コーカサス

わりと過酷!9連休で行くコーカサス3カ国、旅の費用とスケジュール

 

上空から眺めるコーカサスの大地


お盆休みの9連休でいくコーカサス3ヶ国の旅。

旅のスケジュールと費用を公開します。
なかなかハードな旅でした。

旅のスケジュール概要

前日夜:移動
●終業後、直接関空へ。深夜便で出発
1日目:アゼルバイジャン①
●バクー到着
●バクー旧市街観光。
2日目:アゼルバイジャン②
●バクーのツアー参加。
●寝台列車でジョージアへ。
3日目:ジョージア①
●トビリシ到着。
●ムツヘタ観光。
●寝台列車でメスティアを目指す。
4日目:ジョージア②
●ズグディディ到着、メスティアへ。
●トレッキング
5日目:ジョージア③
●ウシュグリ村観光。
●メスティア、ズグディディから寝台列車でトビリシへ。
6日目:ジョージア④
●トビリシ到着。
●ジョージア軍用道路
7日目:ジョージア⑤アルメニア①
●ナショナルギャラリーで絵画鑑賞
●飛行機でエレヴァンへ移動
●夜のエレヴァンを散策
8日目:アルメニア②
●エレヴァンの世界遺産めぐり
●エレヴァン市街散策
●日本への帰路へ
9日目:移動〜帰国
●夕方、関空へ到着

旅の費用:約24万円

費用トータル:¥235,834

日本〜現地までの航空券:¥195,208
3カ国間の移動:¥22,330
トビリシ〜メスティアの移動:¥2,680
宿泊費:¥15,616

< 詳細:航空券情報 >
往路:乗継2回 アシアナ航空、アエロフロート・ロシア航空
● 大阪(KIX) ー ソウル(ICN)
● ソウル(ICN)ー モスクワ(SVO) 
● モスクワ(SVO) ー バクー(GYD)
復路:乗継1回 フライ・ドバイ/ エミレーツ航空
● エレヴァン(EVN) ー ドバイ(DXB)
● ドバイ(DXB)ー 大阪(KIX)
< 詳細:3カ国間移動の費用 >
アゼルバイジャン → ジョージア アゼルバイジャン鉄道
運賃: ¥3,600
● バクー鉄道駅 ー トビリシ鉄道駅
トビリシ 〜 エレヴァン ジョージア航空
運賃:¥18,730
● トビリシ(TBS) ー エレヴァン(EVN)
< 詳細:トビリシ〜メスティアの寝台列車移動 >
トビリシ → ズグディディ ジョージア国鉄
1等寝台 運賃: ¥1,340
ズグディディ → トビリシ ジョージア国鉄 
1等寝台 運賃: ¥1,340
< 宿泊費の内訳 >
1日目:非公開 ※おすすめできないため (バクー)(1泊,¥2,114
2日目:寝台列車国際列車、1等寝台、¥03日目:寝台列車(1等寝台、¥0)
 シャワー用:Hotel Tbilisi Central by Mgzavrebi (1泊、トビリシ中央駅、¥3,0614日目:Elite House Mestia(メスティナ、1泊,¥3,061
5日目:寝台列車(1等寝台、¥0)
6日目:Hotel Tbilisi Central by Mgzavrebi (1泊、トビリシ中央駅、¥3,061)
7日目:Elysium Gallery Hotel (エレヴァン、1泊,¥4,319)
8日目:機中泊
9日目:自宅

地続きといえど、超過酷!
コーカサス3カ国の旅のスケジュール

地続きだし、9連休だし3カ国行くなんて余裕でしょ。と思っていたのは甘かった。コムギ史上、もっとも過酷な旅となりました。ダイジェストでご紹介します。

前日の夜:
関西国際空港を出発

9連休をフルで利用するには深夜便での移動が効率よし。会社から直行です。

関空まではリムジンバスで移動

定時退社し、関西空港へ。

関空へのリムジンバスの車内

ぼてぢゅうは長蛇の列のため断念

プライオリティパスで無料だし、時間に余裕あるしでぼてぢゅうへ向かうも長蛇の列。ぼてぢゅうのノロめの回転スピードとあの列では、1時間余裕があるけれど無理だと判断。ワタシ、ぼてぢゅう慣れしてる!

大行列のぼてぢゅう

 

関空で食べるならば、551レストラン

海鮮焼きそばBセット、ミニ天津飯つきがコムギの定番。

551蓬莱の海鮮焼きそばBセット

思わずもらってしまった、うちわ!

