ダウンタウンのオールドモスクと双璧をなす、ガドン地区にあるニューモスク。
贅をつくされた豪奢なモスク、宮殿とまちがうような素敵なスポットも!?
太陽の光を受けてゴールドがまばゆい昼、
ライトアップされて発光したような荘厳な夜。
どちらもステキなニューモスク。必訪です!
目次
1.ニュー・モスクについて
2.昼のニュー・モスク
3.夜のニュー・モスク
4.昼&夜、どちらも訪れるべき
ニュー・モスクについて
ニューモスクは現国王のモスク
正式名称は、”ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク”。
現国王、第29代スルタンであられるハサナル・ボルキア国王の名前を冠したモスクです。
アクセス
ニューモスクは、ダウンタウンからバスで15分、ガドン地区の近くにあります。
通称:ニュー・モスク
ジャミ・アス・ハサナル・ボルキア・モスク
徒歩では厳しい。
歩けない距離ではないのかもしれませんが、なんせ熱帯のブルネイ、長時間歩くのは自殺行為なのです。
無理せずに!車で行くべし。
市内循環01バスは20分に1本程度の間隔で運行
ニューモスクへは、サークルラインの01番バスで、ダウンタウンのBSBバスステーションから15分。
バンダル・スリ・ブガワンの市内巡回バスは1周約45分、だいたい20分に1本程度で発車します。
タクシーが呼べないので、観光客はこのバスにお世話になることが多いはず。
ちょうど、バスがでるところだったのでとびのる。
ニューモスク?と聞いたら、イクヨ!とのことなので搭乗。
逆回りだったらどうしよう・・・
サークルだから行くことは行くよね。
でも逆だったら、、35分かかるよね?
と不安に思ったけれど、そこは大丈夫でした。15分で到着。
バス運賃は1ブルネイドル
BSB(バンダル・スリ・ブガワン)バスステーションからニューモスクまでは、15分で1ブルネイドル(約80円)。
バスのチケットは車内で購入
バスにはドライバーの他に車掌さんが乗っていて、運賃は車内で払います。
女性の車掌さんだった。
バスが動き出すと、行き先をきいて運賃を徴収し領収書をくれます。
降りるまで、なくさず持っていよう。
渋滞はほぼなし
ブルネイではほぼ渋滞がなかった。
片道3車線なのと、基本的に横断歩道がなくノンストップ状態。渋滞要素がないのでしょうね。
こういうところにもお金持ちの国の余裕を感じます。
ちなみに、道路は教習所の様に整然とした感じ。
私でも運転できそう!
01バスは日本大使館も通るよ
バス停の降り間違い防止のため、ドライバー横の席を陣取り、ニューモスクに行きたいと宣言していたコムギ。
すこし減速して・・・コムギを見て一言、
”右に行くと、日本大使館だよ。降りる?”
だって!
からかわれちゃった。降りないよ〜〜!
日本大使館は、01バスにて、BSBバスステーションからニューモスクまでの間にありました。
困ったときは、01バスに乗れば大抵の場所にはアクセスできそう。
昼のニュー・モスク
昼間は陽を遮るものがないブルネイ。
11月はかなり涼しく過ごしやすいですが、やはり暑い。歩いていると汗ダラダラ。
01バスから降りて入門した時には、汗がダラダラ。
開館時間
イスラム教の祈りの場のため、異教徒(Non Musulim)は入場できない日、時間帯があります。
必ず、最新情報を確認すること。ブログを信用しちゃダメですよ!
入場料無料
モスクには入場料が不要です。
時間制限あり
異教徒が見学を許される日時は限られている。
変更することもあるようなので、都度、最新情報を確認してください!
ガイドブックは最新のものを、現地到着時にホテルの人に最新情報を聞くのも良いでしょう。
暑いし遠いし、行ったのに中に入れなかったら悲惨です。。
モスク内部観覧には受付が必要
ニューモスクは、ダウンタウンのオールドモスクとが違い、入場にかなり厳しかった。
観光客(Non Musulim)の場合、
1.黒い上着の着用必須、観光客には無料貸し出し
2.来場者名簿に記帳
3.撮影厳禁
女性の肌の露出を禁ずるイスラム。モスクに入場するときはたとえノンムスリムの外国人も同様で、露出した服が禁じられます。
無料で、黒いロング丈の上着を貸し出してくれます。吊るしてあるのをお借りするシステム。
ちなみに男女の別なく、男性でも半ズボンなどの場合は着用が義務付けられます。
着用不要のお墨付きをいただく
日光皮膚炎のコムギ。旅先の定番コーデは、
黒色マキシワンピ×ユニクロの紫外線防止長袖服に黒いつば広防止。
全身黒ずくめ、日焼け防止の理由から露出ほぼゼロ、魔女のような格好をしています。
そのため、受付時に、
キミは着用しなくていいヨ!
と、着用不要と直々に許されました。
え、着なくていいの!?
