世界遺産が3つもあるムツヘタの街。トビリシからマルシュルートカで行ってきました。トビリシ滞在したならば絶対に行ったほうがよい!コスパ抜群のおすすめ観光地です。
目次 1.ムツヘタの3つの世界遺産 2.ムツヘタへのアクセス 3.ムツヘタの世界遺産①スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂 4.ムツヘタの世界遺産②サムタヴロ教会・修道院 5.ムツヘタの世界遺産③ジュヴァリ修道院 6.ジョージアを訪れたらマスト!ムツヘタ観光へ
ムツヘタの3つの世界遺産
世界遺産が3つもあるムツヘタの街
ムツヘタの街にはユネスコ世界遺産指定の教会と修道院が3つも。3つの世界遺産を半日でめぐれます。
スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂
サムタヴロ教会・修道院
ジュヴァリ修道院
ジュヴァリ修道院は山の上にあるため、中心部からタクシーで行くことになります。待機時間込みで往復15ラリでした。
ムツヘタへのアクセス
トビリシから日帰りで行ける
首都トビリシから、マルシュルートカで約30分でたどりつく近さ。かけあし観光でも大丈夫!マルシュルートカは、Didubeバスターミナルから頻発。ローカルの乗り物に乗るのも楽しいしオススメ。
▼詳しいアクセスはこちらより
ムツヘタの世界遺産①
スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂
なんだか舌を噛みそうなネーミング。スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂はジョージア最古の教会といわれ、ジョージア人の聖地とのこと。コムギ訪問時も人が溢れそうなくらい押しよせていた。
Googleマップ
スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂
広い敷地のスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂。敷地内は整備されていて近代的。
大きい大聖堂に圧倒される
とにかく大きいスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂。その大きさに、全体像がフレームに収まりません。
まわりの庭園も広い。
教会内部は広くて装飾がたくさん
教会内の天井も高く、造りもとても美しい空間。いたるところに掲げられているモザイクやイコンがロマンティック。広がりのある神聖な空間。
異教徒でも感じる神聖な空間
仏教徒のコムギですが、特別なものを感じる神聖さが教会にはありました。
建物の設計?数々のイコン?敬虔なカトリック教徒の姿のせい?
敬虔なクリスチャンたち
教会には、信徒の方々がひっきりなしに訪れてお祈りをしていた。
映画のようなシーンを目撃
大聖堂の片隅で、お祈りする神父の姿をみつける。ちょうど窓から光が射して、神々しい。
教会で神々しいなんて、表現として不適切ですね。きっと計算されて設計された大聖堂建築なのでしょうが、とっても感動しました。神はいる!
モザイクのなかに見覚えのある「顔」を見つける
教会に掲げられていたイエスキリストのモザイク画。
ん、これなんだ?
どこかで見た顔です。
それは、ウズベキスタンで出会った「偶像崇拝禁止なのになぜ?」の顔だー!
と思ったけれど、似ていなかった。正解わからず。
ムツヘタの世界遺産②
サムタヴロ教会・修道院
コムギはマルシュルートカで知り合ったギリシャ&ハンガリーの3人組と一緒にまわっていたので、サムタヴロ教会へは連れてきてもらいました。
途中にはブドウの木があった。実っていた!さすがワイン大国ジョージア。
スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂から徒歩数分で到着。
Googleマップ
小ぶりながらも信者が絶えない修道院
壮大なスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂と較べたらこじんまりした修道院です。
ちいさいけれど、熱心にお祈りする敬虔なクリスチャンの方々がたくさん訪れていました。
ジョージアの「葡萄十字」
ジョージア正教会の十字架は、少し下にたれさがった形が特徴。当初はブドウの木で造られたのだとか。ワイン発祥の地、ジョージアらしい。
修道院内の販売所
クリスチャンの彼女がムツヘタを訪れたら必ず買っているという「教会グッズ」を買いに販売所へ。
教会では、聖水なども販売されています。
クロスのミサンガ購入
熱心に選ぶ彼女をみんなで待ちつつ、陳列しているミサンガを眺めていると、気にいるものがありました。5ラリ(約200円)。
こちらの修道院で販売されているアイテムは、みな修道女のみなさまの作品らしく、クリスチャンの彼女いわく、すごいパワーがあるのだとか。神のご加護だったかしら。
「コムギが選んだミサンガはクロスが大きいからご加護も大きいわよ」とクリスチャンの彼女がチョイスを褒めてくれた。「わたし、コムギのゴッドマザーになるワ!」とハグも。
わたし仏教徒なんだよねえとヤンワリ断ると「大丈夫!ブッダは人間だけれどキリストは神だから」と諭された。なにその理由ー!
