リゾートしらかみに乗って、白神山地へ行ってきた。
大人気なのが納得の「リゾートしらかみ号」。
座席指定は、海側のA席を指定しよう。
リゾートしらかみについて
秋田〜青森を走る
リゾートしらかみは、JR東日本の臨時快速列車。
奥羽本線・五能線の線路を通って、秋田から青森まで。
全席指定ですが、特急料金がかからないため、かなりお値打ち。
チケットの取り方
JR東日本の「駅ねっと」から予約可能。乗車日の1ヶ月前、午前10時より予約スタート。
人気路線につき、予約はお早めに。
普通車の座席指定は「A席」一択!
コンパートメントをのぞく列車は、海側の窓際であるA席を指定しよう。
進行方向とわず、秋田方面・青森方面ともにA席が海側です。
立ち寄りスポットあり
途中の絶景・千畳敷に立ち寄る電車も。すべてのリゾートしらかみが停車するわけではありません。予約前に公式HPで確認を。朝の千畳敷海岸は絶景でしたよ。
車内イベントあり
津軽三味線の生演奏など、一部のリゾートしらかみのみで実施。こちらも予約前にチェック。電車に乗りながら、伝統芸能を楽しめるなんて。
車内アナウンスは吉幾三さん
観光列車のリゾートしらかみ。車内にながれるアナウンスは、演歌歌手の吉幾三さん。さすがにエエ声だわ。吉幾三さんは、五所川原市のご出身。
リゾートしらかみに実際に乗ってきた
2020年9月、白神山地に行くときに乗車しました。ワクワク!弘前駅からの往復です。
■リゾートしらかみ 2号
・弘前~十二湖
乗車181分 ¥2,510
弘前駅
リゾートしらかみは青森スタートですが、途中の弘前駅から乗車。シルバーのボディがカッコ良い車体。
コンパートメント
コンパートメントはゆったり6人室。
普通車両
普通車両は、ゆったり一人がけシート。
A席をとったので、海側確定。
出会いに感謝!撮り鉄の男性
このリゾートしらかみ・往路編で忘れたくないこと。撮り鉄の男性との出会い。前列に座っていた男性です。
スマホとビデオカメラの両刀づかいで撮影を続け、ときにTwitterでリアルタイム投稿をしながら、コムギにも適宜、リゾートしらかみでの見どころを教えてくれる。反対側の窓に岩木山が見えていることを教えてくれたのも彼。ひとりだったら、色々スルーしていたかも。
リゾートしらかみについて予習不足だったコムギでも楽しめたのは、彼のおかげ。ありがとう。
撮り鉄の方は、秋田まで乗っていった。それに、今朝は北海道から新幹線で青森にきたと言っていた。楽しそうな旅だな。なにのジャンルでも、極めている人の話は、いつだって面白い。
エビスで乾杯
ハイキングが控えているけれど、それはまだ2時間後のこと。たのしい鉄道旅に乾杯だ。
リンゴ畑
窓から広がるリンゴ畑。青森っぽい景色です。
どこまでも続くりんごの木。収穫が大変そうだ。
りんご冷蔵庫ですって!?
田畑も広大だ。それにしてもいい天気。夏の青森は、とっても爽やか。
岩木山が見える
撮り鉄のかたに教えてもらい、D席側の窓には、津軽富士こと岩木山の姿。
津軽三味線の生演奏
リゾートしらかみでは、イベントも用意されている。吉幾三氏のアナウンスでお知らせ。津軽三味線の生演奏がスタート。
夜に、津軽三味線の演奏が聞けるレストランに行こうかなと考えていたけれど、それも不要になった。味基準で居酒屋を選べるね。とても近くで生演奏を聴けてラッキー。旅にきたんだな。
鰺ケ沢駅を通過
鰺ケ沢駅を通過。
リゾートしらかみは、鰺ケ沢駅通過前後から、海沿いを走る。
リゾートしらかみは、窓が大きいから景色がよりいっそう楽しめる!
普通電車とすれ違う
なんだからわからないけれど、撮り鉄のかたのマネっこで撮影。説明は聞いたけれども、さっぱり忘れちゃった。
海岸沿いを走っていると、ゴツゴツした石が増えてきた。みどころの千畳敷海岸に近づいてきた。
千畳敷海岸で15分停車
リゾートしらかみの見どころのひとつ、千畳敷海岸では15分停車。乗客は下車して、散策を楽しむことができます。
駅をぞろぞろ出ていく。撮り鉄の方は、海岸まで降りてこなかった。電車のそばにいてた。千畳敷よりもきになる見所があるのかな?
