ぱらぱらガイドブックをめくっていたら、かわいい写真を見つけました。
釜山の甘川文化村(カムチョンムンファマウル)。
カラフルに建物が塗られたまちは、アジアとは思えない、おもちゃ箱をひっくり返したような景色。
チャガルチ市場で食べ歩きお腹がいっぱいになったあと、おさんぽがてら、行ってみました。
甘川文化村とは
南浦洞からバスで20分程度、山あいの急斜面に立つ集落。
建物をカラフルに塗って、町のいたるところにアートが点在。
その景観から「釜山のマチュピチュ」ともいわれているそう。
自然発生的なものとは違って、町おこしの一環として、人工的につくられた景観でもあります。
甘川文化村へのアクセス
最寄駅は、地下鉄1号線の土城(トソン)駅ですが、村へのアクセスは急斜面をのぼるため、徒歩での移動は無謀です。乗り物にのりましょう〜!
タクシーで甘川文化村へ
公共交通機関での移動を是としているコムギですが、今回はタクシーでいきました。
ひとりなのにタクシー移動なんて。
バスがあるのにタクシー移動なんて!!
贅沢は敵だ!
昭和生まれコムギには謎の罪悪感がうまれましたが、今回はタクシーで正解でしたよ!
タクシーがオススメの理由
- 釜山はタクシー料金が安い(初乗り2kmまで約280円)
- 現在地のチャガルチ市場から、わりと近い(タクシーでも高くない)
- 地下鉄+バスの乗り継ぎだと時間がかかる
- 自分で考えなくても連れて行ってもらえる
チャガルチ市場のすぐ前の道路からタクシーをつかまえて、甘川文化村入り口まで5,000ウォン弱(約500円)でした。
現在位置にもよりますが、南浦洞、チャガルチ付近にいるのでしたらタクシーがおすすめです!
ちなみに、かなりの急斜面をのぼるため、徒歩での移動は無謀です!そんな人いないか。
バスでのアクセスは?
南浦洞の停留所から17番バス乗車、終点で下車(約20分)
そこからマウルバスの乗り換えて「甘川初等学校」で下車(約5分)
なにこの難易度の高い情報・・。
マウルバスって、なんやねん。
ということで、コムギは諦め、タクシーに乗りましたとさ!
甘川文化村の入り口
外国人観光客はあまりおらず、現地の女の子たちやカップルでいっぱい!
エントランスまえにあるお魚アート前では、ひっきりなしに写真撮影が行われている。
ポーズを決める彼女をパシャパシャ撮影する彼氏。微笑ましいデス!
観光案内所でマップを買おう
マップを手に入れよう。
マップは観光案内所で買うことができます。
日本語もある。2,000ウォン(約200円)。
甘川文化村のみどころ
その景観がすばらしい
まずはカラフルな街並みをお楽しみください♪
ふつうに歩けば1時間もかかりません。
ここ甘川文化村では、外国人観光客はほとんどおらず、韓国の女の子たちでいっぱいでした。
みんな可愛い写真を撮ろうと奮闘してました。
インスタ映え、バツグンだものね〜。
スカイフロアの展望台にのぼろう
まずは、入り口付近の「スカイフロア」を目指そう!
いちばん甘川文化村らしい景観に出会えます。
遠くには、漁港も見えます。
うーん、カラフル!
おもちゃみたい。作りモノみたい。
道中の道も楽しい。とにかくカラフル!
マンホールも可愛い。
路地に迷いこむのも楽しい。
迷路みたいです!
お店もいっぱいあるよ
甘川文化村は観光のためにつくられたスポット。
お茶休憩をしたり、おみやげを買ったりするお店がちゃんとあります。
おまんじゅうも、アートに見えますね。
写真を見た友人から「イクラみたいやな。何味?」とのコメントをいただきました。
食べていないから真相不明です。
カフェや、おみやげ物屋さんもありましたよ〜!
Beautiful!! なニャンコもいます
観光客にも動じないニャンコたち。
カメラ攻勢にも動じず麗しいお姿。
壁アートがたくさん
インスタ映え抜群のスポットたち。
コムギは一人旅、かつ、写真撮影に耐えないビジュアルのため自撮り撮影していませんが、ソウルの可愛子ちゃんたちは、こぞって撮影していました。
【甘川の顔】よくワカラナイ、アートもある
作品タイトル:甘川の顔
甘川住民と家並み、路地の階段、甘川の昼と夜の星が織り成す風景をイメージしたもの
だそうです。
なんだこれ?
アートって難解ですよね。
甘内コル発電所にあるジオラマ
甘川文化村のジオラマ(?)
本物の街も遠くから眺めるとジオラマにみえるので、至近距離でジオラマ(模型)をみると妙な気分になります。
「動く村」、外にあるジオラマ
甘川の家、その思い出をミニュチュアで表現。
星の王子様と砂漠のキツネ
「大切なことは目に見えないんだ」
星の王子様に教えてくれるキツネと、星の王子様。
なぜここ、甘川文化村にいるのかは謎ですが、ふたりが甘川文化村をながめているというのがグッと来ますね。
星の王子様の物語をひっくるめての、素敵な作品!
ここ甘川文化村の中で、唯一、行列になっていましたよー。
ペルーはとても遠いから。釜山のマチュピチュを散歩しよう
ペルーのマチュピチュへは簡単には行けないけれど、釜山のマチュピチュ・甘川文化村ならば気軽に行けるね!
甘川文化村の街並みは歴史的にこのようであったわけではなく、町おこしとしてこのような景観に整備されたものです。
地理的な名産や名物がなくっても、史実上重要な場所じゃなくても、観光客を集めることができる。
アートで集客するステキな試みだなあ、と思います。
韓国といえば、美容やグルメで旅行プランが終わってしまいがち。
そんなマンネリ旅のアクセントに、アート散歩がオススメ。
きっとステキな時間をすごせますよ。
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