ムツヘタの世界遺産③
ジュヴァリ修道院
ジュヴァリ修道院は山の上にあるため、ムツヘタ中心部からタクシーで行くことになります。
タクシー料金:往復で15ラリ
ムツヘタのバス広場からジュヴァリ修道院までのタクシー料金は待機時間込みで往復15ラリ(約550円)でした。クリスチャンの彼女が交渉してくれた。ありがとう!相場は15〜20ラリのようです。
皆さんはこれからレストランに行くんだって。ここでバイバイ。彼らとの会話は半分しか理解できなかった。英語がんばろう。
Googleマップ
ジュヴァリ修道院までタクシーで約20分
山の上にあるジュヴァリ修道院まで、タクシーをぶっとばします。お互いカタコト英語のドライバーとコムギ。横にある像を見るように言われる。
誰だかワカラナイ。。
きっとコムギの下調べ不足ですね。精進します。
クネクネと蛇行する道路では、遠くにジュヴァリ修道院の姿が見えることも。
わ、あそこに行くんだ!と胸が高鳴る。
ジュヴァリ修道院到着
30分後に戻ってくることを約束して、ドライバーに待機してもらいます。
ぼったくりフレッシュジュースにご注意を!
あまり海外で不快な目に遭わないコムギです。いいかげんな性格ですが警戒心はそれ以上に強い。ですが初めて「ぼったくり」に遭いました。まあ自分が悪いんですけれど。それは、「しぼりたてオレンジジュース」です!
ぼったくりオレンジジュースの価格:30ラリ(約1,000円)
物価が安いジョージア。30ラリあればレストランでお腹いっぱい食事ができるし、1等寝台車でトビリシからズグディディまでいけちゃう。ビールは100円もしない。絶対、30ラリもするわけないのです!!
値段の聞き間違い。
「スリーゼロ」と言われ「3.0」と勘違いした。「30」請求された!
30ならば、サーティーン(thirteeen)って言ってよ!!
紛らわしいのやー(怒)
ていうか、わざとでしょ!
ひっかかった自分が情けない。
本当は喉がカラカラでビールを飲みたかった。でも、これから修道院を見学するのにアルコール飲むなんて不謹慎かも!と思い、めずらしくジュースにしたのでした。慣れないことをするもんじゃないですね。これからは定番のビールを頼もうっと。
観光地で見かけるフレッシュジュースは注意
ちなみに、ジョージア軍用道路の立ち寄りスポット「ロシア・グルジア友好のモニュメント」のフレッシュジュース屋さんも高額だった。同乗したメンバーが飲もうとしていたら「20ラリ!?はあ〜〜?」と注文をやめていたし。
まあそれなりに美味しいけれど、1,000円の価値はないかな?フレッシュジュースを飲むときは、ご覚悟を!
ジュヴァリ修道院
入場料金は不要。内部にも入れます。
ムツヘタ市街の絶景がみえる
目玉はこちら。山の上にあるジュヴァリ修道院からは、ムツヘタの街を見下ろすことができるのです。
円錐形の山も。
絶景です!
身も蓋もないけれど。下から見た方がステキな修道院
ジュヴァリ修道院自体は、「低地から見上げる山上の修道院」という存在が魅力なので、下の街からみたほうが素敵です。
こちらは、トビリシからムツヘタへ向かうマルシュルートカから見たジュヴァリ修道院。
こんな山上に修道院があるなんて!というくらい、まわりになにもない。イスラームの侵略時に他の教会が次々と破壊されるなか「山の上で遠くて面倒くさいから滅ぼさなくていいか」とスルーされたらしい。本当かな?
観光を終え、ムツヘタの街へ
ドライバーには「トビリシ行きのマルシュルートカ乗り場まで」と伝えて連れて行ってもらいます。ちょうどタクシーをひろった、サムタヴロ教会・修道院の前の道路でした。
ちょうどマルシュルートカが出発するところでしたので飛び乗りました。
▼マルシュルートカでトビリシへの移動はこちら
ジョージアを訪れたらマスト!ムツヘタ観光へ
3つの世界遺産を要するムツヘタの街。トビリシからアクセスもよく、それぞれの教会・修道院にロマンがあってとてもオススメ。「教会なんてどれも同じやん」なんて思うことなかれ。ムツヘタの3つの教会・修道院は見応えのある素敵な場所でした。
ツアーに参加しなくても自分でいけちゃう!トビリシ滞在時のショートトリップにおすすめします。
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