551蓬莱のうちわ

20:15
関西国際空港を出発

乗り継ぎ地のソウルまで、アシアナ航空で。

アシアナ航空の機内

22:05
ソウル(仁川)到着

深夜の仁川国際空港。

アシアナ航空の機体

綺麗だけれど使い勝手が悪くて嫌いな空港のひとつ。今回はターミナル1からターミナル2への移動。遠い。

仁川空港のターミナル移動

そしてアエロフロートロシア航空に乗り継ぐためにトランスファーデスクを探して苦戦。

無料シャワーを浴びる

仁川国際空港では無料で利用できるシャワールームがあります。タオルも無料で貸してくれるし、個室内にドライヤーもついています。広めの個室で使いやすい。

仁川空港の無料シャワールーム

翌01:45
仁川国際空港を出発、モスクワへ

アエロフロート・ロシア航空。

アエロフロート・ロシア航空の機内

1日目:
アゼルバイジャン①

04:50
モスクワ、シェレメチェボ国際空港に到着

ロシア到着。定刻より早い。モスクワのシェレメチェボ空港、はじめて利用した10年前の鬱蒼とした雰囲気とだいぶ変わっている!綺麗、明るい。

シェレメチェボ国際

そして、シェレメチェボ国際空港には空港ラウンジがたくさんあります。テンションがあがる。

ラウンジで休憩①

ひとつめのラウンジはターミナルDの「Moscow Lounge」にて。人気のラウンジで激混みだった。リラックスはできない。とりあえずビールを飲む。

モスクワラウンジの瓶ビール

ラウンジで休憩②

登場口のあるターミナルEまで徒歩10分で移動し2つめのラウンジ「SPACE LOUNGE」へ。ネーミングどおり、わかりやすい宇宙の内装。ゆっくりしたいならばこちらかな?こちらには、ドラフトビールがありました。

ロシアビール

09:55
モスクワを出発、バクーへ

ふたたびアエロフロート・ロシア航空。

アエロフロートロシアの機内

14:05
バクー空港到着

アゼルバイジャンの首都、バクーの国際空港は超近代的!

モダンなデザインのバクー国際空港

現地SIMは買えなかった

なんでも買えるはずのAmazonでも入手できなかったアゼルバイジャンのSIMカード。空港で買えると安心していたしブースもあったけれど「システムトラブルのため無理です」と断られる。

バクー国際空港内のSIM販売ブース

仕方ないので、通信ができないまま、バクー市街へ移動。不安だ。

シャトルバスでバクー市街へ移動

空港ゲートをでたら、バクー市街へのシャトルバスが待機している。1回1.5マナト(約100円)で移動できるのでおすすめ。

バクー空港のシャトルバス

交通ICカードを自動券売機で買うのですが、お釣りが出ませんので注意。そんなことつゆ知らずなコムギは100マナト(約6,000円)を投入してしまい、すべてチャージされてしまった。。

チャージしすぎたICカード

空港職員の男性陣に爆笑される。「クレイジーな残高」である98マナトが表示された券売機画面の写真を撮影される始末。きっとSNSにでも投稿されているんでしょうね。むむ、人の不幸を笑い者にするなんてー!

バクー駅到着

バスは30分ほどで到着。SIMがないからホテルの場所がワカラナイ。Googleに頼りすぎていました。無料Wi-FiめあてにKFCへ入店。記念すべきアゼルバイジャンの1食目がKFCなんて〜〜!でもチキン美味しい。

アゼルバイジャンのKFC

SIMカード購入

駅からホテルまでの道に、いくつもSIM販売代理店があるみたい。一番最初に見つけた店に入ったけれど、ちょっとボッタクられた模様。その先にもたくさん販売代理店がありました。

SIMカード販売代理店

ホテルへチェックイン

シャワー共用、個室利用のホステルへ。みんな二段ベッドだというのに、あまりにも広すぎる個室です。

バクーのホテルの広い部屋

ホテルでは、

  • バクーのツアーバス申込み
  • ICカードの返金を手伝ってもらう

ICカードの返金は通常は一切不可。ですが、地下鉄乗車料金が0.3マナト(約20円)のバクーで、約100マナト(約6,000円)もチャージするなんてクレイジーらしく、特別に認めてくれました。みなさま、お手間かけました。

