この記事では、イスラエル&パレスチナへの旅の
スケジュールと費用を記しています
イスラエル&パレスチナへの旅
6日間ひとり旅
ユダヤ教、キリスト教、イスラム教、
3大宗教の聖地を要するエルサレムへ。
信仰の中心であり歴史の中心でもあるこの地に一度来てみたかったのです。
旅の概要
旅した時期:2017年1月
時差:リスボンは日本よりマイナス7時間
1 ユーロ ≒ 121.06円
この旅のスケジュール
1日目:大阪KIX→ソウルICN(ソウル泊)
2日目:ソウルICN→パリCDG、パリで長時間乗継待ち、パリCDG→テルアビブTLV(機中泊)
3日目:テルアビブ着、エルサレム観光(エルサレム泊)
4日目:エルサレム観光、ベツレヘム(パレスチナ自治区)(空港泊)
5日目:テルアビブTLV→アムステルダムAMS、アムステルダム観光、アムステルダムAMS→ソウルICN(機中泊)
6日目:ソウルICN→大阪KIX
日本からテルアビブへの航空運賃:
122,190円
大阪 ⇒ ソウル ⇒ パリ ⇒ イスラエル
乗継2回
●大阪(関西)-ソウル(金浦)(アシアナ航空)
●ソウル(仁川)-パリ(エールフランス航空)
●パリ-テルアビブ(エールフランス航空)
イスラエル ⇒ アムステルダム ⇒ ソウル ⇒ 大阪
乗継2回
●テルアビブ-アムステルダム(KLMオランダ航空)
●アムステルダム-ソウル(仁川)(KLMオランダ航空)
●ソウル(仁川)-大阪(関西)(アシアナ航空)
この旅で訪れたところ
エルサレム旧市街(イスラエル)

嘆きの壁
ベツレヘム(パレスチナ自治区)

バンクシー《花束を投げる青》はガソリンスタンドの壁に描かれたもの
アムステルダム
乗り継ぎ時間を利用して、アムステルダム観光。
Day:1
水曜日(出勤日)
-
- 大阪→ソウル(アシアナ航空)
- 宿泊:チムジルバン(ソウル)
リムジンバスで空港へ
仕事を終えたその足で、直接関空へ向かいます。リムジンバスではビールがお約束!
関西国際空港
夕食:ぼてぢゅう
プライオリティパスで無料
チェックインを済ませて、いざ、ぼてぢゅうへ。プライオリティパスで無料だからです(¥3,400まで)。
今回は、前に並んでいたのはたった一人でした。まだまだ今日はウィークデーの水曜日。利用客も少ないのですね。嬉しい。
そして、注文したメニューも、めずらしく大当たり。まずは、餃子にビール。
今回はお好み焼きを注文。
今回は、
- 無料¥3,400枠の残金の範囲内でトッピングしまくること。
- ダメ元で「マヨネーズ多めで」とお願いすること
トッピングは目玉焼きを選ぶだけで、グッと見た目が豪華になるね。
今回頼んだメニュー
合計額(税込)¥3,333が無料!