別にポリシーもなにもなく、着るつもりまんまんだったのですが、とにかく暑い昼のブルネイ、もう1枚被るなんてイヤだった。お言葉に甘え、そのまま見学へ。
ムスリム女性にチクリと言われる
お墨付きをもらったし、安心しきってウロウロしていたら、敬虔なムスリム女性より、ちくり。
あなたはなぜ衣装を着ていないの?
ムスリムなの?
と、非難めいた口調で声をかかけられましたよ。
肌が露出していないから問題ない、そのままでいいと受付に言われたの、と説明したものの、なんだか異文化を冒涜している無配慮な外国人のように思われたのかもしれない。と少し落ち込んだ。
たとえ受付が許可してくれても、マナー違反と感じるムスリムもいるんだろうなあ。気をつけないと!
それと、ここニュー・モスクは内部撮影禁止。
でも、こっそり自撮りしたり、イエーイと撮影している姿を見ると、おなじ異教徒の旅行客として、見ている側も恥ずかしかった。
でもムスリムの方々にとってはコムギもいっしょくたなのだろう。。
見学は男性用プレーヤールームのみ
オールドモスクと同様、異教徒が見学できるのは男性様プレーヤールーム(祈りの場)のみ。入り口は制限されています。ご注意を!
写真撮影不可でした。
広い。天井が高すぎて、お金のかかっている箇所が識別できず。
内部観覧と言っても、この部屋ひとつなので、正直、観覧は10分程度で終わります。
バルコニーから尖塔をながめていたら、警備のムスリムから、こっちのほうが見えるよ〜〜!とベストビューポジションを教えてくれた。
みなさま親切。
幾何学模様、間近で見ると、ひとつひとつ丁寧に貼られたタイルなのに、遠方から見ると模様を為すのだもんな。
さて、内部見学を終え、01番バスでダウンタウンへ戻ろう。
01番のバス乗り場が不明(ニューモスク〜BSBバスステーション)
帰りも、行きと同じ01番バスの逆方向で帰るつもりだった。行きに降ろしてもらった場所で待つも、まったくバスが来ない。
01バスは循環バス。
ダウンタウンに戻るには、降ろしてもらった場所の向かい側車線で待っていれば良いや〜♪と気軽に考えていたんだけれど、違うのかな!?
私より先に待っていた旅行客は諦めて移動していった。
と思ったら、バスが来た!
20分ほど待ったらバスはきたけれど、ここだと待っていた場所より1ブロック手前で曲がっていた。
走ってバスを追いかけて、なんとか乗り込むことに成功〜!メデタシメデタシ
ふ〜、よかった!
バスで往復する場合、復路のバスにあえるまではハラハラしますが、頑張って待ってくださいね!
結局バスの停留所はわからずじまい。
「余裕を持ってバスと出会えるタイミングを待て」としかお伝えできない。
ちなみに、受付で預けていたリュックを引き取る際に、「タクシー呼ぼうか?」と尋ねられました。
バスに不安がある人はそこでお願いするのが良いでしょう。
夜のニュー・モスク
夜にライトアップされたニューモスクは一見の価値アリ!
ただし、バンダルスリブガワンの夜は早い。
バスは20時にはすべて終了するらしい。
どの路線が何時終了なのかは不明なので、帰り道をバスに依存することはかなりハイリスクかもしれない。
実際の移動手段は?
- チャータータクシーで往復する
- ホテルのシャトル便を利用
実質はこの2つじゃないかな?
コムギはシャトルバスが売りのホテルに泊まっていたので、ナイトマーケットまで送ってもらっていました。そのナイトマーケットから歩いてニューモスクに向かいましたよ。
徒歩20分。。。あまり、オススメはしません!
内部には入れないが開門している
夜のニューモスクはライトアップされています。
モスクの内部には入れませんが、外観は見ることができます。
立派な門
歩道はモザイク模様
とっても綺麗な、ニュー・モスク。
尖塔もライトアップ
昼間のブルーのイメージから一変、ゴールドに輝くモスク。
個人的には、オールドモスクよりも好き。
宮殿っぽさがさらに増す
夜はライトアップされていて、さらに豪華宮殿っぽさが増す。
超豪華ホテルにも思える。さすが王立のモスク!お金持ちの国のモスク〜!
2階へのぼる、オープンな階段スペースも、豪華さにただただ、関心。
これだけオープンなのに、これほど清潔で美しく保っているのは、きっと丹念に手入れされているのでしょうね。
天井のモザイクも、とても美しい!
まばゆいです。
ため息ものの、夜のニューモスク。
昼&夜、どちらも訪れるべき
ニューモスクも、昼と夜ではイメージが異なっていた。
- ゴールドのドームがまばゆい昼のモスク、
- 建物全体が発光しているような、妖艶な輝きが神々しくもある夜のモスク、
どちらも見に行くべきです!
アクセスはいささか難がありますが、個人的にはオールドモスクよりもこちらのニューモスクのほうが、断然、見応えがあると思う!
ブルネイ観光の必訪スポット、ニュー・モスク。ぜひ行ってみてくださいね。
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