バクーの地下鉄

バクーの地下鉄駅「28 May」から地下鉄で移動。旧市街のある「イチェリシャハル(İçərişəhər)」へ。さすがアゼルバイジャン、旧ソ連の構成国だった名残でしょうか、ロシアの地下鉄と雰囲気が似ている。

バクーの地下鉄構内

バクー旧市街観光

イチェリシャハル(İçərişəhər)到着。8月のアゼルバイジャンはまだまだ明るい。

バクー旧市街の門

乙女の望楼

世界遺産、乙女の望楼。開場時刻はすぎていたので眺めるだけ。

乙女の望楼

トルコアイスや土産物店が並んでいたり、観光地っぽい雰囲気。

バクー旧市街で土産販売する男性

海岸公園

アゼルバイジャンといえば、オイルマネー!第二のドバイとも言われているバクーでは、ドバイのようなヘンテコリンな高層ビルがある。遠くにも見える。ちなみにこの海はカスピ海。

バクーの海岸公園

夜には「火焔タワー」3棟がライトアップ。光のショーは20:30から。

火焔タワーのライトアップ

疲れきった。バスでホテルへ

思い切ってバスに乗ってみました。Googleマップの乗り換え案内機能が便利です。地下鉄駅まで移動する必要もないし楽で早い。

バスから見えるバクーの夜景

夜のバクーの街はとっても美しい。

夜のバクー

うーん、やっぱりお金持ちの国だな。

2日目:
アゼルバイジャン②

昨日ホテルでお願いしていたツアーに参加の日。

07:00
早起きしてバクー旧市街を散策

到着日の昨日はトラブルだらけでバクー旧市街をろくに散策できなかった。早起きして朝食もパスして、ツアーピック前の朝時間を旧市街へ。7時だけれど誰もいないね。

バクー鉄道駅周辺

旧市街はとっても静かだった。

朝のバクー旧市街

08:15
ホテルへ戻る

朝食も食いっぱぐれたしなにかテイクアウトしようかと思うも、店はほとんど閉まっている!アゼルバイジャンの朝は遅い。

08:45 ツアーのピックアップ
09:30 ツアーバス出発

ガイドは女性のかたでした。自力で行こうかなと思っていましたが、効率よく回れたのでツアー参加してよかったかな。ツアー料金は入場料食事込みで85マナト(約5,000円)

アゼルバイジャンのツアーバス

泥火山

バクーのツアーでいちばんのハイライトが、ここ泥火山。泥火山まで荒野をタクシーでぶっ飛ばすのが爽快!

泥火山

泥火山は、ぐつぐつ煮えたぎっています。注意しないとぶっかかります。

まさに煮えたぎる泥火山

はごろもフーズ!王冠ができちゃっている

世界遺産・ゴブスタン

壁画が有名のゴブスタン。延々と壁画を見るところ。

燃え続ける山・ヤナルダグ

ヤナルダグの燃え続ける炎

拝火教寺院

拝火教寺院

18:00
ツアー解散

コムギはホテルのある鉄道駅付近(28 May)ではなく、バクー旧市街で途中下車し、旧市街を観光することに。

世界遺産・シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿

世界遺産に惹かれましたが、フーンてかんじの宮殿です。シンプル。

シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿

夕ご飯に絶品ケバブ

ホテルの近くにある人気ケバブ店。あとで列車内で食べたのですが、ものすごく美味しかった。アゼルバイジャンでは1.5日と短期滞在だったし食事はツアーでしか摂れずじまい。バクーを去るまえに美味しいケバブを食べることができてよかった。

ケバブ作成する男性

20:30
国際寝台列車でジョージアへ移動

バクー(アゼルバイジャンの首都)から、トビリシ(ジョージアの首都)まで鉄道移動。

バクー鉄道駅

1等寝台は2名1室。トルコ人男性と同室でした。

寝台列車の一等車両

3日目:
ジョージア①

ロマンティック!鉄道で国境越え

少し憧れていた「鉄道での国境越え」。実際は国境越え前後はなんども起こされて熟睡できないし、鉄道が停止中はトイレは使用不可だし、国境越えに関係あるのかトータル2時間遅延するしで、2度目はないかも。

11:30
トビリシ(ジョージア)到着

首都の鉄道駅であるはずなのに、わりとしょぼい駅。

トビリシ鉄道駅のホーム

ホームから駅までエスカレーターすらありません。ヒドイ!

