ミャンマー

【インレー湖】風情満点!ロング・ウッデン・ブリッジ&ボートで水上集落めぐり


インレー湖に到着した午後は、ニャウンシュエ出発でインレー湖周辺をサイクリング。信号のない、ミャンマーの田舎道を自転車でひた走るのも楽しい。

ベリー ビューティフル!とホテルのオーナーにおすすめされた「ロング・ウッデン・ブリッジ」へ自転車で向かいました。

目次
1.ロング・ウッデン・ブリッジについて
2.場所:インレー湖の西岸
3.風情あり。ウッデン・ブリッジを歩く
4.ボートで周遊!水上集落の生活を垣間見る
5.インレー湖観光するならばウッデン・ブリッジに是非立ち寄ってみて

ロング・ウッデン・ブリッジについて

インレー湖西岸から水上集落へと結ぶ、長い長い木製の桟橋。

ウッデン・ブリッジ

たんなる橋ではありますが、水上集落の生活を垣間見れるしインレー湖ならではなのでぜひ訪れるべき。

場所:インレー湖の西岸

ロング・ウッデン・ブリッジはインレー湖の西岸にあります。観光の拠点、ニャウンシュエからは自転車で1時間程度。

コムギはサイクリングコースとして組み込んで訪問。ワイナリー「レッド・マウンテン・エステート」でワインを飲んだあと、自転車で向かいました。

サイクリングのルートマップ

ワイナリーからは自転車で約45分間。

平坦な道とはいえ、45分もペダルを漕ぐことって、なかなかない。

ミャンマーの田舎道をサイクリング

インレー湖周辺は、とっても田舎。もちろん信号なんてない。

道路に停められた自転車

ひたすらのどかな、田舎の風景を楽しみながら。

バイク二人乗りのカップル

おお、これぞアジアの田舎。盛りだくさんの藁を積んだトラクターも車道を走る。

巨大な藁を運ぶ車

なんか煙がモクモクしている。何かを焼いているよう。

田舎道

そんなノンビリした田舎の風景のなか、自転車で進んでいく。

風情あり。ウッデン・ブリッジを歩く

橋のスタート地点に到着。自転車やバイクが無造作に停められている。コムギもそれに倣う。

駐輪スペース

スタート地点

橋のスタートは屋根付きの東屋スタイル。渡し舟の船頭さんの待機場所にもなっているみたい。

橋の東屋

長い長い木製の桟橋を歩いてみる

歩き始める。視界に見える限り橋の終わりは見えない。名前通り、かなり長い橋。

木製の長い橋

夕刻。橋を渡っていく女学生やおじさまたちとすれ違う。

橋を渡る人

橋を渡る人々

学校がえりかな?小学生もいた。

橋を渡る少年

橋はどこまでも続く。

長い長い木製の橋

渡し舟で対岸に渡ることもできる

こちらはインレー湖西岸。渡し舟で自転車ごと東岸に渡ることもできるそう。

渡し舟に乗る僧侶

ボートで移動していく僧侶を見かける。

橋はとてもロマンティック

ただの木製の橋なのですが、なんだかとてもロマンティックなのです。

湖面に目をやると、ボートがスイスイと流れていく。そう、「漕ぐ」というより「流れる」というほうがしっくりくるほど、穏やかにボートは進む。

ボートを漕ぐ女性

ノスタルジックで、異国にきたなあと思える風景。

ボートを漕ぐ女性

あとでこの船頭さんのボートに乗りました

水上レストランもある

長い橋の途中で、大きな看板が目に止まる。向かいにあるお店のメニューのよう。

橋の途中には水上レストランもある。

水上レストランの看板

もちろん、お店にいくには渡し舟に乗らなくちゃダメ。水上レストランだと食い逃げの心配は、なさそうだね。

水上レストラン

橋で繋がっているタイプのレストランもありました。食事場所やお茶休憩には困りません。

水上に立つレストラン

ボートで周遊!水上集落の生活を垣間見る

そんな長い長い橋の終わりは、水上集落の端っこだった。

さきほどみかけた船頭さんの営業を受け、30分ボートで水上集落をめぐることに

30分、ボートで水上集落をまわる
3,000Ks(約200円)

ぜひボートに乗りたい!と思ったら、ボートさがしはおそらく困らないはず。船頭さんはたくさんいてるました。そしてホテルのオーナーに聞いたところこの価格、30分3,000Ksは相場だそう。この金額を基準に交渉したら良いですね。