肉汁餃子(5個):¥480
かき入りお好み焼き(冬季限定)¥1,180
トッピング月見:¥120
トッピングいか:¥250
トッピングゴーダチーズ:¥200
生ビール大:¥800
Flight:大阪→ソウル
アシアナ航空
大阪(関西)-ソウル(金浦)
flight time:1 時間 50 分
20:35
関西国際空港 (KIX)
今回はアシアナ航空。平日便だからか、ガラガラでした。
韓国SIMに入替え
疲れているしビールも飲んだし、眠くてたまらないけれど、眠るまえにSIMを替えておく。
乗り継ぎだけならば、わざわざSIMなんて入れ替えませんが、昨年土壇場で渡航を中止したため、韓国SIMが余っていたので使うことにしたのでした。
22:25
金甫国際空港(GMP)
金浦国際空港
移動:シャトルバスでチムジルバンへ
ソウルは乗り継ぎ。翌朝は午前出発なので夜遊びするわけにもいかず、今夜の宿泊先であるチムジルバンへ向かいます。金浦国際空港の無料のシャトルバスで行けるから便利です。
チムジルバンに入場する前に、目の前のコンビニでビール休憩。韓国はなぜか輸入ビールが安いです。ウマイ。
今回の宿、「炭窯チムジルバン」へ。
たった11,000ウォン(約1,100円)でサウナ、大浴場、寝るところが確保できるチムジルバンは乗り継ぎの睡眠場所としてピッタリ。
▼金浦国際空港に深夜に着いたらおすすめのチムジルバン
Day:2
木曜日(有給休暇)
-
- ソウル→パリ(エールフランス航空)
- パリ空港内で長時間乗り継ぎ待ち
- パリ→イスラエル(エールフランス航空)
- 宿泊:機中泊
6:00 チムジルバンを出発
朝風呂も済ませた。やっぱりチムジルバン最高だわ。無料シャトルバスで、いったん金浦国際空港へ向かいます。約5分くらいの乗車。
金浦国際空港
バスで空港移動:
金浦→仁川国際空港へ
次のフライトは仁川空港から出発。
金浦から仁川へはバスで向かいます。
シャトルバスの停留所の隣に、仁川国際空港へのバス停がありました。地下鉄使うよりも荷物移動が少なくてラク。
仁川国際空港
仁川国際空港にはロボットが数台コロコロ働いていました。笑ってる。
ラウンジ
Medina Lounge
はじめて利用した、Medina Lounge。ここ、とってもよかった。韓国のラウンジでは最高ではないかしら。
広いし生ビールサーバーあるし、辛ラーメンもある。自作のピビンバも作れます。そしてタコわさびもあった。居酒屋じゃないか。
少し食べ過ぎたかな。
出国手続完了、水を買う
搭乗前に水を買う。Medina Loungeではペットボトルの水がもらえなかったから自腹購入。韓国の空港は水は正規価格販売です。100円程度。
Flight:ソウル→パリ
エールフランス航空
ソウル(仁川)-パリ
flight time:11時間25分
9:55
仁川国際空港(ICN)
今回は、初めてのエールフランス。
エールフランスはエコノミーでもシャンパーニュが飲める!!
食事メニューをみて驚いたこと。ドリンクメニューにシャンパーニュがある!!
こんな可愛いカップにいれてサーブしてくれました。
フランスは確かにシャンパーニュが安いけれど、ここエコノミーだよ?大判振る舞いに感謝です。
デザートはアイスキャンデー
デザートはメロンのアイスキャンデーが配布されました。カッチコチだった。
ウッカリ受け取ってしまったら最後、食べざるを得ない。溶けちゃうもんね。
機内後部に軽食の用意あり
ロングフライトだからか、機内の最後尾に軽食やドリンクのコーナがーありました。そこで置いてあったサンドイッチが美味でした。
パサパサしていないし、具材も端から端まではいっているの。シンプルなハムとチーズが美味しい!やっぱりフランスだからかな?すかさず、シャンパーニュもおかわり。シャンパーニュは計5杯くらいいただきました。ハーフボトルは飲んだかな?
ご機嫌フライトです。
機内食(朝食)
お腹は空いていないけれど、ついつい食べちゃうパン。冷めているけれど美味しい。
14:05
シャルル・ド・ゴール国際空港(CDG)
楽しいエールフランスのフライトが終わり、パリに到着。
シャルル・ド・ゴール国際空港
乗り継ぎ9時間
次のフライトまで、乗り継ぎ時間は約9時間もあるのですが、今回はおとなしく空港内で待機。
9時間空港待機した理由:パリは年金問題のストライキ期間真っ最中だから
予定では、入国してオルセー美術館へ行く予定でした。入場e-チケットも購入済だったのにな。
ストライキの影響で公共交通機関も間引き運転になりパリは大渋滞だというし、9時間あるとはいえ次のフライトに間に合わなかったら怖いもんね。おとなしく空港に留まることにしたのでした。
無料のスペースで休憩
広々とした休憩スペースがありました。閑散としているのは、ストライキの影響なのか、時間帯なのか。
ラウンジ: Yotel Lounge
プライオリティパスで利用できるラウンジがひとつありました。
感想:とてもショボいラウンジだった
バウチャーをもらってお菓子やドリンクをもらう仕組み。フロアも狭いし寒いし、フリースペースの方がマシだなと感じてすぐに退散。
Flight:パリ→テルアビブ
エールフランス航空
パリ-テルアビブ
flight time:4時間30分
23:25
シャルル・ド・ゴール国際空港(CDG)
9時間の待機時間を経て次のフライトへ。またまた水を購入です。高い!同じ値段だからとサンペレグリノを選ぶ。2.45ユーロでした。
またまたエールフランス!今回は3列シート×2の機体。
もったいないことに、あまりに疲れていて機内食は断り爆睡していました。シャンパーニュを飲むチャンスだったのに。エールフランスの機内食は美味しかったのになあ。
4:10
テルアビブ国際空港(TLV)
イスラエルへ到着。遠かった。乗り継ぎを2回もしたからですね。
イスラエル入国審査
イスラエル入国審査:あっさりと通過してびっくり
入出国審査が世界一厳しい空港と言われている、イスラエルのテルアビブ国際空港。入国審査はあっさりと通過。あれれ、何か変わったのかな?
