香港についたら毎度ウンザリするのが入国審査待ちの長蛇の列。
1時間も並ぶことなんてザラにある。
この長蛇の列にならばずに、1分かからずに香港に入国・出国できる”e道”こと”e-channel”をご存知ですか?
1年に4回、香港へ渡航すればe-channelの登録権を得ることができるのですよ。
e-channel登録体験記をまとめました。
目次
1.入国審査があっというま!e-channelとは?
2.e-channel登録方法
3.深夜便で香港到着。 e-channel登録の体験記
4.まとめ
入国審査があっというま!e-channelとは?
自動化ゲート、e-channel
E-channelとは、香港への入国審査・出国審査の自動化ゲートのこと。
長蛇の列になっているのは、外国人(FOREIGNER)向けの有人での入国審査窓口。自動化ゲートだったら、ラクラク、スイスイ進めちゃうのです。
日本の空港でも、日本国籍を持つものは顔認証や指紋登録で自動化ゲートを利用できますよね。GWやお正月など大混雑のときは自動化ゲートがかなりありがたい。E-channelは、それの香港版です。
1分で入国できる
自動化ゲートの使い方。本当に簡単。写真撮影NGなのでイラストで。
パスポートを読み取らせて、顔認証するだけ。
1分すら、かからない。
E-channel登録方法
登録に必要な条件4つ
外国人がe-channelの登録をするには、所定の条件を満たしている必要があります。
E-channel登録の条件
18歳以上でパスポートを所持していて、どちらかの条件を満たすことが必要です。
○航空会社の所定レベル以上の会員であること
○1年で4回以上の香港渡航歴があること
LCC専門のOLコムギですので、ANAやJALのステータスカードは持ち合わせていないため、1年で4回香港に渡航する条件をクリアし申請。
e-channel申請時期は2019年2月。昨年の3月から数えてちょうど4度めの香港。ギリギリで申請条件をクリアです。
登録オフィス
e-channel登録場所:
香港国際空港の入国審査後すぐ、制限エリア内
入国審査後、正面に預入荷物受け取りカウンターへの自動扉があるのですが、決して出てはいけません。
入国審査後にド派手で巨大な看板がありますので、したがって進もう。
受付時間
登録オフィスは2箇所ありましたが、受付時間が異なっています。
入国審査後、左の登録場所:
7:30-23:00
入国審査後、右の登録場所
10:00-18:00
登録に必要な持ち物:パスポートのみ
【年に4度めの渡航】条件クリアにて申請しましたが、必要書類はパスポートのみ。申請用紙への記入すら不要です。
登録は5分程度で終了
【年に4度めの渡航】なんです、と最初に伝えた。登録官より受けた質問はたったこれだけ。
e-channelの登録は今回が初めてですか?
渡航履歴の説明すら不要でした。渡航履歴はちゃんと管理されているのだろうな。当たり前か。
登録官が手続きをしてくれ、最後に署名するのみ。控えをもらいました。
登録完了。
バーコードシールが貼られる
返却されたパスポートには、バーコードシールがベッチャリと貼られた。
私の大切なパスポートに対して、なんて横暴な仕打ち・・・・!
でもこれから並ばなくて良いのだと思うと、しょうがないね。
深夜便で香港到着。
e-channel登録の体験記
2019年2月。昨年の3月から数えてちょうど4度めの香港。
ギリギリで申請条件をクリアです。ワーイ。
23:30 香港国際空港到着
会社終業後に香港へきたため、到着は深夜。
もちろん、e-channel申請窓口は閉まっています(泣)
入国ゲートは長蛇の列
香港入国のための大行列。推定1時間程度でしょうか。
いつもはこの行列に並んでいましたが、今回はe-channel登録のミッションがあるため、まだ入国審査を通過できません。
オフィスが営業開始する朝7時まで空港で夜を明かす必要があるのです!
入国審査の向かいのロビーで眠る
朝7時までマダマダ。仕事のあとのフライトで体もぐったりです。
とにかく、早く眠りたい。そして安全なところで!