コムギは細かいお金がなく、お釣りがないといいきる船頭さんにおしきられ、5,000Ks払うことに。とほほ。細かいお金は常時スタンバイしておくべし!アジア旅の鉄則ですよね。

狭い狭い水路をボートは進む

雨季のミャンマー、空が曇ったり、分厚い雲の隙間から陽が射したり、小雨が降ったり。忙しい天気。スタート時は曇天。

狭い水路をボートは進む。水上集落を進むボート

狭いといっても周りは浮き草なので、櫂でエイヤっと避ければ道は拓ける

ボートで移動する住民の方とすれ違う。そのたびに挨拶をする船頭さん。この集落ではみんな顔みしりなのだな。

渡し舟のおばちゃん

ここ、わたしの家なんですよ。船頭さんの家も紹介してくれました。この写真ではないですが。

ボートで水上を進む

カンボジア、ブルネイで水上集落を見たことはあるけれど、そのたびにやっぱり驚きます。

  • どうやって建てるの?
  • 強度は大丈夫?
  • 腐らないの?
  • 水上に生活するのはなぜ?やっぱりお金の問題なの?

高い足場

いつかちゃんと調べよう。台風などの水害が多い日本では難しい水上集落に興味津々。

そして、まるで鏡のように湖面に映り込む集落の姿。

水上集落

とにかく不思議な気持ちになる水上集落。

メインストリート的な、大きな水路もあった。

水上集落の大通り

ヒョイっとバランスをとりながらボートを漕ぐ船頭さん。軽やか!

ボートを漕ぐ女性

水耕栽培でトマトが獲れる

みてみて、これはトマトだよ。船頭さんに促されて右に目をやると、水の上で元気に育つトマトたち。流れないように竹で囲って固定しているのだそう。

水耕栽培

育てているのはトマトだけなんだって。トマトってたくましいのかな。

バレーボールを楽しむ少年たち

ネットを張ってバレーボールを楽しんでいる少年たちがいた。

バレーボール

少年たちの遊んでいるところは、浮島なのかな。それよりなにより、ボールが飛んでいったら水にドボンしちゃうよね。ボートで取りにいくのかな。「絶対に落とすことはできない」。熱したゲームになりそうだ。

いろいろな驚きを抱えながら、ゆったりボートで巡る。それにしてもみなさん、日常の移動はボートなんだもんなあ。しかも手漕ぎ。

ボートに乗る親子

ボートだとダッシュがきかないし、ノンビリした生活が前提のライフスタイルが求められるな。うーん、コムギには無理そうだ。

ボートツアーの終盤は、歩いて渡ってきたウッデン・ブリッジの横を通過。下から眺める橋も、とっても風情がある。

船頭さんからトマトをプレゼントしてもらう

いよいよ岸に着くなというとき、野菜を積んだボートに立ち寄る船頭さん。

野菜を買うおばちゃん

水上生活だと、商店も船なのね。夕飯の買い物かな。感心していたら、違っていた。なんとコムギにトマトをプレゼントしてくれたのでした。

水耕栽培のトマト

さあ、かじって食べてみて!と勧められるけれど、さっきインレー湖の水で濯いでいたのをコムギは見ていた。生水は危険!怖いので丁重にお断りしました。でも気持ちは受け取りましたよ。

ボートの漕ぎ手

船頭さんは、パクッと食べていた。親切にしてくれたのにごめんなさいね。

そして、あっというまに30分の水上集落ボート巡りは終了。

たった3,000Ks(約200円)で、とても良い時間が過ごせました。オススメの体験です。

インレー湖観光するならばウッデン・ブリッジに是非立ち寄ってみて

長い木製の橋を歩きながら湖とボートを眺めるのもロマンティックであるし、
ボートでの水上集落めぐりは、水上生活を垣間見ることができて面白い。

「インレー湖ツアー」でも水上集落見学はあるけれど、ここウッデン・ブリッジで乗ったボートの方が、よりローカル度満点!

ワイナリーからは自転車で45分、ニャウンシュエからは約1時間。なかなかハードに思えるウッデン・ブリッジへの距離ですが、平坦な田舎道を自転車で進むのは、想像するよりもあっというまです。

インレー湖観光するならばウッデン・ブリッジに是非立ち寄ってみることをおすすめします。

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