熊本県

佐敷・芦北(熊本県芦北町)

 

赤えび天丼

猛暑日のなか、歩いてまわる熊本県・佐敷
1955年に芦北町に併合されたまち。

この地を訪れたのは、母が青春時代を過ごした母校がある土地だから。個人的なテーマを掲げてやってきた。

2022年現在、母は健在で大阪で生活しています。生きています。

芦北町:放課後ていぼう日誌の聖地

放課後ていぼう日誌という釣り漫画は、芦北町が舞台の作品。いろんなところで、ていぼう部員に出会った。

こちらは、芦北うたせ食堂にいた、ていぼう部長。

ていぼう部長黒岩悠希ちゃん

ていぼう部長 黒岩悠希ちゃん

佐敷・芦北エリアでしたこと

計石(はかりいし)温泉に浸かる
足赤えび天丼を食べる
●母親の母校・芦北高校を遠目に見る

佐敷城跡に登る
●岩永醤油を買う

スタート:
芦北町役場前

湯浦温泉から九州産交バスで芦北町役場下車。

九州産交バス

芦北町役場。

芦北町役場

計石へ歩いて移動(約30分)

お昼には、名物「足赤えび天丼」を食べたい!
計石(はかりいし)エリアを目指して歩きます。

海沿いの道は、まったく退屈しなかった。

佐敷川をわたる

とにかく川幅の広い佐敷川。その雄大さがゆえ、フレームに収まりきらない。

雄大な佐敷川

標識のある三叉路

佐敷大橋を渡らずに、まっすぐ進む。

佐敷大橋

貴婦人「うたせ船」が停泊中。

うたせ船

計石港沿いの道 計石港沿いの道

野生の鹿発見

こんなに人里近いところで生息しているの?住宅のまうしろの山で元気に駆け回る大きな鹿。

民家と鹿

ちゃんとバリケードが張られているから、民家への侵入の問題はなさそう。

民家の裏にいる鹿

芦北町漁協

ゲートには「朝市」って掲げてあるけれど、開催されている気配はない。
時間帯?遅かった?

計石漁港のゲート

石柱には恵比寿さん。

石柱

恵比寿さんは航海安全の神様でもある。

石柱の上の恵比寿さん

ここにも”貴婦人”こと、うたせ船がいた。

うたせ船

計石の公園には、ゲートボールを楽しむご老人たち。

ゲートボール中のご老人

芦北うたせ直売食堂 えび庵

目的地に着いた。けれど開店まで30分。

芦北うたせ直売食堂

大行列だったらどうしよう!

そう思ったけれど、30分まえでも行列の気配なし。

温泉にはいる
@芦北町計石温泉センター

食堂の開店時刻まで、隣にある温泉にはいって時間を潰そうっと。

芦北うたせ直売食堂と計石温泉

今朝、湯浦温泉で朝風呂してきたところ。でも気にせず入浴。

温泉を見かけたらできるだけ浸かっていくスタイルの旅だから。

1日に何度つかったって、いいじゃない。

計石温泉の受付

入湯料は200円。
無人だったので、自動販売機でチケットを買い、受付においておく。

計石温泉入場券

ロッカーは10円。安い。

コインロッカー

ここ計石温泉は、海底自然噴出温泉なんだって。
海底から引っ張ってきてるんだ。

計石温泉の説明板

そんな面倒なことしなくっても、近くに湯の浦温泉とかもあるのにな、と思ったけれど、そういうもんじゃないのかな。温泉への熱意がすごいな。

計石温泉センター
〒869-5453 熊本県葦北郡芦北町計石2963-13

 

足赤えび天丼を食べる
@芦北うたせ直売食堂 えび庵

温泉で、いい具合に時間を潰せたわ。

いよいよ開店時間。

開店と同時に入店したのはコムギが二人めで、後ろはいなかった。

芦北うたせ直売食堂

カウンターで注文し、好きな席へ。
良い気候だし、外のテラス席を選びました。開放的で気持ちよい。

芦北うたせ直売食堂のテラス席

足赤えび天丼 ¥2,000

一番人気という足赤えび天丼をいただく。

テラス席で食べる赤えび天丼

なんて立派なエビ!

赤えび天丼

普段は食べない頭部分も、まるごとパリパリいただく。甘い。
ボリュームがすごい。

赤えび天丼

お店のお姉さんとお話しする。

昨日コムギが泊まっていた湯浦温泉の亀井荘は、お姉さんの親戚も泊まりに行くような地元で評判の人気宿だそう。よいチョイスだったんだわ。

よかったら食べてね、とお刺身をおまけてしてもらっちゃった。ヤッター!芦北のお刺身は美味しい。

おまけのお刺身

セットでついてきたプラム。
熟していて美味しい。さっぱりで水分たっぷり。

完熟プラム

芦北うたせ直売食堂 えび庵
〒869-5453
熊本県葦北郡芦北町計石2963-11

 

ごはんも食べたし、次へいくか。

休日だからか、ひとけのない漁協。

芦北町漁協

きた道をもどる。

芦北町漁協の道路

歩いて移動:
計石~佐敷(約1時間)