トビリシ鉄道駅のホームの階段

11:40
ホテルに荷物を預ける

トビリシ鉄道駅ビルにあるホテルをしました。これは大正解!エレベーターですぐホテルへアクセス。1泊3,000円程度とリーズナブル。

トビリシのホテル

Hotel Tbilisi Central by Mgzavrebi
トビリシ中央駅直結、1泊 ¥3,061
Booking.comでチェックする

地下鉄でDidube駅へ

バスターミナルのあるDidube駅へ。運ちゃんの呼び込みがすごい。

DIDUBE駅バスターミナル

マルシュルートカでムツヘタへ

乗合のミニバス・マルシュルートカで移動。

ムツヘタ行きのマルシュルートカ

ムツヘタの世界遺産①
スヴェティツホヴェリ大聖堂

仏教徒のコムギでも違いがわかる!とても神聖な大聖堂でした。

スヴェティツホヴェリ大聖堂の外観

スヴェティツホヴェリ大聖堂で礼拝する信者

ムツヘタの世界遺産②
サムタヴロ教会

マルシュルートカで同乗した熱心なクリスチャン女性が「ご利益があるからこちらで必ずアイテムを買うの」と言っていた教会。とても小ぶりな教会。

サムタヴロ教会の外観

ムツヘタの世界遺産③
ジュワリ修道院

タクシー往復15ラリ(約500円)で向かいました。

ジュワリ修道院へ向かう道路

ジュワリ修道院

ムツヘタの街を見渡せる。

ジュワリ修道院から眺めるムツヘタの街

そして、オレンジジュースでボッタクられました。大人しくビールを飲んでおけばよかった。

マルシュルートカでふたたびDidube駅へ

ディドゥベ駅人到着。疲れたのでビール休憩。アルコールにOKな国っていいなあ。

EFESビール

19:20
ホテルにチェックイン

トビリシ中央駅すぐ上のホテルへ。

ですが、今夜は泊まりません。急いでシャワーを済ませてチェックアウト。

トビリシのホテルの部屋

いまから寝台列車でスヴァネティ地方へ移動。2日後にふたたび宿泊予約をしていることを伝えてスーツケースは預かってもらいます

21:00
ホテルをチェックアウト、鉄道駅へ

ホテルは鉄道駅直結なので、こんなに早く出る必要はないのですけどね。

トビリシ鉄道駅

21:45
トビリシ鉄道駅出発

ジョージア国鉄の1等車。アゼルバイジャンの国際列車と同じ車両だと思われる。でも布団も付いていないし夜は冷房がききすぎて酷寒。

寝台列車の椅子

4日目:
ジョージア②

06:05
ズグディディ駅到着

定刻通りにズグディディ駅到着。ホームのすぐそばに乗客を待つドライバーと車がギュウギュウと待機しています。

早朝のズグディディ鉄道駅

いちもくさんにマルシュルートカを目指す

目的のまち、メスティアへはマルシュルートカで移動。地球の歩き方に「すぐ席が埋まる」とあったので猛ダッシュ!座れました。

メスティア行きのマルシュルートカ

マルシュルートカは1台でしたが、乗れなかったらタクシーが行く数台も待機しているので足留めを食うことはないかも。

06:20
ズグディディを出発、メスティアへ

休憩をとりつつ、メスティアを目ざします。

ズグディディからメスティアへ向かう道

10:30
メスティア到着

約4時間でメスティア到着。そのあいだの休憩2回、トラブルによるストップ1回。帰りのマルシュルートカは休憩なしノンストップだったので、ドライバー次第かも?

メスティアは栄えている街でした。

メスティアの街

10:50
インフォメーションセンターで地図入手

独特の自然や文化が楽しめるっていうしハイキングでもしようかな?と気軽な気持ちでメスティアへやってきましたが、ガチのトレッキングでした。

メスティアの登山地図

インフォメーションにはマップがありますが、なかには「4、5日コース」もありました。ひいい。マップは在庫がないので写真を撮ってくださいとのこと。

11:00
可愛らしいカフェで休憩

とにかくアイスコーヒーが飲みたくて入店。ブドウの粒みたいな丸い氷が可愛い。でもカサ増しすぎません?

シュークリームとアイスコーヒー

11:15
ホテルに荷物を預ける

清潔で気持ちの良いホテルだった。アタリ!トレッキングまえに荷物を預けておく。

メスティアのホテル

Elite House Mestia
メスティア、1泊1室 ¥3,061
Booking.comはこちらから

11:30
トレッキングスタート

コムギはもっともイージーな5時間コース「十字の丘(The Cross)」で折り返すコースを選択。実際はプラス1時間の6時間かかりました。途中で「復讐の塔」にも登る。

復讐の塔の屋根から見たメスティアの街

思っているよりも傾斜がきつい。シンドイ、暑い!

