バリに来たならば絶対に見逃せない、人気のエンターテイメント・バリ舞踊。
ウブドは伝統芸能が大切にされている村。ウブドでは、のどこかで何かしらの演目が毎晩開催されているのです。それに、チケットは当日その場で簡単に買える。
ノープランの一人様旅でも、とても気軽に楽しめるちゃいます!
どのショーを見たらいいのかワカラナイ方に、実際に観たおすすめの公演を&体験記をサクッとご紹介。軽く知っていた方が、より楽しめること間違いなし。
バリ舞踊のことをサクッと知っておこう
バリ舞踊は、話がわからなくても楽しめた。
ですが、サクッと知っておこう。
バリ伝統舞踊の有名どころは、レゴン・バロン・ケチャの3つ
バリ伝統舞踊にはたくさんの踊りがあるのですが、人気のある演目として代表的なのが3つ。
レゴンダンス:女性ダンサーの華麗な踊り
きらびやかな衣装をまとった女性たちだけのダンス。ストーリーはいろいろです。
バロンダンス:獅子舞みたいなダンス
聖獣バロン、頭と尻尾を2人の踊り手で分担するダンスです。まるで獅子舞みたい。
ケチャダンス:チャッチャッチャ!の掛け声のダンス
半裸の男衆による、迫力満点の合唱舞踊。
「チャッチャッチャッ」!これはとにかく一見の価値あり。親に見せてあげたいです。
ウブドでのバリ舞踊鑑賞について知っておくべきこと
ウブドでは毎晩開催
伝統芸能が盛んなウブドでは、いろいろな会場で毎晩なにかの演目が開かれています。いつでも見れるのが気軽でいいですね。開催時間はだいたい19時から。どこも同時刻です。よって、
1日で幾つもの公園をハシゴするというのは無理なのです。そんな人いない?
興行スケジュールを確認せよ
ウブドエリアのいたるところで開催されているバリ伝統舞踊ですが、自分が何を観るか?選択する必要があります。そのときには、あらかじめ情報収拾する必要があります。
開催曜日や場所によって演目がまったく変わるのです。
ウブドの伝統舞踊開催スケジュールの確認先
①ガイドブック(るるぶ、地球の歩き方には掲載アリ)
②ウブドのツーリストインフォメーションに聞く
③ホテルの人にきく(ウブド滞在に限る)
しっかり情報収拾して、お目当のショーを見逃さないようにね!
鑑賞料金は?チケットの買い方は?
チケットは会場や演目次第で変わりますが、Rp.75,000〜Rp.100,000です。
チケットは、会場前でも買えるし、ホテルの人にも営業されましたよ。ノルマでもあるのかしら。どこで購入しても料金は一律のようです。
実際に弾丸旅で観ることにしたダンス
実際にコムギが見たダンスはこちら。とってもオススメなこの組み合わせ。ですが、曜日次第なので同じ演目が見れるとは限らないかも?
金曜日:@ウブド王宮にて、レゴンダンス&バロンダンス
土曜日:@ダラム・ウブド寺院にて、ケチャ・ダンス
金曜日開催
@ウブド王宮
レゴンダンス&バロンダンス
おすすめの理由
*会場のウブド王宮がムード満点で素敵
*会場のウブド王宮はアクセス良し
*金曜日のバロンダンスは祭礼のダイジェスト版
*金曜日のグループはウブド王宮の中心グループ(つまりエースってことでは?)
チケット購入&IN
チケットは目の前の売り子から購入。どこで買っても同じ値段だそう。
開始まで、あと5分
5分前に滑り込むと、すでに満席。
ビールが売られていたけれどトイレが心配だからパス。
コムギは椅子はないけれどシートの上に座ればOKな”地べた”に陣取りました。
うーん、よりのウブド王宮はとってもロマンティックです。
時間ピッタリに開幕
音楽隊、ガムランが鳴り響く
まずは音楽隊がやってきます。
ガムランというバリ舞踊独自の楽器が鳴ります。不思議な音。
レゴンダンスが始まった
女性の踊り手だけのレゴンダンス。きらびやかな衣装です。
キレがあるでなく、なんとも不思議なダンスです。踊るのが難しそうだ。
王が王女に求婚(でも、断る)
女の踊り手で双子みたいな格好をしていますが、これは王と王女。求婚する王と断る王女。
戦いを仕掛けようとするがガルーラに諌められる
求婚を断られて怒った王が戦争を仕掛けようとするもガルーラに諌められる。
見ていて混乱した理由
- 踊り手は全員女性
- 王と王女役はソックリなダンサー踊る(まさか異性とは!)
- さっき出てきた侍女役とガルーラ役が同じ踊り手
わかりづらかった。でも次からは大丈夫です。役とかストーリーとかわからなくても、ガムランの調べと華やかな衣装とウブド王宮の雰囲気で、とても楽しめます!
魅力的なダンサー
踊りもさながら、目ヂカラもすごい!