母の母校である芦北高校を目指す。集落のなかの道をおじゃましてすすむ。

ノロノロ寄り道していたら、1時間くらい、かかってしまった。

芦北の裏の道路

小さいお堂いならぶ石仏。

小さい祠

細い路地裏の道。

芦北の裏の道路

一面に広がる田んぼ。グリーンが鮮やか。

田んぼ

窓に振られた謎のイラスト。

謎の窓

ほそい道をすすむ。

芦北の裏の道路

生活の気配が感じられる集落。
お邪魔してます。

芦北の裏の道路

御神木かしら。
巨大な根を張る大きな木。

御神木

二つ並んだ石仏。

二つの祠

石仏とお花

水が貼られた田んぼ。
キラキラひかる。

田んぼ

婦人の鑑・湯地津尾子さんの碑。

木と石碑

大丸川沿い

ゆったりとした川沿いの道を歩く。

大丸川

むこうの山の上には、佐敷城跡がみえる。あそこを目指してる。

大丸川と佐敷城

ようやく自販機をみつけた記念。
水分補給したかったのよね。

ペットボトルの麦茶

赤い鉄橋が目立っている。

鉄橋

横断歩道を渡って先へ。

踏切

鉄橋の上の線路。
電車こないかな。

線路

ブルーの屋根が珍しい神社。

風変わりな神社

小学校前を通過。

小学校前バス停

江戸と薩摩という大雑把な方角をさす標識。
こんな公道どまんなかで冗談かまさなくてもいいのでは。

江戸と薩摩標識

交通量が増えてきた。

芦北高校近くの交差点

奥に目的地、芦北高校が見える。

芦北高校近くの交差点

芦北高校

母親の母校である芦北高校にやってきた。

芦北高校

部活動かな?
土曜日だけれど登校している生徒がたくさん。

芦北高校の門

コソコソと撮影して、わたしって変質者におもわれないかしら。

いちど気になると、もうダメ。そそくさと立ち去る。悪いことしてませんよ。

芦北高校の門

芦北高校は創立100年だって。

芦北高校創立100年

野坂屋旅館の看板には休業中の張り紙。母が同窓会で利用した旅館が水害で休業しているときいた。この旅館のことだったのだろうか。

野坂や旅館の看板

ここからは、佐敷城跡をめざす。

芦北高校ちかくの道路

岩永醤油

昨日とまった湯浦温泉のお宿・亀井荘の夕食時に出てきたお醤油のお店だわ!

岩永醤油

ひとつ買って帰る。コムギの自宅は醤油だらけです。

薩摩街道佐敷宿

佐敷城跡を目指して歩いていると、そこは薩摩街道だった。

岩永醤油

佐敷城跡

佐敷城跡への道

城跡は山の頂上付近にあるため、のぼりが続く。暑いよう。

お地蔵さんが並ぶ。

仏像の並ぶ道

励まされているよう。

仏像の並ぶ道

佐敷城跡(入り口)に到着。
はー疲れた。

佐敷城跡

入り口から、すこし坂道をのぼる。
佐敷城跡への坂道

佐敷城跡からながめる芦北のまち。
佐敷大橋も綺麗にみえる。

佐敷城跡から見下ろす芦北の街

佐敷城跡

本丸西門。

佐敷城跡の階段

ベンチもありました。
ゆっくりできる。

佐敷城跡のベンチ

こんなに見晴らしが良い絶景だけれど、ほとんど人がいない。

佐敷城跡からの展望

佐敷城跡

さっき立ち寄った芦北高校も見える。

佐敷城跡から眺める芦北高校

なかなか良い眺め。

佐敷城跡からの展望

なんだか立ち去り難かった。
きてよかったな。

佐敷城跡からの展望

ショートカットコースで下山

下山は、ショートカットコースにて。

きた道をもどらずに、佐敷城跡入り口てまえの しろやまスカイドームいきの看板に従って下山する。

しろやまスカイドームいきの看板

でもここは山道。スニーカーや登山靴でないと危ない!

しろやまスカイドームへ下る林道

なんと3分で下山完了。しかも佐敷駅にも近い。

ゲート

ゲートをでると、すぐにしろやまスカイドーム。

しろやまスカイドーム

佐敷駅の裏側に到着した。

佐敷駅

振り返ると、佐敷城跡がよく見える。

佐敷駅からみる佐敷城跡

佐敷駅に到着

かわいい駅舎の佐敷駅。

佐敷駅の駅舎

ショートカットできたおかげで、おれんじ鉄道の時刻まで余裕ができた。佐敷駅の隣のスーパーヒラキで寄り道。

ヒラキ綜合食品 佐敷駅前店

佐敷駅は「放課後ていぼう部」のPRで占領されていた。

佐敷駅舎内のディスプレイ

おしまい。

佐敷・計石を歩き終えて

母親が通った高校のある芦北をめぐろう!
をテーマに歩いた半日。

そんなテーマを掲げなかったら、訪れるキッカケがなかった場所かも。

芦北は、エビは美味しいし城もあるし温泉も湧いているし、港もある。
歩いていて楽しいコースでした。

熊本、いいところだな〜
おしまい。

おしまい。

熊本南部3日間

この旅の全旅程

津奈木温泉

日奈久温泉

湯浦温泉

湯の鶴温泉

湯の児温泉

佐敷・芦北

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