大阪在住の会社員コムギの、
週末に行くスパルタントラベラー日記。
今回は、沖縄半島・南城&読谷地区を原付バイクで回ってきた。
この記事は、
2日目:読谷編。
● えっここにあるの?尚巴志の墓をみにいく
● 390円!田舎のソーキそばを食す
● 非加熱の巣蜜アイスを初食
● 残波岬灯台でダイナミックな景観を楽しむ
1日目は南城市へ。
日曜日(2日目)
昨日は遅くまでオーナーを拘束しちゃった。盛り上がってしまった。
朝食
一泊¥2,500と格安なのに、なんと朝ごはんまでついてくる!
● キャンベルスープ缶
● バナナのフレンチトースト等
● パパイヤのおそうざい
バナナのフレンチトーストは、一般的なフレンチトーストと違う。美味しいぞ。レシピをを教わる。
- 砂糖は不使用
- 自宅で採れたバナナの甘みのみ
- バターではなくオリーブオイル使用
- バナナ面をギュウギュウに押し付けて焼くのがコツ
このレシピは、オーナーのお母様が、友人のプエルトリコ人男性から教わったレシピだそう。
昨年にご逝去されたそのプエルトリコ人男性は、若い頃にニューヨークに移住して米軍に入隊して沖縄駐屯となり、そのときに日本人の奥様に出会って結婚されたのだとか。ドラマティックな人生だなあ。
バナナフレンチトーストを通して、プエルトリコ人男性の人生に思いを馳せる。モグモグ。
こちらは、パパイヤのおそうざい。オーナーのお母様がつくったおかずで、今朝の朝食に出たものだって。いただきます。
チェックアウト
ゲストハウス、ホリデーハウス琉球庵をチェックアウト。楽しかったです。たいへんお世話になりました。
「パッションフルーツがフェンスに生えている」って昨晩話していたけれど、そのフェンスは超巨大だった。たくさんの実をつけていた。
これから食べごろのものをひとつお土産にいただく。ありがとうございます。
ホステルを出発
さあ、2日目スタート。お天気が持ちますように。
義烈空挺隊玉砕の地
戦闘機が格納されていたところ。
修学旅行生が訪れる戦跡のひとつ。今日は修学旅行生はいなかった。
義烈空挺隊玉砕の地
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2079
・Googleマップ
さて、次へ。
途中で見かけた派手なブルーのお墓。
尚巴志の墓
琉球王国を統一した尚巴志のお墓。コムギでも知っている偉人。そんな尚巴志のお墓が、こんなところにあるなんて。これが入り口だよ。
盗掘を懸念して移されたものだそう。かつて道があったのかわからないくらい、密林だった。というかゴミや不法投棄の山を乗り越えて進む。
こんなところに捨てに来る方が労力を要すると思うんだけど。
密林の中に、お墓があった。なぜ整備しないのだろう?この読谷めぐりのなかで、とくに印象深いスポットでした。
尚巴志の墓
沖縄県中頭郡読谷村
・Googleマップ
きた道を戻る。
座喜味城跡
世界遺産指定遺跡のひとつ、座喜味城跡。公園として整備されています。
石垣と城門。めっちゃ南国だなあ。
石垣にも登れます。
座喜味城は、こんなふう。ユンタンザミュージアムのジオラマです。
座喜味城跡(座喜味城公園)
沖縄県中頭郡読谷村座喜味 708-6
・Googleマップ
ユンタンザミュージアム
ユンタンとは「読谷(よみたん)」のこと。ほぼ初めてまともに沖縄を観光するコムギには、てっとりばやく読谷の歴史を知ることができる、ありがたい施設。
模型のお墓にも入れます。
ユンタンザミュージアム
沖縄県中頭郡読谷村座喜味708-6
・Googleマップ
田舎で激安ソーキそばを食べる
ゲストハウスのオーナーに教えてもらったお店「田舎」へ。
ソーキそば専門店 田舎 読谷店
沖縄県中頭郡読谷村上地359-3
・Googleマップ
・食べログ
ソーキそばが¥390と激安。そして早い。注文から2分で出てきた。スープは塩分濃いめ、それが美味しい。
シムクガマ