メスティアのトレッキングを楽しむカプル

十字の丘のトレッキングコース

途中で牛ともすれ違う。

トレッキングコースは牛も通る

十字の丘!

十字の丘

絶景だけれでも、しんどすぎた。奥にある湖が美しいらしいのですが、プラス4時間らしいので、もちろん断念!

十字の丘

くだりでは、「復讐の塔」が林立するさまが見どころ

これは絶景かも。トレッキングのご褒美だな。

復讐の塔が立ち並ぶメスティアの街

下山後、塔が見えるカフェでワイン

ほぼ麓にちかく「復讐の塔」がみえるカフェでジョージアワインを堪能!色はあかいけれでも新鮮で瑞々しいマスカットを食べているような、冷たくてフルーティーな美味しいワイン。あまりに美味しくて驚いた。

ジョージアワインと復讐の塔

ジョージア料理「シュクメルリ」はコテコテ

ワインを飲みすぎたせいか、コテコテなせいか、あまり食指が動かず。。

グルジア料理 シュクメルリ

この夜はものすごく、酔っ払いました!

夜の「復讐の塔」も素敵です。

夜の復讐の塔

5日目:
ジョージア③

メスティアからさらに離れた”ヨーロッパ最後の秘境”、ウシュグリ村へ!

09:00
ホテルの朝食

10ラリもしたけれど簡素な食事。炭水化物多め。

メスティアの朝食

10:00
ウシュグリ村へ

7名同乗で一人当た35ラリの乗合バスに参加。前日にホテルに申し込みしておきました。

ウシュグリへの乗合タクシー

メスティアからウシュグリ村への道はかなり悪く、猛烈に眠たいのにガンガン揺れるから眠れずイライラ。車酔いする人は吐くレベルかもしれません。酔い止め必携ですよ。

11:40
ウシュグリ村到着

到着後は、出発の16時までフリータイム。ここウシュグリ村は「天空の城ラピュタ」のシータの故郷のモデル説がある村。ユネスコ世界遺産サイトです。

ウシュグリ村

こんな僻地に定住するなんてすごいなあと思ってしまう。現在は旅行者で栄えているから大丈夫だろうけれど。

ウシュグリ村の復讐の塔

遠くに見えるのがシュハラ山。絶景です。ラピュタというよりもハイジの世界に思えちゃう。国はちがうけれど。

シュハラ山と黒い馬

ちなみに、ジョージアは牛、豚、ヤギ、馬などの家畜と共存している国。車道にも堂々と歩いているし、「落しもの」もあちこちに。歩いていても気が抜けません。

ウシュグリ村を歩く牛の群れ

ウシュグリ村のトレッキング

17:45
メスティア到着

出発が20分遅れたから、帰りのマルシュルートカに遅れるんじゃないかとヒヤヒヤしたけれど15分前に到着。

ウシュグリ村の送迎車

18:00
マルシュルートカでズグディディへ

寝台列車で首都トビリシへ戻る予定のコムギ。乗り継ぎに間に合うか心配でしたが大丈夫でした。

往路で乗ったパンパンのマルシュルートカと違い、ミニバスタイプのゆったりしたタイプだったこともあり、とってもリラックスできた。

マルシュルートカの車内

途中でみた湖。ターコイズブルーの湖面の色がとっても綺麗。

ターコイズブルーの湖

21:10
ズグディディ鉄道駅到着

寝台列車の出発まで1時間ほどあるけれど、周りに飲食店はほとんどない。バスの運転手さんが「あそこの売店ならば軽食を摂れるよ」と教えてくれる。

スパイシーなハルチョー

こちらで食べたジョージアのスープ「ハルチョー」が、この旅のナンバーワンかも。ほどよくスパイシーで牛肉も柔らかくって絶品でした。見た目じゃないですね!