ド素人コムギでもわかる迫力満点のこの女性は、きっとこのグループのスターなんだと思う。それくらい圧倒的なオーラがありました。
バロンダンス
ファルコンみたいな、ふさふさ毛の聖獣・バロンが登場!
聖獣バロンは2人で踊る
聖獣バロンはビッグサイズですが、踊り手の動きは細やか。一番前の席だったので、踊り手の足の動きまで見えました。重そうだし大変そうだ。
モンキーと絡む
モンキーが登場し、バロンとやりとりをします。
というか、じゃれている?
話の筋は全くわからないのですが、ここって、ギャグ要素なのかしら?
モンキーにちょっかいを出されて、聖獣バロンがユッサユッサ動く姿が可愛らしく思えてくる不思議。
魔女ランダとの戦い
最終的には(?)このあとのストーリーにて、悪の象徴である魔女ランダと戦っていました。
衝撃のファイナルは・・・集団自害!
魔女ランダを倒し、なんと最後は・・・
集団自害!
びっくりしたよ〜怖いよう。
衝撃のラストシーンでした。これってメデタシメデタシなの?
余談:聖獣バロンを真近でじっくり見た
バロンは森を守る聖獣で、村を守る御神体として寺院の祠に安置されている
翌日訪れた世界遺産のタマン・アユン寺院では、バロンを間近で見るチャンスがありました。
バロンダンスの最中は暗いわ遠いわで、細部まで見ることができなかったけれど。
近いと色々見えちゃいますね。
ナッツやコインで装飾
バロンが着用している衣は、ナッツやらコインやらで装飾されていた。
腐っちゃわない??
どうでもいいことが気になります。なにか加工がしてあるのかな?
フサフサの毛の部分は稲穂
ファルコンのようなフサフサの毛なみは、稲穂でできていた。食物で造られていることにも、きっと意味があるのだろう。
土曜日開催
@ダラム・ウブド寺院
ケチャ・ダンス
ウルワツ寺院だけではない
ケチャックダンスはウルワツ寺院のものが有名です。有名なあまり、ウルワツ寺院限定の舞踊だと思い込んでおりました。ケチャダンスはウブドでも見ることができるのです。会場の寺院は宿泊ホテルから徒歩1分だったのでとても楽チンでした。
おすすめの理由
*会場のダラム・ウブド寺院がムード満点で素敵
*狭い境内で50人くらいの男衆が演じるパフォーマンスが圧巻
*ケチャダンスがそもそも魅力的
ダラム・ウブド寺院のアクセス
ダラム・ウブド寺院
Pura Dalem Ubud
Jl. Raya Ubud No.23, Ubud, Kabupaten Gianyar, Bali 80571, Indonesia
Googleマップはこちらから
チケット購入&IN
時間ギリギリ、入り口前のショップで購入しました。
鳥肌もの。チャッチャッチャッ!
男性がぞろぞろ登場。みな上半身裸で、耳にはお花を挿しています。
花飾りをつけるオジサンたち・・・可愛い!
話はよくわからなかったのですが、この男衆は決してメインではないということ。男衆が歌っておどるなか、お面をつけた演者が登場します。ラーマーヤナの物語の一部らしい。
ですが、男衆に、目が、釘付けです・・・!
ここからは、動画でご覧ください。
登場!半裸の男衆
盛り上がってきました
ストーリー不要のおもしろさ。
おもしろいという表現は不適切かも?目が離せません!鳥肌モノです。
とにかく目が釘付けです。
余談:ケチャの踊り手はアルバイト?
火渡り
ケチャダンスが終わると、ステージ替えが行われ、さっきまでダンスの中心にくべられていた炎と炭が、地面に撒かれます。
火渡りが始まった!
熱そうで見てられなかったです。火渡りの儀式は何度か見たことあるけれど、さすがにいままで小一時間燃えていた炭の上を歩くっていうのは見たことがないかも。。
余談:ケチャの踊り手はアルバイト?
翌日参加したツアーガイドさんに、ケチャダンスの感激を伝えたところ、
そうかい!ケチャを見てくれて嬉しいよ〜。
僕も、ヒマな夜はアルバイトで踊ることもあるよ(別の会場で)
えええ〜〜〜!アルバイト?
確かに、よく考えてみると。専業ってわけにはいかないよね。
群舞だし、毎日踊るわけではないし、夜の1時間ちょっとだから、本業にするのは難しいのかも。
でもアルバイトってさ。知りたくなかったな〜、その情報!
ウブド滞在時は連夜楽しみたいバリ伝統舞踊鑑賞
バリ伝統舞踊、想像以上に楽しくてびっくりした。
毎晩19時30分からスタートして1時間30分程度なので、夕食を終えて観覧するのにちょうど良いですね。
なんといっても、
とにかく圧倒される合唱舞踊・ケチャダンス。絶対見るべき!
半裸の男衆が髪がかったように歌って踊る姿、鳥肌ものですよ。
素敵なウブドの夜をお過ごしください♪
こちらの記事も読まれています
この記事へのコメントはありません。