戦時中、読谷村の住民が非難していたガマ(自然洞窟)。このあと訪れた「チビチリガマ」とセットで訪れるのが、修学旅行生の定番。
シムクガマ
沖縄県中頭郡読谷村波平438
・Googleマップ
ここシムクガマの避難民は、ハワイ帰りの男性2名の説得により、避難民全員の約1,000人誰も自決することなく、投降したのだとか。
ガマのなかを進むことができます。でもちょっと怖い。
ここに千人も避難してたなんて。
チビチリガマ
全員生き延びたシムクガマと異なり、避難民140名のうち83名の自決者が出たガマ(自然の洞窟)。
チビチリガマ
沖縄県中頭郡読谷村波平1153
・Googleマップ
外から眺めるだけだけれど、悲痛な雰囲気と、鎮魂の佇まいは感じとれる。
ものすごく大きな根を這わせたガジュマルの木が印象的でした。
さとうきび畑のみちを進む。
さとうきび畑歌碑広場
ざわわ、ざわわ、ざわわ~が流れる歌碑広場。
さとうきび畑歌碑広場
沖縄県中頭郡読谷村高志保496
・Googleマップ
バックには、さとうきび畑も広がります。
このエリアは、条例で保護されており、あえてこの景観を残しているのだって。ざわわの歌、「さとうきび畑」は、メロディーを聴くだけで泣けてきちゃう。
給油 ガソリン@175円/ℓ
ガソリンがE(Empty)に近づいてきてた。給油できてホッとする。
レギュラー:175円/ℓ
高い!
OPECの石油産出量調整と、離島による高価格。
巨大リムジンを目撃!沖縄にマイカーを運ぶには、片道5万円くらい要すると聞いた。この巨大リムジンは、本土からの運搬料はいくらするのだろう?
残波岬灯台
読谷地区の端っこ、残波岬へ。
残波岬灯台
沖縄県中頭郡読谷村宇座
・Googleマップ
灯台に登りました。99段ですって。いろいろな階段に登ってきたから、これくらい平気・・・と思っていたけれど、一段が高く、頂上に到着する頃にはゼエゼエ息切れ。
海岸線が一望できます。よい眺め!
風が強いな。絶景が拝めるので、ぜひ登ってみるべき灯台。
トイレの手洗い場になぞの注意書き。魚を捌くの?ここで?
残波ビーチ
海水浴シーズンはとっくに終わっている。バイクをとめてビーチに寄り道。
綺麗だな。ここ残波ビーチでは軽石はみかけなかった。
ホテル沿いのきれいな道
高級ホテル近くの道は、とっても南国らしくてステキ。通行するだけでも気分がイイ。
宇座海岸の石切場跡
通りがかったので寄り道。
わお、奇岩がならんでいる。
ここは、石切場の跡地。
干潮時のみ石切り場をして使用し、潮が満ちてきたら浮力を利用して石を運搬したのだそう。
沖縄独特の巨石で造られた墓も、ここで切り出された石でできているんだろうな。
宇座海岸の石切場跡
沖縄県中頭郡読谷村宇座
・Googleマップ
ホテル日航アリビラ沿いのきれいな道(ガジュマル並木)
泊まっていないけれど私有地じゃないから通行OK!ガジュマル並木をドライブ。
綺麗だな。
道路も舗装されていて走りやすい。泊まっていないけれど、高級ホテルの恩恵をありがたく享受する。
途中に、厩舎もありました。
さとうきびの皮が剥けているものも。
おきなわ養蜂 読谷・本店
はちみつショップにやってきた。
おきなわ養蜂 読谷・本店
沖縄県中頭郡読谷村伊良皆695
・Googleマップ
注文したのはコレ。
バニラアイス+カムハニー(巣蜜)トッピング ¥550
アイスは、巣蜜を食べるために頼んだもの。オカズを食べる時の白米みたいなもん。
ねっとりした蜂蜜と独特の食感の巣蜜。美味しい!
番所亭
これまた、ゲストハウスのオーナーにおすすめされたソーキそばのお店「番所亭」へ。巣蜜アイスとの順序が逆になってしまったか。
番所亭
沖縄県中頭郡読谷村喜名473
・Googleマップ
よもぎ麺がおすすめということで試してみる。ここでは「そば」でなくて「すば」と発音するのね。
番所すば(よもぎ麺) ¥800
よもぎ麺は、あまり印象に残っていない。
よもぎ麺より、トッピングされたよもぎの葉が強烈だった。幼い頃に噛んだ雑草の味がする!