22:15
寝台列車が出発

トビリシへ向けて出発。列車は動き出さないと空調が作動しないシステムのようで、走り始めたばかりの列車は暑くてたまらない。デッキでビールを飲んで涼をとる。

寝台列車で飲むジョージアビール

今回の同室はイスラエル人の男性。ジョージアを20日間旅しているのだとか。それくらい日程がないと余裕のある旅はできないかも。すでにクタクタのコムギです。

6日目:
ジョージア④

06:20
トビリシ鉄道駅到着

定刻通りに到着。

ジョージア鉄道駅のホーム

今晩も同じホテルに宿泊予定。もういちど荷物をあずけてさらに身軽になります。

07:00
Didube駅で乗合メンバーまち

今日は「ジョージア軍用道路」を通ってカズベキ村へ行く。バスターミナルのあるDidube駅へ。マルシュルートかでもいけますが、途中で名所に立ち寄る乗合タクシーに乗ることに。

さすがに7時は早すぎた。メンバーが揃うまで助手席で眠らせてもらう。厚かましい?

08:40
カズベキ村へ出発!ジョージア軍用道路の旅

コムギが選んだタクシーは人が集まらなかったので、別のタクシーに放り込まれる。ひとり旅だと人数合わせに使われがち。

カズベキ村までの「軍用道路」は絶景ビューが楽しめ、見所もたくさん。

アナヌリ教会

湖の側に建つ、美しい教会。

アナヌリ教会

ロシア・グルジア友好のモニュメント

広大な自然のなかに突如現れるモニュメント。

ロシア・グルジア友好のモニュメント

出店も並びます。

ロシア・グルジア友好のモニュメント

荒々しい山肌の大自然を走る

なによりも、この景観が魅力!

ジョージア軍用道路

12:20
カズベキ村到着

出発から約4時間でカズベキ村に到着。こじんまりとした村。

カズベキ村

昼食のチョイス失敗

まずくはないけれど絶品でもない。

ジョージア料理

ゲルゲティ三位一体教会
歩いて登る

タクシーだと往復で40ラリだそう。コムギは歩いて登りました。Googleでは片道1時間10分と表示されましたが、そんなの無理!登りがきつくて、往路は2時間もかかっちゃった。

ゲルゲティ三位一体教会の登山コース

たしかにタクシーは楽チンですが、歩いて登ると「下から見上げるゲルゲティ三位一体教会」を見ることができる!山の上に建つ姿がドラクエっぽいですね。

ゲルゲティ三位一体教会

ゲルゲティ三位一体教会

17:00
帰りも乗合タクシーで

18時発のマルシュルートカを待つつもりでしたが乗合バスがあと1名待ちというので乗ることに。往路と同じスポットにふたたび止まってくるサービス。

パラグライダー

パラグライダーを楽しむ人の数が増えていた。

21:00
Didubeバスターミナル到着

カズベキ村付近での渋滞にまきこまれたロスがあり、4時間かかってバスはトビリシへ。乗っていただけなのにヘトヘト。

DIDUBEバスターミナルに到着した車

地下鉄でLiberty Square駅へ

夜ご飯をたべるために、ホテルへ戻らず繁華街のLiberty Square駅へ。ちゃんとしたジョージア料理店へやってきました。先日食べたお料理と同じメニューと思えないほど絶品!

シュクメルリ

店内にはジョージアの偉大なる画家、ニコ・ピロスマニの複製画もたくさん飾られていた。「旅行者が期待するジョージア料理店」だ。

ジョージアレストランの内装

火事!地下鉄駅は封鎖

ホテルまで戻ろうとしたら地下鉄駅直結のデパートから煙がモクモク、周辺はバリケードで封鎖されていた。警察と消防車がウーウー。

封鎖されたLiberty Square駅

もちろん地下鉄では帰れず、やむなくタクシーに乗ることに。地下鉄ならば0.5ラリ(約20円)なのに、タクシーだと10ラリ(約400円)ですって。超ぼったくりな価格!それなのに、乗ってからも運賃を釣り上げてくるドライバーにイライラは最頂点へ。日本語と英語で怒鳴りあいながら、なんとか目的地まで到着。

11:50
ホテルにチェックイン

今晩はホテルのベッドで眠れる。嬉しいな。もう寝台に乗るのはイヤ。

7日目:
ジョージア⑤、エレヴァン①

トビリシ駅直結のホテルは、とても眺めが良い!ところどころ妙なデザインの建物も見えます。

ホテルから眺めるエレヴァン市街

11:00
チェックアウト

とにかく寝坊してしまったジョージア最終日。本日はトビリシをお散歩。なんてことのないエリアを歩く。

トビリシの雑貨屋さん

おしゃれなカフェ

街なかの古書販売

13:00
ナショナル・アートギャラリー

ジョージアの偉大な画家、ニコ・ピロスマニの作品を見に美術館へ。旧市街散歩を諦めてビロスマニをとってしまった。「暗い絵の具」と「ヘタウマ」が魅力的な絵画。

ニコ・ピロスマニの絵画の展示

ニコ・ピロスマニのしろくま親子の絵画

15:00
トビリシ市街から空港へ

ジョージアから3カ国目のアルメニアへ。寝台列車でいくつもりでしたが疲れすぎて飛行機移動に切り替え。スマホひとつで航空券が買えちゃう、Expediaって便利ですね。