→帰りの出国審査ではかなり長い質問タイムがあり、保安検査も念入りで噂通りでした
イスラエル入国のスタンプ代わりにカードが発行されました。イスラエルへの渡航履歴があると入国ができなかったり、審査にひっかかることがあったりと問題が多い。そうした配慮から、イスラエルの入出国時にはスタンプを押さず、旅行者にはカードが発行される措置が取られています。
テルアビブ交通カード「Rav-Kav」を入手
空港1階にてイスラエルの交通ICカード、Rav-Kav(ラブカフ)カードを購入。
RavーKavカード
デポジット:5ILS
チャージ:任意の額
空港の「Public Transprtation Information Center」で購入できました。
バス乗り場では買えません。

Public Transprtation Information Center
朝食:パン
1時間に1本のエルサレム行きリムジンバスは5分前に発車したばかりでした。とほほ。
お腹もすいたし、空港内のパン屋さんで朝食タイムにする。爆睡して機内食を食べ逃したしね。
めっちゃ大きいパン。そして高い。イスラエルは物価が高い。そしてここは空港内ということで、さらに高かったみたい。
移動:空港からエルサレム旧市街へ
空港のあるテルアビブからエルサレムまでは、リムジンバスがでています。
- バスは1時間に1本
- 交通カードRav-Kavカードが必要
7:00 空港を出発
空港を出たらすぐのバス停で「485番バス」に乗ります。運賃は16ILS。
7:50 エルサレム市街到着
バスは「HA TURIM」に到着。
トラムで移動:エルサレム旧市街へ
トラムに乗り換え。
下車、エルサレム旧市街へは徒歩15分程度。小雨のなかを歩きます。
エルサレム、寒い。
暖冬の日本よりも俄然,寒いです。
寒さの質が違う。

寒さのあまり、猫も丸くなってた
テルアビブの街は近代的で、西欧並みに整備されていると思った。
エルサレム旧市街 ヤッフォ門
城壁で囲まれているエルサレム旧市街。今回の旅の目的です。
周囲はとても近代的だし、このなかに3大宗教の聖地があるとは少し意外にも思えます。予想外に綺麗で。もっと古びたイメージを抱いていました。内側はイメージ通りでした。
チェックイン
ホテルはエルサレム旧市街内・ヤッフォ門近くのホテルを選びました。まだ午前9時ですが、荷物を預けにいったら空室があるとのことでアーリーチェックインしてもらえた。助かる。
ニュー インペリアル ホテル
New Imperial Hotel
ヤッフォ門すぐ
1泊2日朝食込 シングルルーム ¥12,078
Googleマップ
Booking.com
旧市街をたっぷり満喫したかったので、疲れたら休憩に戻れるように旧市街の内側にしたこと、夜の治安を考慮して比較的治安の良さそうなヤッフォ門近くにしました。ダマスクス門付近は治安が悪いらしい。
シングルルーム
かなり年季の入った建物で、暖房もあまりきかず不満点も多々あり。ですがとにかく立地が良いため弾丸旅にはぴったりでした。
Day:3
金曜日(有給休暇)
-
- エルサレム旧市街観光
- 宿泊:エルサレム旧市街
エルサレム旧市街を歩く
ホテルで荷物を解いたら、いざ観光スタート。
感想:城壁の外側と内側では、まったく雰囲気が違う
近代的な城壁の外側と違い、旧市街の内部はとってもオリエンタル。石畳の道、両脇にはオリエンタルな土産店,食品店。道をあるく超正統派のユダヤ教徒男性たち。
ここ、イスラエルだ!