すぐに千畳敷海岸。うわあ。こういうところ、大好き。
岩屋を祠がわりに、石仏が並ぶ。
発車3分前には、汽笛がボーっとなります。その音を聞いてから戻っても間に合う。停車15分って、意外に長いもんだ。
ぼーっと汽笛がなったので、電車へ戻る。
ふたたび出発
千畳敷海岸を出発して、ふたたび海沿いを走り出す。
千畳敷ほどではないけれど、ゴツゴツした岩と海、空が眩しい絶景が続きます。
岩館駅~大間越駅の絶景ポイント
五能線のいちばんの景観美、岩館駅~大間越駅の絶景ポイントを通過。ここでは、速度を落として走行してくれる。
リゾートしらかみの窓は大きくてピカピカ。美しい景色がすぐそこに見える。
深浦駅で停車
途中の深浦駅で停車。急いでホームに出る、撮り鉄男性。後を追うコムギ。
橅号と青池号、2つの「しらかみリゾート」が揃ったのでした。
良い写真が撮れた!
橅号はグリーンの車体。
海沿いと田んぼの風景が続く。
ウェスパ椿山駅
窓からSLを目撃。なぜ?
送迎バスを恨めしく眺める。この方たちは、これから行くのね、黄金崎不老ふ死温泉へ!
ここウェスパ椿山駅は、「黄金崎不老ふ死温泉」の最寄駅。露天風呂から海が見える絶景のお風呂が有名。
旅の計画が出遅れてしまい、宿泊予約がとれなかったのです。日帰り入浴も、電車の本数が少ないためプランに組み込むことができず。コムギの憧れの温泉なのです。
いつか宿泊したい温泉宿。ここに記しておけば、いつか叶うかな。引き寄せの法則に期待。
十二湖駅
あっというまの3時間だった。もっと乗っていたかったな。これは、秋田からの往復乗車もアリかも。
このあとは、十二湖をハイキング
白神山地、十二湖をハイキング。
青池
青く見える不思議な池、青池。写真で見たときは、青い池を見て何がオモロイんや程度のテンションでしたが、実際に見ると不思議な青さに感動。
写真じゃ写らない色あい。このブルーの理由は解明されていないのですって。
ハイキング
だれもいない湖の周りを歩く。静か。黙々と歩くのもとても好きな時間。
リラックス!
まぐろステーキ
名物料理をつくってブームを興したい気概は、しかと受け止めた。ですが、まあ期待値が高かっただけに、ちょっとがっかりかな。珍しい食べ方をするマグロ御前というかんじ。
リゾートしらかみで弘前へ戻る
白神山地の観光を終え、弘前へ戻ります。帰りの電車もふたたび「リゾートしらかみ」です。
■リゾートしらかみ5号
・十二湖~弘前
乗車181分、¥2,510
15:57
JR十二湖駅
復路も、A席を指定済。夕方出発なので、朝とは違う様相の海を楽しめる。
日が沈むまえに最後のギラつきを見せる太陽と田んぼのコントラストが美しいわ。夏だわ。
深浦駅で下車
こちら、深浦駅て途中停車。
夕暮れを楽しめます。16:30は、まだ日没には早かった。ここは、北前舟と日本海夕陽のみち。
ちいさい商店もありました。ここでビール調達。
団体客は、十二湖より4駅さきの深浦駅で下車、観光バスに乗り換えていた。それ以後、ほぼひと車両まるごと、ガラガラに。
連休の中日、リゾートしらかみに乗りたかった人は多かっただろうに、ちょっと勿体無いよね。
絶景は、まだまだ続く。
さっき購入したビールを開ける。ハイキングでそこそこ疲れているし、ビールがうまいわ。
千畳敷海岸
帰りも、千畳敷海岸で途中下車。
夕陽は、少し顔を出したり隠れたり。
ちょっと神々しい。
最後の最後で顔をだす。真っ赤に染まったら、とてもロマンティックなんだろう。
海の店でイカ焼きを買う
海の店でイカ焼きを買う。
車内で食べよーっと。さっきのビールとあわせて、ひとり打ち上げ。
最高だわ。列車の旅は、こうでなくっちゃ。
18:58
JR弘前駅
日が暮れてしまい、景色が楽しめず。ビールも飲んだしグッスリ眠ってしまったみたい。弘前駅についていた。
おしまい。
リゾートしらかみに乗ってみよう
- 絶景が楽しめる
- シートは快適
- イベント&途中停車など観光も楽しめる
大人気の理由がわかります。普通車両ならばA席指定で、絶景の列車旅を楽しもう。リゾートしらかみ、おすすめです。
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