エルサレム旧市街を囲む城壁。この上を歩ける「城壁ウォーク(Ramparts Walk)」を楽しもう!迷路みたいな旧市街を歩くのとはまた違った楽しみ。上から眺めるエルサレム旧市街、なかなか楽しいのでおすすめ!
目次 1.城壁歩きについて 2.城壁を実際に歩いてみた 3.城壁を歩いて上からエルサレム旧市街を眺めてみよう!
城壁歩き(Ramparts walk)とは
エルサレム旧市街の城壁を歩こう
城壁歩きは、エルサレム旧市街の城壁のうち、ヤッフォ門からダマスカス門、ヘロデ門を経過し、ライオン門までの塀の上を歩くウォーキングコースのこと。
高い城壁の上からエルサレム旧市街を眺めることができる、おすすめ観光スポットです!
営業時間
営業時間は、季節によって異なります。また、安息日の日の営業時間短くなりますのでご注意を!
4/1-9/30
毎日営業、9:00-17:00
10/1-3/31
毎日営業、9:00-16:00
金曜日&祝前日
9:00-14:00
ダマスクス門付近がハイライト
コムギはヤッフォ門からダマスクス門、ヘロデ門まで歩きましたが、ハイライトはダマスカス門付近でした。コースの真ん中なのでほとんどの人が外さないとは思いますが、ここは絶対行くべき。
時間がなければダマスカス門~ヘロデ門はパスしてOK
ダマスカス門〜ヘロデ門の塀の上は、工事中などで景観が悪いこともあり、さほど楽しくなかった。時間がなければパスし、ヤッフォ門〜ダマスカス門ルートのみに絞ってもいいかも。
チケット&入場口
チケット販売:ヤッフォ門横のインフォメーションセンター
チケット販売は、ヤッフォ門横のインフォメーションセンターの横にあるチケットショップにて対面販売のみ。
チケット販売センター
入場料:20ILS
入場料 20ILS(約630円)。
マップ:10ILS。
地図は有料でした。マップ:10ILS(約380円)。高い!
「地図は要る?」と聞かれたのでYES!と答えたら、まさかの有料だった。入場料のオマケでついてくるもんだと思い込んでた。地図があった方が楽しいかもしれないけれど、10ILSはちょっと割高かな。グループで行くならば、誰かが1枚買えば良いと思う。
トイレ事情
城壁めぐりのコースにはトイレはありません。ヤッフォ門横の入り口の手前には無料のトイレがあります。そちらで済ませておくこと。
ヤッフォ門横から入場
ヤッフォ門横の狭い通路を通り、階段を登ります。登ったところに無料トイレもあるよ。
なぜか、記念撮影のパネルがありました。へえ。
入り口ゲートは無人、バーコード読み取りで入場
チケットをかざして入場。
ちなみに、出場ゲートも無人です。他の門もそうでした。
城壁を実際に歩いてみた
日曜日の午前、城壁めぐりスタート
歩いてみたのは、土曜日の午前10時頃。快晴のエルサレム、とっても気持ちよい。
入り口付近には専属ガイドを同伴したご夫婦を2組みかけた程度で、ほとんどいませんでした。もしかして不人気!?
歩いたコースはこちら。
- ヤッフォ門〜ダマスクス門
- ダマスクス門〜ヘロデ門
おすすめコース!
ヤッフォ門〜ダマスクス門
見通しもよく、小学校や民家を近くに眺めながら歩くコース。生活感を楽しめてお勧めです。
人はあまりいなく、ガイドさんと一緒のご夫婦に2組あった程度。
城壁めぐりは、「人気も少なく逃げ場もない」ことから、窃盗犯に気をつけること、と地球の歩き方に書いてありました。こんなに観光客のいないならば、窃盗犯も効率悪そう。
しかし、丸見えです。
城壁の外は、イスラエル市街。壁を隔てて旧市街の外は、近代的なイスラエルの街。
整備された広場も見えます。
城壁を歩くと、学校のバスケットコートが。
城壁の通路はまだまだ続く。アトラクションみたいで楽しい。イスラエルでこんなウォーキングをしている状況も面白い。
この旅は2020年1月。過ぎ去ったクリスマスグッズの片付け準備中。屋根の上だけどね。
こんな道を歩く。良い天気!
城壁には階段も。たまに傾斜のきついところもある。意外にも体力が必要。
城壁の上から眺める、エルサレム旧市街のいたって普通の道。観光客が通らないような一般の道も城壁の上からはお見通し。
建物と外界の中を進みます。ワクワクは続く!
それにしても、良い天気。
城壁めぐりのルートでは、生活をのぞきみることも!
エルサレム旧市街は3大宗教の聖地が集まる特別なところだけれど、普通に生活している人もいるのだよなあ。
どんな気持ちなのだろう?聖地で暮らすってことは。
屋根に貫通している木を発見。
トタン屋根の下は、小学校の遊び場のよう。
そんな姿を横目に、城壁めぐりコースは進む。
解体中なのか、建設中なのか?
城壁めぐりの途中でよく見かけた「孔」。デザインかな、なにか意味があるのかな?
ふと、旧市街全体を眺める。
やはり、城壁の内と外ではまったく様子が違うね。
洗濯物がよく乾きそう。
イスラム人地区に切り替わる。明らかに、景観が変わってくるのです。
3大宗教が混在するエルサレム旧市街ならではの不思議な体験ができるよ!
イスラム人地区に入り、入り口・出口ポイントのひとつ、ダマスカス門に到着です。
城壁歩きのハイライト!
ダマスクス門
ダマスカス門付近のスークを眺めることができたり、ダマスクス門付近の賑わいを眺めることができたり、Ramparts Walk屈指の絶景スポットです。
みよ、この絶景を!
金曜日&土曜日につき,岩のドームに近づけなかったコムギ。岩のドームの美しい姿を鑑賞できて感無量。
眼下には、スークも見える。
立派なダマスカス門。
ダマスカス門の窓からは、場外も見えます。
時間がなかったら省略しても良いかも?
ダマスカス門〜ヘロデ門
ダマスカス門で外に出ることもできますが、時間も体力もあったのでさらに進むことにした。次のポイント、ヘロデ門を目指します。
でも、このルートはイマイチ。工事中でブルーシートがかけられていたり、見通しが悪かったり。ヤッフォ門〜ダマスカス門ルートほどの景観はのぞめず。
時間があれば、で良いんじゃないかな。
ゴロゴロ昼寝を楽しむ猫を発見。気持ちよさそうだねえ。
またまた、学校のそばを通ります。
サッカーコートもありました。エルサレム旧市街、意外に敷地は広いのか?
城壁の外は、マーケットがある繁華街でした。ヤッフォ門とは雰囲気が違うなあ。
ヘロデ門の出口から退場することにした。
傾斜のキツイ階段を降りる。
ヘロデ門自体は、地味な門でした。
正面から見たヘロデ門はこんなかんじ。
城壁を歩いて上からエルサレム旧市街を眺めてみよう!
入り組んだエルサレム旧市街。そんなエルサレムで暮らす人々の生活を覗き見している気分になれる城壁ウォーク。
店舗や人々が密集する活気あるスークの様子を眺める、そんな楽しみ方も楽しい。
身軽な格好で訪れることをおすすめします。
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