思い描いていたイスラエルは旧市街にあった。
イスラエルの猫はでっぷりとしてツヤツヤの毛並み。
嘆きの壁(ユダヤ人地区)
エルサレムといえば真っ先に思い浮かぶのが、ここ嘆きの壁。男女で区切られたお祈りの場。
絶品シュワルマ
10ILS
人だかりができていたシュワルマ店、わたしも買ってみる。
シュワルマはひとつ10ILS。ぼったくられなかった。美味しい。
ヴィア・ドロローサを歩く
ヴィア・ドロローサ
キリストが磔刑を宣告された地から、十字架を背負って歩き、磔刑に処せられたゴルゴダの丘までの道
聖墳墓教会
ヴィア・ドロローサの終点は「聖墳墓教会」、イエスキリストが磔刑に処せられたゴルゴダの丘の地にたつ教会で、「イエス・キリストの墓」として祀られている。
さすがエルサレム、さすがキリスト教徒の聖地。これまで訪れたどの教会よりも、信仰の熱が凄まじかったです。世界中からこの聖地エルサレムを目指してくるのでしょう。
イエスの墓は長蛇の列、軽く1時間は待つことになりそうなのでアッサリ諦めた。アイム仏教徒。
金曜午後につき、
シャバットが始まる
シャバット:安息日
金曜日夕方から土曜日の夕方まで、労働が禁止されている。
そのため、エルサレムの街は金曜日の午後からストップする。実際に午後からバタバタと店じまいが始まり、人通りが少なくなってきた。
ライオンゲートより城壁の外へ
シャバットの時間帯に差し掛かる頃、旧市街をでてオリーブ山方向へ歩いて向かいました。

ライオンゲートを抜ける
マリアの墓の教会
イエスの母、聖母マリアが埋葬された場所とされる教会。
入り口はとても地味。地下を降りていくと礼拝堂がありました。薄暗いけれどたくさんのランプや装飾が美しい。
万国民の教会
イエスが磔刑に処せられる前日、最期の夜を祈って過ごしたゲッセマネにある教会。別名は「苦悶教会」。
内部にある岩はイエスが苦悶のなか祈りを捧げた場所だとか。
ゲッセマネの庭
イエスが捕らえられた場所、ゲッセマネ。ツアー客の皆さんはお祈りしていた。
歩いてオリーブ山へ
ゲッセマネの横の道を歩いてオリーブ山のビュースポットを目指します。Googleで調べたら徒歩20分程度。ひたすら階段と坂道を登ります。

オリーブ山までの階段道
私の長所って、わりと体力あるところだよね。ヒイヒイいいながらも、なんとかビュースポットに到着。
オリーブ山ビュースポットから眺めるエルサレム、絶景!

岩のドームと、エルサレム旧市街の城壁も見える
テルアビブのBARへ行く
ビールが大好き。イスラエルでもクラフトビールを飲みに行きました。旧市街から徒歩15分のバー「Sira」城壁のそとにあるバーへ。
お店は大混雑で、カウンター席は空いてなかった。残念。
ハッピーアワーだったので、1杯飲むと1杯無料。
イスラエルのクラフトビールShapiro(シャピロ)を2種類、IPAとヴァイツェンを。コムギはIPAのほうが好み。1パイントで34ILS(約1,050円)でした。
Sira Bar
住所:Ben Sira St 4, Jerusalem, イスラエル
営業時間:16:00-翌3:00(金・土は14:00-翌2:00)
Googleマップはこちらから
朝から動き回った1日目はこれで終了!
Day:4
土曜日
-
- エルサレム旧市街観光
- ベツレヘム(パレスチナ自治区)観光
- 宿泊:空港泊(テルアビブ国際空港)
本日は安息日につき…
2日目は、朝にエルサレム観光をしてからベツレヘムへ。シャバットにつきユダヤ人地区の名所は観光できないので、アラブバスに乗ってパレスチナ自治区のベツレヘムへ行ってきました。
5:45
早朝エルサレム旧市街
夜は治安が悪いらしいけれど,早朝ならば大丈夫なんでないの?
