ギリシャ

【メテオラ】奇岩群のなかの”天空に浮かぶ修道院”メテオラを歩いてめぐってきた

 


バックパックとメテオラ

”天空に浮かぶ修道院”と奇岩群、メテオラを徒歩でまわってきました。ホテルを出発してから約6時間。

なかなかにハードだったけれど、こころゆくまで絶景を満喫できたし大満足。

歩いて回る場合の注意点なども紹介します。

目次
・メテオラを歩いて巡ることにした理由
・歩いて巡るメテオラ、おすすめの理由
・歩く場合に気をつけること
・歩き疲れたら逃げ道もある
・メテオラを歩いてみませんか?

メテオラを歩いて巡ることにした理由

メテオラは、山の中にあるということから、タクシーチャーターをして修道院を巡るのがスタンダード。

ですが、ザックを背負って歩いてめぐることに挑戦!

メテオラをずっと眺めていたい

名所をピンポイントで回る旅が嫌い。

タクシーでひょいっと連れて行ってもらって、わー綺麗だなーって写真を撮って、すぐに下山する。

時間とお金をかけてここメテオラまでやってきたのに、単純にもったいないな〜と、思った。

奇岩をよじ登るカップル

歩いて回ることにしたのは、メテオラを眺める時間をたくさんとりたかったから。

タクシーは高い、徒歩ならばタダ

タクシーチャーターだと1時間20ユーロが目安

カランバカ鉄道駅前のタクシー

要・交渉ではありますが、おなじ列車の日本人女性情報によると1時間20ユーロだとか。
修道院間の移動は10ユーロが目安とのこと。

もちろん、時間がないときに効率よく回るにはタクシーはとても便利。

でもコムギは1泊2日で時間はあるし、一人だからチャーターは割高。

修道院見学していて運転手を待たせている間も20ユーロ/時間のオカネが発生しているのか・・・
と思うと、なんだか楽しめません。

でも、徒歩ならばタダです。

メテオラバスの存在を知らなかった

最新版のガイドブックを買ってから望んだギリシャ旅ですが、某歩き方にも、るるぶにも掲載されていなかった情報。

現地に行って初めて知ったのですが、”メテオラバス”なる、貧乏旅にはありがたいバスがありましたよっ!

スポットを結ぶメテオラバス

メテオラバス

メテオラバス

ガイドブックにはこのバスの存在が全く載っていなかった。
なので、歩いている途中で見かけても、「ド派手なツアーバスだな」と思いスルーしていました

6つの修道院と、ビュースポット、そしてカランバカ鉄道駅を結ぶメテオラ観光バス。

しかも、1.8ユーロでした。安っ!

このバスの存在を最初から知っていたならば、こんなに歩かなかったかも?
というのが正直な気持ち。

コムギは知らなかったので、とにかく歩きました。

シンプルな車道を歩くので迷わない

修道院めぐる道は整備された車道のみ。これならば異国の地でも迷わずに歩けそうだな、と安心したから。

メテオラ巡りの道路

舗装もされているし、Googleマップがあれば、なくても迷わないようなシンプルな道。

黙々と歩くのにぴったりです。

歩いて巡るメテオラ、おすすめの理由

奇岩群のなかを歩く。非日常が楽しい

奇岩群のなかを歩くメテオラコース

奇岩群の合間を走る道を歩きます。

車だったら、すぐ通り抜けちゃうようなところ。

奇岩群

奇岩群を横目に進む

見所である修道院が建ってない岩でも、やっぱり圧倒される。

なんだこの造形は!

奇岩群と道路

めっちゃ疲れたな〜。。バテテいると、前方に修道院が見えてきたり。

修道院が見える道路

真下から修道院を眺めたり。

ルサヌー修道院

歩いてたどり着くまでで既にバテバテなのに、ここから修道院まで階段を登るのか〜!

とさらに打ちのめされます。ファイト!

徒歩だからこそ立ち寄れる絶景スポットがある

奇岩に佇む男性

メジャーな展望台は車が駐車できますが、ふつうの車道沿いから驚くような絶景が見えたりも。

ああ歩いて回ってよかった!

ヴァラルーム修道院

色々な角度から眺める絶景は得難い体験

歩き進めると、つぎつぎ視界に広がる絶景。

体はもちろんしんどいけれど、終始感動しっぱなし。

遠くに見えていた修道院に少しづつ近づいて。
真下から修道院を見上げて、長い階段を登って、さらに塔にのぼって。
さっきまで歩いていた道を見下ろして。

アギア・トリアダ修道院

ホテル出発から約6時間。
途中でバテながらも、心ゆくまでメテオラの絶景を楽しめました。

歩く場合に気をつけること

水分補給ポイントを把握しておくべし

キンキンに冷えたペットボトルの水

とにかく暑い。そして歩くのだからさらに喉は乾く。

ペットボトル2本くらい持っていたいところですが、すぐにぬるくなるし、そして物理的に重いので、できれば、都度買い足すのが正解です。

自動販売機なんてものはない

メテオラめぐりの車道には自動販売機の類は一切ありません。過酷!

給水ポイントは修道院

フードトラック

修道院入り口の前の移動販売トラックで購入可能

移動販売トラックが軽食やドリンクを販売。
ですが、すべての修道院にこのトラックがあるわけではないので注意!

お水を買える修道院

・メガロ・メテオロン修道院
・聖ステファノス修道院
・ヴァルラーム修道院

この3つの修道院の前にしか移動販売トラックは停車していなかった。
このトラックの有無ですが、修道院の規模ではなく「修道院前にトラックが停車できるスペースがあるかどうか」なんだと思う。

お水、大事ですよ〜!
徒歩で回るときは、お水を買えるか買えないか?も考慮してルートを組んでくださいね。

歩き疲れたら逃げ道もある

徒歩でのメテオラめぐり、トライしてみたけれどギブ。。

そんなときも代替手段があるので安心。

メテオラバス

メテオラバス

メテオラバス

前述のメテオラバス。6つの修道院をめぐるので、距離の長い地点間の移動や、坂道の移動など、スポットで利用するのもいいですね。

1区間の乗車で1.8ユーロでした。

タクシーを呼ぶこともできる

タクシー呼び出し専用電話

修道院の前にはタクシー呼び出し電話アリ

どの修道院の前にも、タクシーを呼び出すための公衆電話がありました。歩き疲れて、メテオラバスにも出合えなかったらタクシーに乗っちゃえばいい。

最終手段:ヒッチハイク

さらなる最終手段として、ヒッチハイクがあります。

好きで歩いていたコムギですが、乗っていく?と3回声をかけていただきました。

ギリシャは治安が良い印象ですが、ヒッチハイクは自己責任で!

メテオラを歩いてみませんか?

重いパックパック

諸事情により、ザックを背負って歩いてまわっていたら、もうクタクタ。

なんで私はこんなことにチャレンジしてるんか。と後悔したり、

絶景に感動して疲れもふっとんだり、の繰り返し。

でも結論は、「やっぱり、歩いて回ってよかったな」

巨岩群を眺めながら歩くのは、なにものにも変えがたい体験となりました。

歩いてみて、やっぱり疲れたならば、タクシー呼ぶのもよし。
徒歩で回る絶景・メテオラ。トライしてみませんか?

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