東莱(トンネ)エリアは、朝鮮王朝時代に役所があったところ。
釜山といえば海のイメージですが、ここ東莱では山・温泉があります。
繁華街の西面や南浦洞、海沿いリゾートの海雲台や広安里と違って、ローカル度満点な町歩きが楽しめるんです!
釜山の違った一面を楽しもう♪
目次
- 無料の足湯でリラックス
- ふぐちり鍋を格安料金で食べる
- 東莱府東軒を外から見学
- 東莱ハルメパジョン
- 東莱の在来市場を見学
無料の足湯でリラックス
東莱は温泉街でもあります。
ただ、日本の温泉街と違って、湯けむりが各所からのぼるような、情緒や風情は全くありません!
駅前。普通の街だな〜
東莱は、温泉ホテルや温泉施設が立ち並ぶストリートなのです。
情緒を期待していくとガッカリします。
さっきチムジルバンで朝湯したところだし、、日帰り温泉にはいるのもなあ。
そうおもったコムギは、無料の足湯へ。
観光客ゼロ!ローカル度満点の足湯でリラックス
公営の無料足湯へ。
東莱温泉理想郷
地下鉄1号線「温泉湯」駅より徒歩7分
無料
3-10月 10:00-17:00
11-2月 11:00-16:00
定休日あり
靴を脱いで無料ロッカーに預ける
ロッカーが無料貸し出しです。
靴をいれるためのもの。
鍵はかからないので、貴重品は絶対に入れないこと!
マットを借りて陣取りすべし
マットも無料で借りることができます。
大混雑。
ギュウギュウです。
次から次へと入浴客がくるけれど、みんな微動だにしない。
コムギはなんとなく、20分で切り上げましたが、みなさんまだまだ足湯続行中。
どれくらい浸かるものなのかしらん?
少し寒い釜山でしたが、足湯効果で汗ばむほど。
ふぐちり鍋を格安料金で食べる
クムスポックク(금수복국)温泉場店
釜山広域市 東莱区 温泉洞137-12
温泉にはいったら、お腹がすいた。
足湯の斜めまえの、ふぐ料理屋さんでランチ。
こちらのお店、海雲台に本店があるふぐの名店。
地元の人でいっぱい。
これは期待できそうだ。
日本語メニューもあるので安心。
フグの種類によって値段が違います。
いちばん安いふぐちり鍋は、たったの11,000ウォン(1,100円)!
ふぐって、高級魚じゃなかったかしら??
いちばん安い、ふぐちり鍋を注文。
アツアツのままサーブされます。
韓国なので、ごはんはもちろん、ミッパッチャン(キムチやお惣菜など)がついてくる。
ぶつ切りのフグが、ゴロゴロ入っている。
この大胆さ(?)が韓国らしい。
日本でたべる高級フグ料理と全然違いますね、ビジュアルが。
でも、スープは優しい味でホッとする美味しさ。
釜山まできてフグ?という気もしますが、
- 釜山はフグの本場・下関と近い
- 何といっても格安
そう考えたら、釜山でフグもアリではないかしら?
東莱府東軒(トンネプトンフォン)
観光らしいこともしてみよう、と近くの東莱府東軒(トンネプトンフォン)へ。
朝鮮時代に公務を執り行った場所。
閉まってました。
地球の歩き方には、24時間って書いてあったわよ〜〜〜っ!
なんなんだろう?と思ったら、交番でした。
どこの交番も、こんな像が立ってるものなのかな?
東莱ハルメパジョンに舌鼓を打つ
パジョンってどんなお料理?