気合いで早起きし、エルサレム旧市街へ繰り出しました。やっぱり立地の良いホテルに泊まって正解。気軽に散策できちゃいます。
まだまだ暗い旧市街ですが、聖地へ向かう信者たちがゾロゾロいてました。怖くない。
6:00 聖墳墓教会
早朝の聖墳墓教会。昨日は大混雑と信仰の熱気にやられて退散してしまった。
早朝ならば空いているだろう。その考えは甘く、すでにたくさんの人がいたも。観光客の団体様も。
イエスの墓は、まだ参拝不可でした。うわー、目当てだったのに。しばらくするとミサが始まったので、後ろの席で私も参列。
イエスの墓は、なんと一番乗りで入場。
写真撮影不可のイエスの墓の内部。とても狭くて、とても神秘的な空間だった。まばゆかった。
聖墳墓教会を出ると、もう日は完全に昇っている。朝食を食べてチェックアウトしなくっちゃ。急いでホテルへ戻ります。
8:00 ホテルの朝食
まあ、普通かな。先週訪れたエジプトのナイル川クルーズの豪華ブッフェに慣れてしまったのか、基準値が上がってしまっているんだと思う。
10:00 チェックアウト
荷物を預けて観光へ。
ホテルを出てすぐのフレッシュジュース店でゴクゴク。ミックスジュースを頼んだら、好きなフルーツを選んで良い方式でした。
ザクロとオレンジとグレープフルーツでお願い。これで12ILS(約380円)。果汁のみで量もタップリでとっても美味しい。昨日も飲めば良かったな。
城壁歩き「Ramparts walk」を楽しむ
昨日できなかった、エルサレム旧市街の城壁を歩く「Ramparts walk」を。歩いている人はほとんどいなかった。天気も良いのに、なぜかしら?不人気?
ただ歩くだけですが、旧市街の路地や名所だけではなくて、一般家庭や学校などものぞけてとても楽しかった。
ダマスクス門までくると、イスラム地区の街並みが楽しい。岩のドームも見える。
アラブバスに乗ってベツレヘム(パレスチナ自治区)へ
ダマスクス門近くのバスターミナルへ。シャバットでもイスラム教徒には関係ない。アラブバスは動いているので、パレスチナ自治区のベツレヘムへ向かいます。
たった7ILS(約220円)でベツレヘムへ行けちゃいます。
ベツレヘム観光
ベツレヘムは、エルサレムとはまた違った雰囲気の街。観光客よりも住民の方が多いので、異国ムード満点です。
聖誕教会
イエスキリストが生まれた地、ベツレヘム。そのまさに生まれたとされる洞窟の跡地にたつ聖誕教会。ここにも熱心な信者たちがたくさん。
バンクシーのアートめぐり
ここベツレヘムに点在するバンクシーのウォールアート。実際に歩いて見に行きました。
アートはもちろん、ほんとうにふつうの風景を見ることができて、旅らしくて思い出に残る時間が過ごせた。名所ばっかり見るより、こういう町歩きが好きです。
パレスチナのクラフトビールを飲む
酒屋さんの軒先きでクラフトビールを飲む!
パレスチナでもビールが製造されているのです。
アラブバスで移動:エルサレム(イスラエル)へ
次の予定もあるので急ぎ足で戻ります。到着したバス停から出発するアラブバスに乗ってエルサレムへ。
バスの終点、ダマスクス門のバスターミナルまで戻らなくても、ヤッフォ門近くにもバス停があるよと教えてもらっていた。それなのに、停車ボタンを押すタイミングを間違えた!バスはあっけなくヤッフォ門を通過し、結局終点まで行ってしまった。予約済みの「音と光のショー」はヤッフォ門付近。ダマスクス門から急いでヤッフォ門まで小走り。
音と光のショー
@ダビデの塔
19:00開演には間に合わず、裏口から入場させてもらいました。

夜のダマスクス門
The Night Spectacular
住所:ダビデの塔
料金:65ILS
公式サイト(英語)
「音と光のショー」はダビデの塔の建物を利用して、エルサレムの4,000年の歴歴史をプロジェクションマッピングで描き出すショー。
映像と音楽のみなので、英語もヘブライ語もわからなくっても問題なし。
10分くらい遅れてしまったので、天地創造のシーンやらは見ることができず。
空港へ向かう前に…もういちどビール!
