ヨーロッパの東のはじっこに位置するジョージア。ここ数年、旅人人気が上昇中!
ワイン、グルメ、大自然、世界遺産。ジョージアには、旅人が望むものが全てある!そんなイチオシの国・ジョージアについてまとめました。
目次 1.ジョージアはどこにある? 2.ジョージアは旧ソ連の構成国 3.気候は温暖 4.家畜が暮らしやすい国 5.雄大な大自然が魅力 6.ワイン発祥の地 7.ジョージアは大注目の投資先 8.絶品!ジョージア料理 9.国教はジョージア正教 10.ジョージアの物価は安い まとめ
ジョージアはどこにある?
ジョージアは、ヨーロッパの東端であり、黒海の東岸に位置します。
ジョージアは旧ソ連の構成国
ソ連邦の解体後、ジョージアは親欧米路線をとり、独立。
グルジアから国名改称
国家名称は、2015年より「グルジア」から「ジョージア」へ変更される。これは、2008年8月のロシアの軍事侵攻を受けたジョージアが、ロシア語読みの「グルジア」から英語読みの「ジョージア」へと変更を要請したもの。
ロシアとジョージアの首都トビリシを結ぶ「ジョージア軍用道路」の途中には、ロシアより贈られた友好のモニュメントが鎮座していた。モニュメントは1983年のもの。
気候は温暖
旧ソ連邦=寒冷地である、というのは私の思い込みだった。ジョージアの気候は、とても温暖。
コーカサス山脈が寒気を阻む
ジョージアが温暖な原因は、ロシアからの寒気の流れをコーカサス山脈が阻んでいるから。
頼もしいぞ、コーカサス山脈。寒さが厳しいと旅は辛いもんね。
家畜が暮らしやすい国
ジョージアでは動物がのびのび生きている。家畜と呼ぶのは失礼な気がしてくる。ジョージアでは、動物たちも立派に市民権を得ているよう。
道路を阻む牛たち
田舎あるある!?車が通ってもピクリとも動かない。
こんなに広い道なのに、センターを爆走する牛。
足元注意!ウッカリしたら踏んじゃうよ
動物が多いということは、比例して増える「落し物」こと、ウンチ。道にゴロゴロ。間違ってもお気に入りのおしゃれなスニーカーを履いていってはダメ。
ウッカリしていたら踏んでしまう。前方の動物にも、足元の「落しもの」にも注意をしなければ大惨事になるのがジョージアの田舎。
雄大な大自然が魅力
ここジョージアでは、何より大自然が魅力です。歩き回ろう!
映画のロケ地にも採用される絶景
首都トビリシと隣国ロシアを結ぶジョージア軍用道路。
コーカサスの山あいを走るこの道。ほんとに気持ちの良い道なのです。
コムギの2020鑑賞のベストームービー、インド映画「WAR!」のバイクチェイスの場面では驚いた。
おおお!ジョージアだ!
ジョージア軍用道路だ!
バイクチェイスはポルトガルのリスボン市内へ続くのですが、まあ無理がある距離だよね!
エンドロールにて、撮影地「GEORGIA」とクレジットされていたから、たぶんジョージア!
ヨーロッパ最後の秘境はジョージアに残されていた
ヨーロッパ最後の秘境「ウシュグリ」。そのアクセスの悪さと美しい景観から”ヨーロッパ最後の秘境”と呼ばれている。大自然は雄大で、村はこじんまりとしていて。そしてとても静か。そんなウシュグリ村を擁するのが、ジョージア。
トレッキングを楽しむ
ジョージア旅行では、トレッキングを組み込むのがおすすめ。パノラマが楽しめます。
トレッキングシューズ必携
スニーカーでは役不足、トレッキングシューズを持っていくべき。道はあまり整備されていない。ガシガシ登りたい方は,トレッキングポールもぜひ。
暑さ対策が必要
鬱蒼とした森を歩く日本の山登りと違って、太陽を遮るものがないコーカサスの大地を歩く。ジョージアのハイキングでは、日差し対策と水分補給の計画は念入りに。
ワイン発祥の地
ぶどうの産地・ジョージアは、ワイン発祥の地。ワインマニアならば聖地巡礼すべきです。
現地でしか飲めない至極のワイン
流通が進化した現代、世界のワインはたいてい日本でも手に入る。お金を出せば。でも、運搬過程で劣化しちゃう。防腐剤なしのフレッシュなワインは、ジョージアに訪れなければ飲めません!
醸造酒のワインにフレッシュという表現を使うのは誤っているとわかっているけれど、フレッシュ!という印象の美味しさ。今までに飲んだことのないタイプの美味しさ。適当にはいったカフェで頼んだ適当なハウスワインです。日本円で200円程度。
ジョージアは大注目の投資先
農業大国から脱すべく金融大国をめざすジョージア。日本よりも進んでいる?
高レートな預金利率
ジョージアの主要銀行では、定期預金は年率10%程度!(ただし、現地通貨ラリ建て。でも米ドル建でも1.8%)。2021年現在、超低金利の日本からすると、驚く高レート。ジョージアは、投資先として世界から注目されている。
マルチカレンシー(複数通貨)が標準
ジョージアの銀行口座は、マルチカレンシーが標準。一口で4通貨の取扱が可能。外貨預金は別にして、円だけを扱う日本からすると、驚きですね。これからはマルチカレンシー口座が標準になるのだろうな。
もしや、日本って、金融界では遅れているの?
少し不安になってきた。
絶品!ジョージア料理
旅先選定にあたり、重要なのがグルメ。ジョージアへの旅は、そんな旅人の期待にお応えできる。
必食・シュクメルリ
ニンニクとチーズがたっぷりのホワイトソースでチキンを煮込んだお料理「シュクメルリ」。チーズ版アヒージョ??これは絶対に食べるべき。
牛丼チェーンのまつのやの限定メニューで提供されていましたね。
日本でも揃う材料だから、アヒージョ並に、もっと流行しても良いのでは。ニンニク、チーズ、鶏肉だよ!絶対美味しいじゃないの。
ひょっとすると、恐ろしいカロリーが、阻んでいるのかな?
パクチー注意!
ジョージア料理は、内陸部・遊牧民のお料理と近い。ハーブとして「コリアンダー(パクチー)が多用されます。苦手な方はご注意を。
その他にも美味しいメニューたくさん。日本人からすると、かけ離れた味覚ではないジョージア料理。美味しいです!
国教はジョージア正教
西欧の教会とは趣が異なります。首都トビリシからすぐの世界遺産のまち・ムツヘタには、世界遺産に指定されている教会が3つある。見ごたえあり。
ジョージアの物価は安い
旅に当たって重要ファクターである物価。日本の感覚からすると、ジョージアは格安。
生ビール 90円(2.5ラリ)
ホテル1泊 3,000円(トビリシ中央駅直結)
地下鉄 20円(0.5ラリ)
物価の高い国を旅すると、おちおちビールのおかわりもできないもんね。ジョージアならば、ゆとりある旅が楽しめる!
まとめ
ワインも食事も美味しい。ここでしか見ることのできない大絶景や秘境もある。物価も安い!
まだまだ日本には馴染みのない旅行先・ジョージアですが、コムギは熱烈におすすめします。あなたの旅の参考になりますように。
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