はじめまして。週末海外弾丸旅ブログ、管理人のコムギです。
大阪市内在住の30代・事務職OLです。30代になり旅の楽しさに目覚めました。OLはやめずに旅人を目指すべく、週末を利用して海外旅行を楽しんでいます。昨年2018年はなんと23回も海外旅行に出かけました。
なにがそんなに私を急がせるのか?自己紹介に代えてお話しいたします。
キッカケは離婚。一刻も早く苦しみから解放されたい私は生き急ぐことにした
現在は気ままな独身OLのコムギですが、過去に結婚していたことがあります。お付き合い6年、結婚生活4年。10年間いちばん大切に思っていたパートナーを失ったことはとても辛く、離婚当時は毎日メソメソしていました。
悲しい出来事は”時間”が解決してくれる
メソメソするコムギに皆は優しく温かく励ましてくれました。「大丈夫、時間が解決してくれるから」。そうだよね。でも、”解決するのに必要な時間”っていったい、どのくらいなのだろう?
1年?2年?ひょっとして、一緒に過ごしてきた10年くらい必要??
辛い!長い!待てない!
この苦しみがいつか薄れていくであろうことは経験則でわかる。ですが、今すぐ、一刻も早く、苦しみから抜け出したいのです。なんとか短縮できないものか。
物理的な”時間”を超えていけ!
メソメソしながらも考えたこと。辛い気持ちを和らげてくれる”時間”の意味することとは、いったい何なのか。
”時間が解決する”の本質は、時間の経過がもたらす環境の変化、それがもたらす内面の変化なのでは?
それならば、
物理的な時間の経過をボーっと待たず、自分で環境を変化させていけば、物理的な時間を超えてメンタル回復までスピードアップできるはず!
決意:意識的に自分で環境を変化させよ。時間を超えて生き急げ!
濃密な時間を過ごそう。実践編
自ら変化を起こすべく、色々な経験を積んでやろうじゃないの!濃密な日々を過ごすために生き急ぐことを決意し、心がけたこと。
*誘いはとりあえず受けてみる
*なんでも一度はトライする
*熱中する時間を大切に
*楽しい気持ちが続く限り取り組み続ける
*メンタル回復が最優先!お金はどうにかなる。貯蓄はいったん保留
それでは、海外一人旅へとつづくコムギの数々の取り組みをご紹介します。
スタートは登山から
旧友に誘われて登山スタート。球技をはじめとしてスポーツ全般に苦手意識があるけれど、ただ歩くだけの登山はとても取り組みやすかった。
ヒンヤリとした森林の中を歩くことは気分が良いし、適度な有酸素運動による心地よい疲れでその晩はグッスリ眠れる。何より下山後のビールも格別。
これまでに登った山
*六甲山
*ダイヤモンドトレール縦走
*富士山
*屋久島、宮之浦岳
*熊野古道・中辺路
ミーハーな山はとりあえず登りました。2019現在、登山の趣味は休憩中。
ひとりで熊野古道を10時間以上ひたすら歩くなんて、現在の自分にはできる気がしません。
シンとした森の中を無心で黙々歩くことが、打ちのめされた心の回復には必要だったのです。どんなメンタルだったんだ自分〜〜!よくぞここまで元気になったものです。
西国三十三所巡りで御朱印集め(近畿圏内の旅)
登山をしていると、山中で祠や石仏をみかけます。大阪の縦走路・ダイヤモンドトレール終点にあるお寺・施福寺が「西国三十三所巡り」の観音霊場のひとつであることを知りました。山登りのついでに御朱印を集めるのも楽しそう。
札所の数33と同じ33歳のうちに満願成就したい。当時の私は33歳、あと3ヶ月で34歳になろうとしていました。週末全てを観音霊場めぐりにあてて、フルスピードで寺めぐりをしました。
無事、33のうちに満願成就。お礼参りも済ませました。私の来世は幸せ確定!宝物がふとつ増えた。御朱印帳は棺桶に入れてもらう予定です。
百寺巡礼(日本国内の旅)
西国三十三所めぐりを終え、全国の他のお寺も巡ってみたいと思うように。五木寛之氏の名著・百寺巡礼で挙げられた名刹めぐりをスタート。
日本には、美しい場所がいっぱいあるのですね。
