岩手県の山奥にある禅寺・正法寺へ。
黒石寺参拝の後に立ち寄りました。
道中、大師山ハイキングも!
参拝時期
2020年10月。
黒石寺参拝時に立ち寄り。
正法寺について
曹洞宗のかつての三大総本山の三番目
曹洞宗のお寺って、凛とした雰囲気で一発でわかるものですね。
ここ正法寺は、かつては、永平寺、総持寺につづいて曹洞宗三大総本山の三番目とされていたのだとか。
日本最大級の茅葺屋根
本堂の巨大な茅葺き屋根。
本日:熊野大権現会
参拝美は、ちょうど法会の日でした。法会は見ることができなかったけれど、お守りをいただいた。
正法寺へのアクセス
ルート
● JR水原駅を出発
● バスで移動:水原駅前〜黒石寺
● 黒石寺を参拝
● 大師山をハイキング
● 歩いて移動:正法寺へ(徒歩40分)
出発:水沢駅
JR水沢駅からスタート。
ローカル駅の見本のような駅。コンビニは、ない。
移動:
水沢〜黒石
黒石寺門前まで行く「正法寺線」に乗りたかったけれど、運行本数が少なくちょうど良いものがなかった。
生母線で近くの黒石バス停まで行き、歩いて向かうルートです。
岩手県交通 生母線(生母行)
470円
水沢駅前~黒石
12:01
水沢駅前
バス停は、駅前ロータリーにあります。岩手県交通バスの事務所の目の前から出発。
12:19
黒石
バスはここまで。
歩いて移動:黒石寺へ
徒歩20分のところを、のろのろと40分かけて歩く。
黒石寺(百寺巡礼のお寺)
この旅の目的のひとつ。
ひっそり静かなお寺。参拝は5分で終わる。
蘇民祭で有名なお寺。
※2024年2月17日、蘇民祭は千年の歴史に幕を閉じました
▼ 百寺巡礼 第64番 黒石寺
大師山に登る
大師山は、蝦夷のリーダー、アテルイも聖地として崇めた山。大師山へは、黒石寺の入口手前、国道沿いの分かれ道を進みます。
黒石寺に向うときに看板を見かけていたのよね。
「さえずりの道」からハイキングコースへ。
軽い気持ちで登ったけれど、「ハイキングコース時々けものみち」。
頂上へのルートは確かにあるようだけれど、通る人がほとんどいないのか、植物で埋もれていて道が見えないことも。
とりあえず上に向かって歩けば良いでしょと、茂る雑草を掻き分けながらガシガシ歩く。
服をひっかけたり、
流血したり、
スニーカーなので足首がぐらついたり。
ちょっと無理しすぎたかしら。体力に自信がない方にはオススメできません。
光が届く明るい山道を歩くことは、とても気持ちがよかったです。
でもやっぱり、ちょっと危ないかな。
大師山の頂上は絶景
予想以上にきついコースだった大師山ハイク。
頂上には、休憩できる東屋がありました。
頂上からみる景色は絶景。
ゼェゼェいいながらも登った甲斐あり。
素晴らしい時間は長くは続かない。ノンビリしていたら、今度は時間がなくなった。急いで下山しなくては。
上りの道では見つけられなかったルートを下りでは発見できたり、下山はラクでした。
歩いて移動:
正法寺へ
路線バスは本数が限られる
黒石寺から正法寺へは路線バス(正法寺線)がありますが、ちょうど良い時間にバスが来ない。もちろん歩きます。徒歩40分だけどね。
移動時間:徒歩40分
段々畑をみかけました。
徒歩40分、正法寺に到着です。
正法寺 参拝記
旅した時期:2020年10月
正法寺
深山幽谷の地に曹洞宗の禅寺。たたずまいは、曹洞宗総本山の永平寺と似ている。
深山幽谷の地に佇む凛としたお寺。コムギが抱く曹洞宗寺院に対するイメージそのまんまで、嬉しくなる。
熊野大権現大祭祈禱會
本日は一年に一度の「熊野大権現大祭祈禱會」の日。案内所で拝観料を納めたときに知る。
コロナウィルス感染防止のため、ご祈祷自体は一般参拝者は参列できず。というより到着した夕刻には法会は終了していた。
秘仏御開帳
非公開の秘仏が御開帳されていた。ありがたい。だって、一年に一度だよ。
熊野大権現御守をいただく
参拝の記念にと、祈祷で炊き上げた特別なお守りを雲水さんより頂いた。ありがたや。
特別御朱印
特別な御朱印をいただきました。嬉しい。
整然としている境内
堂内は撮影禁止なので、建物とお庭を。
曹洞宗の禅寺は掃除が行き届いて、どこを訪れても気持ちが良い。
大満足の、正法寺への参拝でした。
移動:
正法寺から水沢駅へ
バスで移動:
正法寺〜水沢駅前
岩手県交通 正法寺線(水沢駅通り行)
530円
正法寺前~水沢駅前
16:30
正法寺前
正法寺前が始発。
17:11
水沢駅
行きはゼエゼエいいながら上ってきた道も、バスだと、あっというま。
体がラクなのは、正法寺から黒石寺へ歩いて下るルートでしょう。
これから計画を立てる方はご参考に。
おしまい。
NEXT:平泉
翌日は平泉へ。
岩手3日間(平泉・一関)
この旅のスケジュール
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