韓国料理といえば、唐辛子がたくさんの激辛メニューのイメージ。
ですが、辛くなくても美味しいメニューがたくさん。
なかでも、鳥一羽を煮込んでつくられる韓国版鶏の水炊きことタッカンマリ。
鳥のダシがでてとっても美味しいのです!
タッカンマリはお一人様には厳しい?
通常は2人以上でつつく鍋料理。
2人以上なのでボリュームもあるし、値段も割高。
それでも、コムギは臆せず一人でも食べます。
ただ、コチラが臆せずとも、店によっては断られることもあるので、一人旅のときは気をつけて。
ここ、【クンソンタッカンマリ】は、一人で食べてもOKなお店でしたよ。
ソウルでは、タッカンマリ通りが有名だが
タッカンマリといえば、東大門ちかくの「タッカンマリ通り」が有名。
でも、そのときコムギがいたのはロッテワールド、蚕室駅。
東大門まで行くのに30分以上かかる。遠い!
近くで美味しいお店ないかな?
隣駅、蚕室新川駅に人気店があることを知る。
東大門までわざわざ移動しなくても、こんなに美味しいタッカンマリを食べれるなんて最高や!
感激したお店をご紹介します。
蚕室セネ駅・クンソンタッカンマリ
クンソンタッカンマリ
큰손닭한마리
ソウル市松坡区蚕室本洞183−5
地下鉄2号線蚕室セネ(Jamsilsaenae)駅3番出口より徒歩3分
蚕室セネ駅3番出口からスタート
地下鉄2号線の蚕室セネ駅下車。
飲食店が並ぶとおりへ
食べ物やさんが並ぶ通り。
100mほどで発見!
白い看板。
日本語でも「クッソンタッカンマリ」と表記されている。
ハングルは判読するのが大変だから、ありがたいわ!
看板中央上の、ドドンとニワトリがいる。
タッカンマリとは
タッカンマリとは、鶏一羽分を使った「鶏の水炊き」のこと。
タッカンマリの材料
韓国版・鶏の水炊き。
同じ鶏の鍋でも日本の水炊きとは似て非なるもの。
- 鶏一羽
- ネギ
- ジャガイモ
- トッ(韓国のお餅)
などが基本食材。
それに加え、
- 高麗人参(ダシ)
- ナツメ(ダシ)
漢方系も入ります。
スタミナ食でもあるんですよね。
タレを作って待つ
ここ、クンソンタッカンマリでは、「特製タレ」が美味しいんだそう。
タッカンマリができるまでの間に、タレの作り方を教えてくれました。
いままでタッカンマリを食べるときは、そのままか、タテギをスープに溶かすかだったので、タレで食べるのは初めて。
タレの材料はこちら。
- 生ニラ
- タテギ(薬味入り唐辛子味噌)
- からし
- 醤油
いっぱい浸してネ!
浸して、ニラに味を染み込ませたほうが美味しいデス。
お店の方が流暢な日本語で教えてくれた。
これがまあ、サッパリした鶏とよく合う!
煮込むこと15分。OKが出るまで待とう
肝心のタッカンマリ本体ですが、席にやってきてから15分くらい煮込まれました。
もちろん、おまけのお惣菜もついてくる。
もういいんじゃない〜〜?
勝手に食べようとしたら、マダヨ〜〜〜!と止められる。
そして、皿にとりわけた鶏を鍋に戻すよう促された。
出来上がり!
トゥルンとしてて美味しいぞ。
そしてスープが濃厚だ〜!
一羽分茹でるので、鶏の旨味がたっぷり、ジャガイモやネギやらにも。
おすすめトッピング、マンドゥ(韓国式餃子)
タッカンマリ2人前を1人で食べるコムギ。さすがにボリュームあるよな。
でも、でも、やっぱりトッピングもしてみたい。
隣の人の頼んでいる韓国餃子・マンドゥが気になっていたのです。
1人前9個4,000ウォン(約400円)しかメニューに載っていませんが、ハーフサイズ対応してくれたよ。
なんでも言ってみるもんだね。
マンドゥ4個2,000ウォン(約200円)。
マンドゥは、日本の餃子と違って筒状の餃子を丸くしているもの。
マンドゥは、1個がおたまサイズ。大きい〜!
とっても美味しかったので、フルサイズ(9個)でも完食できたな。しまったな。
このお店ではマンドゥは必食ですよ。
〆にはソウル式焼き飯・ポックンパッ
鍋の〆問題:麺で〆るか?米で〆るか?
その問題は世界共通でありました。
ここソウルでも、
残ったスープに麺を投入する「カルグクス」
残ったスープをダシにする焼き飯「ポックンパッ」
2つの選択肢がある。
汁モノ大好きコムギはクルグクス一択でしたが、
これまた、隣のテーブルの男性軍を真似して初めてポックンパッを注文。
ポックンパッの追加は、2,000ウォン(約200円)。
鶏のダシがきいたスープを使って、お鍋でつくる焼き飯、ポックンパッ。
ポックンパッの作り方
ポックンパッを注文したら、テーブルでお店の人がサササと手際よく作ってくれました。
覚えて帰って、再現できるか!?
鍋に残ったスープと具を避難
スープが残っていても、別の器に退避してくれます。
下げられなくって良かった!
このスープはそれだけで美味しいのです。
これでビール飲めるほど。
ごま油を引いて火をつける
タッカンマリの鍋でそのままポックンパッをつくる。
ごま油を引いて、そして鶏スープも少し投入。
白ご飯を投入
ニラを投入
海苔を投入
押し付けながら炒める
完成!ポックンパッ
あっという間に、完成。
鍋は大きいけれど薄いので、ひとりでもペロリと食べれちゃう。
オコゲもできている。オタマでこそぎながら食べよう。
海苔もニラもたっぷり。
美味しくないわけがない。
日本でも作れそうなシンプルさでしたが、
鍋を洗うのが面倒くさそう。却下!
ソウルに来たときに食べる楽しみにとっておくことにする。
美味しいタッカンマリが食べたいなら行ってみて
【クンソンタッカンマリ】は、東大門の有名店を超えたかも!?
少しアッサリめで、なんといってもトッピングのマンドゥも、〆のポックンパッも、最後まで美味しかったのです。
もし、ロッテワールド付近にいるときにお腹が空いたら、ここ【クンソンタッカンマリ】での食事をオススメします♪
そのときはぜひ、マンドゥの注文も忘れずに。
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