2021年12月、
2020年熊本水害から
1年ちょっと経過した被災地へ。
●天狗橋の崩落
●渡駅の脱線
自転車でめぐりました。
訪れたきっかけ
2021年12月の人吉への訪問時に現地でニュースを見る。
水害から1年を経て、復旧の見通しがたたない渡駅の取り壊しがスタートされるとのこと。
人吉にきているんだもの、見ておかなくては。そう思った。
移動はレンタル自転車で
人吉駅すぐの「くま鉄レンタサイクル」で自転車を借りました。
レンタル料:1日利用 500円
くま川鉄道(株)本社
熊本県人吉市中青井町265
Googleマップ
電動ではありませんが、何とか巡ることができた。きつい坂道もあったけれど、なんとか巡れました。
被災地の爪あとを見に行ってきた
訪問時期:2021年12月
スタート:人吉駅
自転車を借りて出発。
まずは鰻を目指したけれど、ここでは割愛。
自転車で渡駅方面へ
ふつうの集落を通過。
田んぼの間を通る。
天狗橋(東)
夏目友人帳の聖地らしい。
歩行者と自転車の専用道路ですが、途中で通行止めになっていた。
引き返す。
球磨川がゆっくりと流れていて、山に囲まれてノンビリとした雰囲気。
球磨川沿いの道路を走って、逆側へむかう。
天狗橋は、遠くから見る方が綺麗だな。
大きな橋、紅取橋をわたる。
堤防で、ひとやすみ。
対岸にきた。
こちらの方が天狗橋が綺麗にみえるね。
きょうの球磨川は、とても大氾濫がおこったようには思えない、おだやかさ。
天狗橋に近づく。
天狗橋(西)
2020年熊本水害で崩落したまま。水害の爪痕が残っている。
瓦礫の山。
橋が、分断されている。
こりゃ無理だわ。。
ものすごい水量だったんだろう。
すごいものを、見た。
見にきてよかった。
のちに、天狗橋は同じ位置での再建が決まったというニュースを見た。
渡駅を目指す。
トイレ休憩がてらローソンに立ち寄り。
助かったあ。
トイレのお礼は、さけるチーズを購入。とうがらし味が好き。
バス停の名前に、ひとりで大笑い。
今思えば、そんなに面白いわけでもないか。
かつてのバス停待合所かな。
屋根の瓦が崩落している。
線路には雑草がボーボーと生えている。
鉄道が通過しないと、こうなっちゃうのね。
なぎ倒された植物。
こういうものなのか、強風か。
球磨川沿いの堤防を進む
かなり、漕ぐ。
漕いでも漕いでもたどり着かない、渡駅。
目的地の渡駅ホームが見える。
渡駅(堤防サイド)
堤防側から見た、裏から見た渡駅。
取り壊しは、もう始まっていた。
堤防側から、正面へ回り込む。
このあたりの球磨川は、とくに美しかった。
球磨川のむこうには、倒れた木々。
こちらも水害の被害なのだろうか。
崩落した線路
「駅越え」をする。線路を渡るのですが、ここが一番被災の爪痕を感じる場所だった。
たくさんの土嚢。
この線路は、どうやって直すのだろう。こんなに曲がるものなのか。
道から浮き上がって、あらぬ方向に曲がり、瓦礫に埋もれていた。
て断線していた。
なぜこんなところにあるのか不明な台所設備。不法投棄なのか流されてきたのか。
乗客数に比して復旧費用が莫大になる赤字路線。肥薩線を復旧する見通しは立っていない。
渡駅(正面)
駅舎の取り壊しは、始まっていた。
瓦礫の山。
柵の向こうにみえるホーム。
電柱らしきものがホームに倒れている。
渡駅をさり、次のスポットへ。
道路の下に線路を発見。
危なくない?こちらも肥薩線で、いまは休止中なのだろうか。
おしまい。
熊本水害の現場を見にいって
感想:見ておきたいなと思ったときに見に行けてよかった
被災地をみにいくなんて不謹慎かもしれない
そう思ったけれど、でも見ておかなくちゃと思った。これからも復興してく人吉、経過を見ることができてよかった。これからも応援している。
NEXT:
隠れ念仏スポットをめぐる
自転車での後半は、「隠れ念仏」スポットをめぐりました。
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