにありがたく感じるわ。
雨のなか、出発
雨が強くなってきた。まったくやみそうにないので出発。

雨を気にして歩いていると、あっというまに中心部まで戻ってきちゃった。てか、戻りすぎた。

バナウェ博物館への分岐を通り過ぎてしまっていたので、引き返す。
分岐
バナウェ博物館は高台にあります。坂道を登って到着。

建物の1階は、選挙の事務所かなにかの会合場所に使用されているようだっ
バナウェ博物館
博物館は二階とのことだけど、閉まっている。どうやら事前連絡して開館してもらう必要があったみたい。うう。

窓の外からのぞいてみる。うん、朝に訪問したヘリテージ博物館によりショボそう。そう思って、気持ちを落ち着かせる。

でも、良いこともあった。博物館の入口を探してぐるりと廻っていたら、絶好の展望スポットを発見。

バナウェの街とライステラスが一望できる。

宿泊したホステルもみえるし、ホステルから見るよりもライステラスが美しく見える。めっちゃ雨だけど。

バナウェ滞在の〆としては、ふさわしかったように思う。ていうか、思い込む。
ホステルへ
まだやまない雨のなか、ホステルへ戻りました。

おしまい。
NEXT:高速バスでマニラへ
バナウェ観光を終えて、高速夜行バスでマニラへ戻る。

















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