入国審査場の向かいにあるベンチコーナーに決めた。
他にも眠っている人が多いし、カードゲームに興じる大家族もいる。なんだかホノボノした雰囲気。
香港国際空港は綺麗で清潔で、そしてとっても明るい。安心して眠れます。
このシートを陣取りました。
手すりが邪魔なのがなあ。でもこの手すりの部分に足を通してお行儀よく横になればなかなか快適です。疲れていたので、グッスリ眠ることができました。
6:30 入国審査
目覚めたら、オフィスの営業開始時刻まで、あと1時間。
ふと見ると、長蛇の列のはずの入国審査場がガラガラではないか。
こんな香港、初めて見た。いつも大行列なのに。この時間帯は到着便がないのでしょうか。
まだオフィス営業開始まで1時間あるけれど、入国審査はいつ大行列になるかわからない。
このチャンス見逃してなるものか!
と、大急ぎで入国審査を受けることにしました。
06:40 入国。
うっかり制限エリアを出てしまう
登録オフィスの場所ですが、あらためて。
登録場所:入国審査後の制限エリア内
自動ドアの向こうの荷物受け取りカウンターには決して出てはいけないのです!いちど出てしまうと、非制限エリアに戻れないのです。
そのはずですが、なんと。
入国審査後、ウッカリ制限エリアを出てしまったあ!!!
制限エリアをでて、預入荷物ひきとりエリアに入ってしまったのでした。
空港職員にもういちど入れてもらう
非制限エリアから出たら最後、e-channel登録は次回へ持ち越しに。
と落胆していましたが、なんと戻ることに成功!
これは運が良かっただけかもしれないので、参考程度に。
インフォメーションに場所をきく
荷物受け取り場所のインフォメーションの職員の方に、e-channel登録はドコ?(知ってるけど)と質問すると、「制限エリアの中よ」と自動扉に戻るようアッサリ指示されました。え、いいの!?小芝居いらなかった!?
空港職員が入れてくれた
自動ゲートに戻って、空港職員の方にe-channel登録について尋ねたら、「アッチだよ。でも7:30からだよ」と非制限エリアへ戻ることを許してくれた。諦めなくて良かったあ。海外旅行経験値があがると、どんどんたくましく(厚かましく?)なってきますね。まあ、悪いことするわけじゃないし、制限エリアといえど出国できるわけでもないしな。
うっかり制限エリアを出ちゃったけれど、なんとかe-channel登録できた経験談でした。ほっ。
ふたたび、オフィス営業開始を待つ
非制限エリアはとても狭く、e-channelオフィス入り口横に椅子が3つ並ぶだけです。
トイレもないので、非制限エリアで夜を明かすのは正直厳しいです。あまり早くに入国しちゃうのも待つのが大変かも。
受付開始時刻近くまでは、入国審査をせずに内部で待つべし。
7:30 受付開始
コムギは3番目でした。
それまではベンチで待ちます。
7:40 登録開始
いよいよコムギの番。登録は初めてかとだけ質問され、あとは登録官の方がバリバリ事務処理をこなし書類を作成してくれる。
ひとりあたり5分程度、あっというまにe-chaneelの登録完了。とっても簡単。
e-channelの威力は未体験
さっそくe-channelで楽々通過できるわ!と浮かれていましたが、帰りの便はJetStarで、利用者の少ないターミナル2出発だったのです。そのため、通常の出国審査もさほど長い列になっておらず、e-channel登録の恩恵はいまだ、受けておりません。
次の香港旅のときでは威力を発揮するはず!また香港に来なくっちゃね。
まとめ:香港ヘビートラベラーならば、ぜひe-channelの登録を
いかがでしたか?
入国審査の大行列を華麗にスルーできるe-channel。
登録には条件がありますが、ゲットできれば香港旅がさらに快適になること間違いなし。
条件をクリアできるかたはぜひ登録をおすすめします。
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