ホテルでスーツケースをピックアップし、いざ空港へ。その前に、スーツケースを引きずりながら、ふたたびバーへ。昨晩と訪れたBARへ再び。
ハッピーアワーは終わっていたので1杯だけ。パレスチナのクラフトビール、タイベビールをドラフトで。美味しい。イスラエル通貨(ILS)もあまり残っていないのでお代わりを頼めない。ちびちび飲みます。
トラム&バスで移動:空港へ
トラムでセントラル・ステーションまで移動。
そして、485バスにてテルアビブ、ベングリオン国際空港へ向かいます。さよならイスラエル。
空港泊@ベンガリオン国際空港
帰りのフライトは早朝5時出発、今夜は空港に泊まります。
泊まるというよりベンチで眠るだけですが。
- 早朝5時発なので寝坊が心配
- 早朝5時発なので公共交通機関が動いていない
- イスラエルは宿泊費が高いので節約したい
空港泊がの一択。
24時間営業のレンタルカーデスクの前のベンチを陣取りました。綺麗で治安も良い空港だった。

座って眠れることが特技のひとつです
Day:5
日曜日
-
- イスラエル→アムステルダム(KLMオランダ航空)
- アムステルダム観光(乗継9時間)
- アムステルダム→ソウル(KLMオランダ航空)
- 宿泊:機中泊
出国手続き
感想:出国審査が世界一厳格という評判は事実かもしれない
イスラエルの地域性や政情がゆえに、出国審査が世界一厳格であると評判のイスラエル、ベンガリオン国際空港。噂通りでした。
出国審査では、審査官がパスポートをみて、気になる過去の渡航国について質問ぜめ。
荷物の保安検査では、X線のみならず検査棒のような器具を入れて念入りにチェックをする。それを2名がそれぞれ計2回。めっちゃ時間がかかります。3時間でも足りないかもしれない。
通過後
残りの新シェケルでお水を買います。高い。
イスラエル空港で買った水:750mlで12ILS(約380円)。
Flight:テルアビブ→アムステルダム
KLMオランダ航空
テルアビブ-アムステルダム
flight time:5時間5分
5:15
テルアビブ国際空港(TLV)
復路は、KLMオランダ航空です。初めてでワクワク。ですが、過去の中でも最低なフライトでした。
- びっくりするほどボロい機体
- シートピッチが狭い。日本のLCCより狭いかも
- たまたま隣席のユダヤ人男性が大柄でギュウギュウ
私もしんどいけれど、彼はもっとしんどかったであろう。
機内食はパンケーキを選びました。まあまあ。
早くついてくれー!!と祈る。
9:30
アムステルダム・スキポール空港(AMS)
定刻通りに到着。早くつかなかった。
機体は可愛らしいデザインだからすっかり騙されたわ。
二度と乗りたくないぞ、KLMオランダ航空。
アムステルダム観光
乗り継ぎ時間:約12時間
約12時間の乗り継ぎ時間があるため、アムステルダム市内観光へ。アムステルダムは空港と市街地へのアクセスもよく、アムステルダムのスキポール空港は処理なども早い。そしてアムステルダムの街はとてもコンパクトなので乗り継ぎで観光するにはぴったりだった。トランジットでの観光だったら、高い宿泊費も不要だしね。
アムステルダムはとても美しい街で、トラムから景色を眺めてもウットリ、歩いてもウットリ。

アムステルダムではバンクシー展開催中。きのう本物を見たもんね!
オランダ国立美術館
レンブラント「夜警」はものすごい厳重体制で飾られていた。大きい絵画なのでモナリザよりはましかも。
フェルメール作品もありました。至近距離でじっくり鑑賞できます。
ゴッホ美術館
おめあてのゴッホ美術館。オンライン予約をしないと入れないらしいのですが、当日の朝でもオンライン予約できました。ほっとしたあ。予約さえできれば待つこともなく入場できます。
ゴッホの代表作のひとつ、ひまわり。こんなに至近距離でじっくり鑑賞できます。
アンネフランクの家
実際に訪れてみて、とても良かったのがここ、アンネフランクの家。こちらも予約必須です。
実際にアンネフランク一家が住んでいた隠れ家を、オーディオガイドを聴きながら歩いてまわる。ただそれだけですが、ここで数年間隠れていたのかと思うと、いままで知っていたアンネフランクの人生がより濃く感じる。
アムステルダム・スキポール空港
またしてもバタバタなスケジュールになっちゃった。オランダといえば、世界的ビール、ハイネケンのお膝元。バーには寄れなかったので、空港のコンビニにてハイネケンを買ってグビッ。おつかれさま!
