バギオ博物館
Baguio Museum
バギオを旅する日本人ならば、ぜひ訪れるべきミュージアム。
●バギオ、バナウェで大切にされているブルルや原住民族文化が学べる
●第二次世界大戦中に日本の占領下であったバギオの歴史を詳しく知る
こちらを訪れた旅
旅した時期:2025年5月(GW)
バギオ博物館について
Baguio Museum
- Mummy(ミイラ)展示あり
- コルディレラ山岳地方の先住民族の展示
- バギオの歴史
- WW2での日本占領下時代の展示あり
旅先を訪れたら、その場所の歴史&文化を知るためには博物館の行くのがてっとりばやい。バギオのみならず、この旅で訪問予定のバナウェ、イフガオ民族の伝統文化を知ることができて、旅がより深いものになりました。
バギオ博物館へのアクセス
Googleマップ
バギオ博物館の外観
入館料:100ペソ(約270円)
バギオ博物館
Baguio Museum
鑑賞記
ミイラ展示以外は写真撮影OK
Mummy(ミイラ)展示
写真撮影不可
私はこれまで、何体かのミイラを拝観する機会がありました。そのなかでも最も完全な形のミイラを見たのは初めてでした。ミイラ化のプロセスや、儀式の説明もあり興味深かったです。
▼横蔵寺の即身仏
▼エジプトのMummy
▼海向寺(山形県酒田市)
コルディレラ山岳地方の先住民族の展示
地元の儀式のジオラマは、「ホドン」という紛争部族間の和平協定のシーン。
アクセサリー、衣類、武器の展示。
可愛いポシェットだなと思ったら、男性むけのポケットハット。
ビーズをマザーオブパールで飾られている。
こちらも帽子。
猿の骸骨と、ピンクの羽飾りの帽子。
タビスをまとった女性の木像。
様々な部族の集落の模型。
男性が腰につける剣。
イフガオ地域の木彫り像、ブルルが並ぶ。
ブルル Bululu
ルソン島北部のイフガオ族による木彫りの像。米蔵の守護神。
つまり、お米の神様ってことですね。
この小さくて細い腕を伸ばしが彫刻は、女性の髪の後ろに留めるものらしい。
人?神様?が彫刻されたスプーン。
ブルルを囲むダンサーたち。
Mummyの横に置かれていた雄牛のふたつきのケース。棺でしょうか。
2階
がらんとしていた。
階段をのぼって3階へ。
3階:バギオの歴史
バギオの歴史の中でも、とくに「日本の占領」に関わる展示は見応えがありました。
●真珠湾攻撃の翌日にバギオ爆撃
●18の航空機が3つの「V」フォーメーションで爆撃
淡々と、侵略について綴られていた。
歴史の授業で習ったこの時代と戦争は、現代に近いこともありいつも授業は駆け足で進んだ。深く学んでいない。他国からの目線での展示で知ることって、大事だ。
EXIT
博物館をでると、雨が降っていた。
おしまい。
NEXT:バギオで夜遊び
いったんホテルに戻り、雨上がりのバギオで夜遊び。
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