ホテルのあるトビリシ中央駅のすぐそばから、空港行きのバスが出ていましたが「渋滞で遅れたらまずいかも」とビビり、急遽タクシーに変更。20ラリで乗せてくれた。タクシー、楽ちんだな。

トビリシのタクシー

15:40
トビリシ国際空港に到着

遅れたらイヤだと思って急いできたのに、カウンターはまだオープンしていなかった。待つのもシンドイわ。

トビリシ国際空港

トビリシ国際空港の出国審査&保安検査は3分未満で完了

関空並のスピーディーさか!?空港職員数も多く迅速で、3分かからずに搭乗ロビーへ。

空港ラウンジ
PRIMECLASS LOUNGEで休憩

トビリシ空港のたったひとつのラウンジ「PRIMECLASS LOUNGE」は激混み。なんとか席を見つけてくつろぎます。

ジョージアのビールで〆。

ジョージアのビール

18:30
トビリシ空港出発

ジョージアからアルメニアの移動、フライトだと約30分。待っている時間の方が長いね。

窓側席をお願いしたら、コーカサスの大地がみえて感動。航空券は高いけれども体は楽だし、この景観が楽しめたから良い選択だった。

上空から眺めるコーカサスの大地

アルメニアのどこかの街。整然としている!

アルメニアの街

19:00
エレヴァン国際空港到着

アルメニアに到着。2019年8月現在、日本人はビザ不要です。

そのはずなのに、入国審査官に「あっちのビザカウンターへ行ってこい」と言われ、ビザカウンターでは「日本人ならいらないよ」と言われた。空いているから良いものの、これが長蛇の列だったならば発狂していたかも。ちゃんと仕事してくださいな。

エレヴァン国際空港は、とても綺麗な空港。

SIMカードは購入せず

ジョージアで買ったSIMカード「BeeLINE」が国際ローミングしていたので、なんと使えた!のちにチャージが足りずに使えなくなったけどね。

空港ではSIM販売してました。

エレヴァン国際空港のSIMカード販売ブース

20:00
シャトルバスでエレヴァン市街へ

空港から市街地までシャトルバスで20分、300ドラム(約67円)。ガラガラだった。

バク空港のシャトルバス

20:20
エレヴァン市街へ到着

バスは共和国広場が終点ですが、ホテルに近い「マルシュトツ大通り」のバス停で降ろしてもらう。

赤いスーツケース

エレヴァン、賑やかで楽しい街!アゼルバイジャンともジョージアとも全く違う活気がある。好きだ。

エレヴァンの花屋

ホテルにチェックイン

アルメニアは他のコーカサス2カ国に比べて物価は高め。もちろん日本よりは安い。

ホテルの入り口

Elysium Gallery Hotel
エレヴァン、1泊,¥4,319
Booking.comはこちらから 

アルメニア料理のレストランへ

Googleマップで調べていたレストラン、ホテルマンにもイチオシされたので夕食はこちらで。大正解!塩対応なジョージア食堂と違って、ホスピタリティに溢れるアルメニアのレストラン。

アルメニアワイン

それに、とっても美味しかった。夜の22時をすぎているというのにひっきりなしにやってくるお客さん。

深夜も賑わうエレヴァンの街

自由広場付近は、さらに大賑わい。オープンエアなレストランがたくさん並ぶ。夜の遊園地といった趣。家族づれも多くて治安も良い。

夜の自由広場

8日目:
エレヴァン②、帰国の途へ

ホテルのベッドって最高ですね。夜更かししてしまったけれど、熟睡できたので早起きも成功。

エレヴァンのホテルの部屋

07:00
ホテルをチェックアウト

今晩のフライトで帰国するから、目いっぱい楽しまねば。そんな気合いで早起き。ホテルの朝食は間に合わないということで、ランチボックスを用意してくれる。

ランチボックス

本日は、エレヴァン近郊の世界遺産めぐり!