いつものハイネケンの味。キンキンに冷えていて美味しかった。
Flight:アムステルダム→ソウル
KLMオランダ航空
アムステルダム-ソウル(仁川)
flight time:11時間30分
21:10
アムステルダム・スキポール空港(AMS)
深夜便でアムステルダム出発。KLMオランダ航空です。またかよ…。
アムステルダム空港、とても親切設計。フライト搭乗口の前の電子案内板では、これから登場する座席表も掲示されていた。
テルアビブ〜アムステルダムのKLMオランダ航空がひどかったので、ソウル行きはどうなのかとヒヤヒヤ。座席は長距離便にしてはピッチも狭く安っぽい印象。そして古い。
機内食
機内食もイマイチでした。ビールはハイネケン。
Day:6
月曜日(祝日)
-
- ソウル→大阪(アシアナ航空)
15:30
仁川国際空港(ICN)
仁川国際空港に到着。でもまだ、旅は終わっていないのです。さすがに疲れてきた。
機体は可愛いのですが、もう乗りたくないぞ、KLMオランダ航空。
仁川国際空港
韓国に入国
別切り航空券につきスルーラゲージ不可、
いったん韓国に入国
今回は、日本⇄韓国、韓国⇄イスラエルの別切航空券での旅。スルーラゲージが利用できないので、いったん韓国に入国し、荷物をピックアップしてターミナル移動、そしてふたたび出国手続きをする必要がある。面倒臭い。
けれども、良いこともありました。
仁川国際空港のフードコート(非制限エリア)で韓国グルメを楽しめたから。
昼食:韓国料理に舌鼓を打つ
私は韓国料理が大好き。空港のフードコートで、まずはスンドゥブを注文。
お米もお美味しい。アッツアツで辛さもイイ。そしてたっぷりのスープが嬉しい。日本でスンドゥブを注文しても、サイズは半分くらいだし、いつも物足りない。やっぱり本場はいいな。
まだ食べれる。近くのテーブルで食べている女性の真似をして追加注文。韓国うどんの海鮮スペシャル!
具沢山でびっくり。エビ、タコ、イカ、なんとムール貝もゴロゴロ入っていた!こりゃスペシャルだわ。
乗り継ぎで韓国料理も楽しめるなんて、おトクだわ。
ターミナル移動
T1→T2
無料のシャトルバスで移動。バスは飛ばしますが20分くらいかかりました。
ラウンジ:満席
TRANSIT HOTEL& Matina Lounge
出国手続き後、プライオリティパスで無料で利用できるラウンジ、「TRANSIT HOTEL& Matina Lounge」へ。行列に並ぶが進まない。会計手続きが混雑しているのかと思いきや、満席につきウェイティングが発生しているのでした。
休憩するためのラウンジに並ぶなんてイヤだとおもい、撤退。
ラウンジ
Asiana Buisness Class lounge
別のラウンジ、「Asiana Buisness Class lounge」へ。ここは空いていて、ユッタリと過ごせました。
お腹いっぱいだけれど、ビールは飲むよ。
Flight:ソウル→大阪
アシアナ航空
ソウル(仁川)-大阪(関西)
flight time:1 時間 45 分
19:10
仁川国際空港(ICN)
機内に乗りこみ、着席するなり眠ってしまった。機内の記憶がない。写真もない。
20:55
関西国際空港 (KIX)
無事に大阪に帰ってこれた。明日は仕事だ。
おしまい。
週末海外で来るにはハード
無理してでも来て良かったエルサレム
週末海外で行く3大宗教の聖地、エルサレム。
現地滞在はたった2日だったけれど、それでもやっぱり行って良かった。
旅のタイミングは、「第三次世界大戦勃発か?」と囁かれた、イラン=アメリカ問題の緊張がピークに高まったとき。イスラエルに到着する頃、トランプ政権が声明をだして緊張緩和されたとわかってほっとする。
結果的には安心して旅を続行できたけれど、現地に到着するまでは、戦争が始まったら怖いなあと、少し不安でもありました。
中東問題の中心地であるイスラエル。「いつ行けなくなるかわからないよ、イスラエルは。行きたいならば、今のうちに行っておいたほうがいい」。旅行会社勤務の知人の助言を受けて無理やりやってきたイスラエルでしたが、本当に突発的に渡航禁止になりうる場所なんだ、無理して来て良かった。本当にそう思った。
3大宗教の中心地エルサレム。
気になっている方は、安定している間にいちはやく訪れたほうが良いかもしれません。
おしまい。
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