釜山を代表する郷土料理・パジョン。
パジョンとは、ネギたっぷりお好み焼きのようなもの。ネギ、エビ、カキを加えて焼き上げた料理。
もっちりとしているのが特徴。
パジョンは屋台や市場でも食べれるらしいですが、パジョン発祥の「東莱ハルメパジョン」へ行ってきました。
東莱ハルメパジョンの外観
東莱ハルメパジョン
釜山市東莱区福泉洞362-2
東莱ハルメパジョンの店内はステキ
小綺麗なお店だな〜。
釜山によくある食堂とちがって、レストランという雰囲気。
早食い、かつ、店に長居しないコムギ。
ひとりだと、なんだかもったいない気がしちゃう。
ミッパンチャン(つきだし)
マッコリ飲みながら、つつきます。
東莱ハルメパジョンのミッパッチャンはマイルドな味つけで日本人ウケしそう♪
パジョンが焼きあがる
注文後10分くらいでパジョンがやってきた。
パジョンは、サイズを選ぶことができます。
ひとりならば、(小)で十分。
ビール党のコムギですが、「パジョンにはマッコリを合わせて♪」というガイドブックの指示に従ってみたよ。
東莱ハルメパジョン(小)
22,000ウォン(約2,200円)
マッコリ
5,000ウォン(500円)
もっちり。あまり成形されてないお好み焼き、ってかんじ。
チジミよりも厚みがあって、ゆるい。
魚介類がゴロゴロ。
とりだしてみた。
カキ、ホタテ、貝柱、うつってないけどハマグリなどなどがゴロゴロ。
半分以上は具。
美味しいです!
マッコリを頼んでみたけれど、ビールのほうが合うんじゃなかろうか?
好きなものを頼むべし。
ディープな市場・東莱の在来市場を見学しよう
東莱府東軒のすぐそばにあります。
釜山の他の市場とちがって、東莱の在来市場はディープな韓国を楽しめる市場でした。
海鮮がたくさんのチャガルチ市場や、
韓国土産や若者ファッションアイテムがずらりと並ぶ国際市場とちがい、
観光客が買うようなものは、売っていない。
漢方の材料になる?さまざまな薬草たち
日曜大工したあとのゴミにしかみえない・・・
いろいろなタイプの木の根
ようやく、知っている薬草・葛根をみつけました!
これが風邪にきくんだから、最初に煎じて飲もうと思った方、すごいよなあ。
閲覧注意!こんなものも売っています
なにか吊り下げられているな〜。
ホオズキみたいだなっ。
これはなんだろう??
※ ※ 閲覧注意 ※ ※
ギャア〜〜〜!!
- これは何なのか?
- もともと、何の生き物だったのか?
- 何に使うのか?
- どうやって作るのか?
- 何に効くのか?
- お値段は?
謎のままダッシュで立ち去る!
在来市場は釜山っ子に「おかずの市場」と呼ばれているらしい
たくさん、おかず関係が大充実!
魚介類以外にも、たくさんお惣菜が売られていた。
ホットックを買い食い
人気店で、ホットックを買い食い。
揚げたてのホットック。
ひとつ500ウォン(約50円)。
ホットックとは、発酵させた小麦粉の記事に黒砂糖を包んで焼いた甘いお焼き。
焼いてるのかあげてるのか?
油おおめの鉄板でオバチャンが焼いてくれます。
カロリー凄そうだけど、美味しいよ。
シュールな陳列光景に驚くなかれ!
釜山では、よく街かどでイチゴが売られています。
イチゴがよく採れるのかな?
在来市場でも、やっぱりイチゴがどこでも売られています。
あれ、イチゴの奥のフルーツはなんだろう?
よく見ると・・・!?
フルーツじゃない!これ、ホヤだ!
ラブリーなイチゴの横にグロテスク系魚介類・ホヤを並べるなんて、どんな美的感覚なのよっ(怒)
おどろきを隠せません。
イチゴの横に、魚(さばいた後)もありました。
なかなかシュールな市場ですね。お国柄かしら。
東莱エリア、釜山の違った一面を楽しめます!
東莱エリア、派手さはないけれども庶民的でディープな釜山をたのしめます。
温泉、グルメ、ちょっとした驚き、旅人が求める要素がいっぱいです♪
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