タクシーで移動

バス&マルシュルートカで移動するつもりだったけれど、ホテルを出て10秒でタクシーに遭遇。3,000ドラム(約600円)でエチミアジン大聖堂まで行ってくるというのでお願いすることに。

世界遺産
エチミアジン大聖堂

独特の意匠がステキ。深く知りたいと思った。

エチミアジン大聖堂の入り口

残念ながら、大聖堂は修復中のため中に入れず。中には宝物庫があるらしいのですが。

工事中のエチミアジン大聖堂

世界遺産
スルブ・フリプシメ教会

素朴でシンプルな教会。アルメニア教会の典型だそう。

リプシメ教会の外観

非キリスト教徒の権力者・2人に求婚されて応じず殺害された殉教者、リプシメを記念した教会。どれだけ魅力的な女性だったのかしら。

リプシメ

世界遺産
ズヴァルトノツ

壮大な教会の遺跡、ズヴァルトノツ。ううむ、石の塊にしかみえません。。

ズヴァルトノツの遺跡群

コムギにとってはガッカリ世界遺産。

ズヴァルトノツの遺跡群

バスでエレヴァン市街へ戻る

帰りはバスで。ローカル感たっぷり。わたし、こういう旅が好き。ジョージアも良かったけれど車で長距離移動ばっかりだったもんな。

バスの車内

12:30
ふたたび!お気に入りアルメニア料理店へ

昨晩きて気に入ったお店へ再び。本日も美味しい。

ドルマ

14:40
展望台カスカード

無料のエスカレーターを利用して、展望台へ。こちらはとても良かった!

カスカード

  • 独特の建物は必見
  • 室内のエスカレーターは美術館も兼ねている
  • 頂上からエレヴァン市街も見える

 

16:00
共和国広場で空港シャトルを探すが見つからず

共和国広場に停車しているはずなのに見つからない!

 

エレバンの共和国広場

周囲の人に写真を見せて聞いても「そんなのあるの?」と反応が薄い。タクシー移動に切り替える。バス代は、たったの300ドラムだからと、ほぼ現地通貨を使い切っていた。ATMで、あわてて5,000ドラムを引き出す。

タクシーで空港へ

タクシーに料金交渉すると、2,000ドラム(約450円)で行ってくれた。値切っていないよ!

ジョージアで、毎度ふっかけられたせいか、良心的な価格のドライバーに感激。最初からタクシーにすれば良かったな。思いスーツケースを引きずりまわして汗だくになることもなかったのかも。

エレバン国際空港に董卓

16:40
エレヴァン国際空港到着

カラフルなガラスがモダンな空港。

エレバン国際空港に到着

17:50
空港ラウンジで休憩

「BUSINESS LOUNGE」で休憩。最後はアルメニアビール。

アルメニアのビール

18:25
エレヴァン空港を出発

ドバイまでは、はじめてのフライ・ドバイ。てっきりエミレーツだと思っていたのにー。とっても簡素な機内。LCCなのかしら。

フライドバイのブルーライトの機内

22:00
ドバイ国際空港到着

乗り継ぎのドバイへ到着。

フライドバイの機体

空港ラウンジで休憩

ドバイのイチオシのラウンジ、「@B!」深夜だけれど、モリモリ食べちゃうわよ。

ドバイのラウンジご飯

写真が悪いだけで美味しいんです

ビールは缶のハイネケンとバドワイザーのみということなので、ペリエを選択。

ペリエ

9日目:
ドバイで乗り継ぎ、帰国

03:00
ドバイ国際空港を出発

ドバイから大阪は、エミレーツ航空。いろいろ飛行機を乗ってみると、エミレーツの人気の理由がわかります。座席も広いし、清潔だし、快適だもの!

エミレーツ航空の機内

18:00
関西国際空港到着

約1時間遅れで到着。エミレーツのおかげで最後は元気いっぱいで帰国です。あしたからの出勤も問題なさそうね。

OLが行くコーカサス3カ国の旅

9連休でいくコーカサス3カ国の旅。実際に訪れて思うこと。

  • 国境越えはシンドイ
  • 3カ国はまったく別の国
  • 現地8日で3カ国は厳しい

でもですね、会社員人生がこれから数十年続くと仮定すると、やっぱり無理してでも行って良かったなと思います。

これから人気が出そう!?注目のコーカサス3カ国の旅。参考になれば幸いです。

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