国生みの地、淡路島へ。
伊弉諾神宮への参拝記。
伊弉諾神宮について
伊奘諾神宮は、あまたある神社のなかでも特別だ。
- 古事記・日本書紀に記される日本最古の社
- 国生みをなしたイザナギが晩年を過ごした場所(幽宮)
- 淡路国一宮
- 「太陽の道しるべ」の中心
参拝にきた理由は「太陽の道しるべ」の中心地であるから。その特別さを体感してみたかった。
”太陽の道しるべ”
地図上で結ばれる聖地
伊奘諾神宮は、その中心
直線的な配置を考えて、いにしえの人間は神宮等を建設したのだろうか。
伊奘諾神宮を中心として、直線上に聖地が並ぶ。
①和多都美神社ー伊奘諾神宮ー伊勢神宮内宮
②出雲大社ー伊奘諾神宮ー花の窟
③天岩戸神社ー伊奘諾神宮ー諏訪大社
感想:ほんとに直線上だ!
①和多都美神社ー伊奘諾神宮ー伊勢神宮内宮
②出雲大社ー伊奘諾神宮ー花の窟
③天岩戸神社ー伊奘諾神宮ー諏訪大社
ほんまや!
すごい!
単純に、そう思いました。
太陽の道しるべを
知ったキッカケ
この「太陽の道しるべ」については全く知らなかった。2021年1月に鹿島神宮を参拝したときに出会った、地元の紳士に教わったのでした。
「太陽の道しるべ」と呼ばれる直線上に、古代からの由緒ある神社が並んで配置されていること。その中心に位置するのが「伊弉諾神宮」だということ。
旅の帰りにコンビニで見つけたこの怪しい本を買う。
鬼門封じやトライアングルなども掲載されていて、旅先えらびのアイデアをもらう。「開運地図」とか胡散臭いなあと思っちゃっていたよ、失礼しました。
伊弉諾神宮へのアクセス
兵庫県淡路島の中心部に位置します。
伊弉諾神宮(淡路國一之宮 )
兵庫県淡路市多賀740
Googleマップ
公式サイト
今回の参拝は、原付バイクでめぐる淡路島の旅にてお参りしました。
伊弉諾神宮参拝記
参拝時期:2022年10月
大鳥居
石造りの立派な大鳥居。
青い空に白い色が映える。
こちらから参道へ。すぐ近くが交差点だと思えないくらい、神域に入ると気が引き締まる。
参道には石灯籠が並ぶ。伊弉諾神宮に車での道路わきに並んでいたものと同じ石灯籠。
放生の神池
池には立派な鯉が泳いでいた。
手をたたいて鯉を誘う男の子と加勢する母親の姿が微笑ましかった。
神橋
神池にかかる丸い橋。ここまで丸いのは珍しい。
伊弉諾神宮 正門
正門をくぐって、さらに奥へ。
伊弉諾神宮 拝殿
人がいないところを撮影したかったけれど、参拝客は途切れない。
列に並ぶ。
お願いごとがたくさんあるのか、真剣な思いを持ってやってきたのか。長い時間手を合わせる参拝客が多かったです。
扁額も新しく、綺麗な拝殿だ。
大幣(おおぬさ)が並んでいた。
伊弉諾神宮 本殿
裏にまわって本殿を見る。
本殿の下には、伊奘諾大神の御陵があるのだとか。
赤い番傘が建てられていた。
なにか神事があるのかな。
伊弉諾神宮の御朱印
&オリジナル御朱印帳
参拝後は御朱印をいただく。
購入すると決めていた、伊弉諾神宮のオリジナル御朱印帳。
伊弉諾神宮の御朱印帳に、古事記ゆかりの神社や、「太陽の道しるべ」の神社の御朱印を集めて行きたい。そう思っていたけれど、対象となる神社はけっこう巡り終えたあとだった。
御朱印はこちら。
こちらの御朱印帳には、神社以外の集印はせぬようにとの注意書き。
神社とお寺で御朱印帳を分けるべきか否か悩ましいところではありますが、伊弉諾神宮は分けよとの指示。承知した。
夫婦クス
境内に鎮座する巨木は、夫婦クス。
巨大なクスノキの周りをぐるりと歩くことができる。
よりそう二つの幹。
頭髪感謝碑
毛根モチーフの碑がありました。ギャグかな?
リーブ21による奉納。
髪は「カミ」と読み・・・と、いたって真面目な説明。失礼いたしました。
陽の道しるべ
正門をでる。
日時計かな?と思ったけれど、ちょっと違っていた。
伊弉諾神宮を中心とする「太陽の道しるべ」について、視覚的に説明するオブジェでした。
説明のための巨大な石碑があった。
太陽の運行路のマップ。
ここ2、3年で、けっこうお参りしたなあ。
▼諏訪大社(長野県)
▼天岩戸神社・高千穂神社(宮崎県)
▼和多都美神社(長崎県対馬市)
参拝を終えて
歴史的なことはさておき、
感想:厳粛な雰囲気の境内だった
訪れる前には、古事記「国生み」を予習しておくことをおすすめします。おしまい。
この記事へのコメントはありません。