昔は大嫌いだったパクチーも今は好物。ヨモギの葉も、食べ続ければ好きになれるのかも?
やちむんの里
沖縄の陶器”やちむん”の陶房が集まる、やちむんの里へ。
やちむんの里
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1番地
・Googleマップ
ここが入口かなあと進んだら、なんか違う??たくさんある陶房のひとつの敷地内に迷い込んでいたのだった。恥ずかしい。
陶房とその販売所が、ゆったりと集まっているエリア。奥に進むと、登り窯があります。
やむちんをお買い上げ
やちむんの丼を購入。ウドン用にしようっと。手持ちの食器とケンカしない、地味な藍色を選びました。私って堅実!
玉元工房
沖縄県中頭郡読谷村座喜味2653-1
・Googleマップ
ユンタンザミュージアム
午前に訪れたユンタンザミュージアムへ。
読谷関連本を、やっぱり欲しくなったのでした。
鶴亀堂ぜんざい
ユンタンザミュージアムの目の前にある、ぜんざい専門店。
鶴亀堂ぜんざい
沖縄県中頭郡読谷村座喜味248-1
・Googleマップ
シンプルな「琉球ぜんざい」は¥390。
ふわふわの氷の下に、小豆と白玉が沈んでいる。
移動:
読谷エリア~小禄駅周辺
レンタル返却期限まで、あと2時間。ここ読谷地区から空港近くのバイクショップまでノンストップでもどります。
ドライブ時間は、約1時間15分。
晴れているから、運転も楽々。
ゆいレールの高架を走る。空港に近づいてきたぞ。
ENEOSで給油
返却前に給油。バイク店の隣にありました。助かる!セルフ給油は久しぶりなので緊張。案の定、すこし溢れてしまう。もうヤダ。
レンタルバイクを返却
返却期限30分前に返却完了。お世話になりました。
プレジャー沖縄
ゆいレール小禄駅徒歩7分
那覇市字小禄1205
・Googleマップ
ビール飲む(オリオンビール、41、AMBER)
トイレを借りたコンビニで、トイレチップ代わりに購入したビール。オリオンビールの限定醸造「41」。
一部は首里城復興のための支援金となるらしい。つい空けちゃう。
歩いて小禄へ。
移動:
小禄~那覇空港
ゆいレール(那覇空港行) ¥230
小禄~那覇空港
那覇空港に着いた。とりあえず、飛行機のりおくれは防げた。
A&W 那覇空港店(3F)
A&W那覇空港店(3F)
沖縄県那覇市鏡水150 国内線ビル 3F
・Googleマップ
マクドナルドよりも先に沖縄に上陸したハンバーガー、A&Wを食べてみる。
モッツァバーガー ¥560
うーんパンチにかけるなあ。本土までやってこないのには、理由がある!?
さて、そろそろフライト。
移動:
那覇~神戸
行きはピーチだったけれど、帰りはスカイマーク。
飛行機(SkyMark)¥6,420
那覇空港~神戸空港
20:05
那覇空港
シートピッチも広いし、受託手荷物20Kgまで無料だし、スカイマークっていいわ。これで伊丹発着ならば文句なしなんだけどな。
22:00
神戸空港
神戸につきました。モノレールとJRを乗りついで大阪へ。明日は仕事です。
おしまい。
週末で沖縄本島へ!
前日移動もなく、純粋に2日間で行く沖縄本島。宿泊費と交通費だけならば¥25,000で行けちゃった。印象に残ったのは、
・軽石問題の深刻さ
・地名が読めない
・沖縄独特の信仰世界を体験(斎場御嶽など)
・ソーキそばの提供スピードが速い
・ざわわ
海に入らなくても楽しめる沖縄2日間。今回は南城市と読谷村という離れた2地区を訪問。原付バイクに乗っている時間が長かったなあ。
海に入れなくても楽しめる沖縄本島の旅!
参考になれば幸いです。
おしまい。
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