大阪在住の会社員コムギの、
スパルタントラベラー日記。
おくのほそ道ゆかりの地めぐり。
おくのほそ道〈出羽路〉
天童
おくのほそ道:天童
天童:山寺行きを強くすすめられ、尾花沢から引き返し山寺へ向かう際に通過。
掲載箇所
山形領に立石寺(りゅうしゃくじ)といふ山寺あり。
慈覚大師の開基にして、殊に清閑の地なり。
一見すべきよし、人々のすゝむるに依りて、尾花沢よりとつて返し、その間七里ばかりなり。
注釈:その間とは:本飯田、六田、楯岡、天童を指す。
具体的な地名は記載されていない。
おくのほそ道ゆかりの地:
天童を歩く
おくのほそ道は、古来の歌枕を巡る旅だった。
おくのほそ道ゆかりのスポットを旅している私は、当時の芭蕉翁と同じような旅をしているんだな。
天童では、
● 芭蕉塚(句碑)
● 人間将棋会場の見物
▼ 天童を訪れた旅
リンクカード
スタート:
天童駅
山形駅を起点に天童へ。
独特のデザインの駅舎。
天童は将棋の街だった。
道中に姉とメッセージをやりとりしていた。いま天童に向かっていると話したら、
天童は将棋の街だよね。
3月のライオンで見た〜!
彼女の情報はマンガ経由が多い。
私は読んだことがなく、わけがわからないまま天童にやってきた者です。
天童でみつけた将棋関連のもの
街を歩いていると、目に飛び込んでくる将棋関連のもの。
湯のまち天童、あなたの旅に、王手
キャッチコピーで、心を奪われた。
王手かけられた!
郵便ポスト
赤いポストの上に鎮座する王将の駒。
詰将棋タイル
なんだこれ!駅前にあるタイル。
詰将棋できるらしい。
歩道にもある詰将棋。
将棋駒が天童市の名産であることから設置されている。ポケストップが教えてくれた。
電信柱にもありました。
天童市のマンホール
もちろん将棋の駒がモチーフ。
水色と黄色のカラーリングが派手でカワイイ。
小路南公園
いたるところに駒駒駒。
名産であることは承知した。将棋の駒って、そんなに売れるものなのかしら?
舞鶴公園へ向かって歩く
綺麗に整備された道だけれど、昭和な雰囲気です。
もしやこの鳥は、鶴?
舞鶴?
建勲神社(通過)
織田信長公を祭神とする。ただし読み方が異なる。
京都:建勲(けんくん)
天童:建勲(たけいさお)
めっちゃ立派な神社だとは気配でわかりましたが、なんせ時間がないの。
「山神」の石。こういう石の理由や目的を知りたい。いつかわかるときが来ますように。
天童織田の里歴史館(通過)
こちらを通り抜けて、公園へ。
なんだか素敵な建物だね。
翁塚
歴史館の奥に、目的地はありました。
翁塚
翁は、芭蕉翁のこと。
芭蕉翁が天童を通り山寺を参拝し、念仏堂にて「古池や蛙飛び込む水の音」の句を読んだ、行脚70年記念に建立された碑。
碑を見に来たのです。
でも、説明文によると、山形の俳人・雨聲庵山皓も訪れているんだって。
おくのほそ道スポット巡りをしていると、「碑」を拝むだけのこともある。
当初は、なんじゃそりゃ、と思っていた。いまでは、それもいいもんだと楽しめている。
芭蕉句碑
行末は 誰肌ふれむ 紅の花
芭蕉句碑
古池や 蛙飛びこむ 水の音
人間将棋会場(舞鶴公園)
人間将棋:毎年4月末頃の週末に開催される
なにこれ!
めっちゃ楽しそうじゃないか!
将棋わからんけども。
本日は人間将棋開催日ではないけれど、おもしろそうなので行ってみました。かなり山を登ることになる。
人間将棋会場
会場側からみてみる。わりと遠いな。
面白そうだな。注目しておこう!
移動:
天童駅へ
思っていたよりも舞鶴山をのぼったため、時間がタイト。天童駅まで走る!
タクシーが走っていたら、乗るのに。走っていなかった。
天童駅
なんとか間に合った。ふ。
このあとは、JR山形線,JR陸羽西線を乗り継いで最上川下りへ。
リンクカード
おまけ:行けなかった
天童温泉“滝の湯”
時間切れで行けなかった。
つかる気まんまんで、営業時間についても電話で確認済みだった。次こそ必ず。
天童温泉 滝の湯
山形県天童市鎌田本町1-1-30
・Googleマップ
・山形 天童温泉 ほほえみの宿 滝の湯 【公式サイト】
天童を歩き終えて
天童は、
●天童は将棋のまち
●おくのほそ道で、天童の記述はない
●天童は通過しただけ
おくのほそ道ゆかりの地をたずねる旅。
まだまだ続く。
▼次の旅:山寺
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