富貴寺(大分県)
大乗寺(石川県)
近畿に限定された西国三十三所と違い、百寺は全国に点在している。せっかく遠出するのだし、お寺にあわせて現地の観光もするように。
石見神楽(島根県)
那智の火祭(和歌山県)
西国のように数ヶ月で満願成就というわけにはいかず、現時点で、まだ五十ヶ寺ほど。これからまだまだ、時間がかかるかな。
海外一人旅
海外ひとり旅デビューはソウル
2016年の春、一人でソウルへ。通勤バッグを新調したかったからです。我ながら、なんて夢のないキッカケなのだろう。
免税店で買えば安いから、いちばん近い外国・韓国に買いに行こう。免税で浮いた分を飛行機代に充てれば実質タダでソウルに行けるしね。でもそんな理由で友達を付き合わせるのは偲びないな。じゃあ一人で行ってみようかな。そんな理由から。
ひとりでも全く問題なし。自分の可能性に気づく
一人での海外渡航に少し緊張したけれど、実際に行ってみたら一人でもまったく問題がなかった。
このご時世、
- Webでたいていのことは下調べできる
- 公共交通機関は整備されている
- 困ったら質問すれば教えてくれる
ちゃんと目的地までたどり着けた!
なぜ、海外ひとり旅は怖いと思っていたのだろう?
自分には到底できないと思っていたのだろう?
自分がやろうと思えば出来るし、出来るように動けば良いだけ。
きっと、これからは自分でどこへでも行ける。
自分でたいていのことは出来るはず。
そんな自信が芽生えた旅でした。
2回目の海外ひとり旅は治安の良さそうなヘルシンキへ
ソウル旅成功で自信を得たことをきっかけに、次は治安の良さそうなフィンランドへ。映画かもめ食堂で見たヘルシンキの街に行ってみたかったから。
夏休みは憧れのカンボジアへ
その次は念願のカンボジアへ。どんどん冒険していくようになりました。
憧れのモロッコへ。定年を待たなくても弾丸ならば叶う
憧れの地・モロッコはアフリカ大陸にある。10連休くらいの長期休暇じゃないと行けそうになく、退職後じゃないと行けないだろうなと諦めていたのですが、ふと思いつく。
いちばん行ってみたいのは、ブルーの街・シャウエン。シャウエンに絞れば5連休でもたどり着けるんじゃない?
よっし、弾丸で行ってやろうじゃないの!
2017年1月、年始の仕事始めを終えてからモロッコへ。シャウエン以外の見どころは行けなかったけれど、見たいときに見たい景色を目にすることができた。
このモロッコ旅をきっかけに、週末を利用して弾丸で行っちゃえばいいんだ、旅は定年後のご褒美にしなくてもいいんだと考えるようになりました。
そして、旅に出たい欲求が収まらず、どんどん週末海外旅行のペースはスピードアップしていきます。(今ココ)
なにかに熱中している時間こそ宝。旅を人生のご褒美にせず、いま、楽しむ!
ネガティブな気持ちから脱出すべく環境を変えるために生き急ぐことを決めましたが、当初の目的を忘れるくらい、登山、西国三十三所巡り、百寺巡礼、海外ひとり旅と夢中になって楽しんできました。
結果的には当初の目論見どおり、当時の自分と環境が激変。辛い気持ちは風化して、いまは新しくできた趣味や交友関係で充実した毎日を過ごしています。
辛い出来事云々はさておき、とにかく好きなことを夢中になって取り組んでいくなかで感じたこと。やりたいことをやりたいときに実現していくって素晴らしいことだなということ。そして、「熱中している時間をいかに確保するのか」が幸福に生きるための最重要ファクターなのではないかしら、ということ。
現在の私にとってそれは週末海外旅ですが、人によって、それは子育て、仕事、趣味などの生きがいだったり。夢中になっている時間こそ、人生の幸福そのものだなあと思うのです。
そんな素晴らしい時間を大切にしたい。
今の私にとって大切な「海外旅の時間」、定年を待ってからと言わずに、今、楽しみたい。
そんなわけで、熱中している時間が続くかぎり、コムギの週末海外旅は続きます。
よろしければ、どうぞおつきあいくださいませ。