香港

いつもと違う表情の香港に出会える!九龍城でノンビリ街歩き&絶品雲呑麺を食す

 九龍城の看板が並ぶ通り

かつて”香港の魔窟”と称された一大スラム街・九龍城砦があった九龍城。

現在は取り壊され、中華風庭園・九龍寨城公園となり、のんびり過ごすスポットに。

そしてタイをはじめ東南アジア料理のお店も歩くミクスチャーな雰囲気が楽しいエリアです。

そして何より絶品・雲呑麺のお店に出会いました。

観光客は少なく、地元客で賑わう九龍城エリア。

いつもと違う表情の香港に会える。九龍城エリアの旅をまとめました。

目次
1.九龍城へのアクセス
2.九龍城は”東洋の魔窟”があったエリア
3.九龍城エリアは町歩きが楽しい。ノンビリ散策がおすすめ
4.絶品!雲呑麺を食べよう【黄明記粥粉麵】
5.九龍城からのバスについて
6.まとめ

九龍城へのアクセス

九龍城へのバス

九龍城付近にはMTR駅がないため、バスでアクセスすることになります。

尖沙咀から
→スターフェリー乗り場出発の1番バス
香港国際空港から
→A22番エアポートバス

体験記:土爪湾から歩いて九龍城へ

尖沙咀からバスで行くのがスタンダードですが、コムギは土瓜湾から歩いて行きました。

寄り道しながら20分程度。まったく普通の香港を楽しめます。

工事中でもむき出しの香港。

工事中の道

日本では安全面から考えられませんよね!

ど派手な建物も。

緑色のマンション

グリーンが鮮やか。

そしt、歩くと軽食ので店がたくさんあります。

屋台が並ぶ

香港を旅していると、食いっぱぐれることはないだろうな。

寄り道も楽しみながら、九龍城エリアへ到着です。

九龍城のメインストリート

九龍城は”東洋の魔窟”があったエリア

香港の一大スラム街、九龍城砦をごぞんじでしょうか?

スラム街・九龍城砦

かつての九龍城砦

かつて香港はイギリスの租借地でしたが、ここ九龍城砦だけは清王朝の飛び地として租借地から除外されていた。

ですが、実質のところ中国側の統治も及ばず、無法地帯と化したのでした。

増築に増築を重ね、人口密度は世界ナンバーワンだったとか!

九龍城砦の模型

無法地帯がゆえに、あらゆる犯罪の温床にもなったとか。

1993年に取り壊されて、現在は、九龍寨城公園になっています。

九龍寨城公園

九龍寨城公園の案内図

日曜日の午後、ノンビリとした雰囲気の九龍寨城公園。

九龍寨城公園の散歩道

かつて一大スラム街があったところなんて、まったく思えませんね。

25年以上前のことだものな。

中国風の庭園

公園はとても広い。中国風の庭園です。

九龍寨城公園の庭園

九龍寨城公園の門

九龍寨城公園の回廊

東屋では、ゲームに興じるオジサマたちも。

ゲームに興じる男性

のんびりした日曜日の昼下がりです。

九龍城エリアは町歩きが楽しい。ノンビリ散策がおすすめ

日曜日の昼下がり、地元民で賑わう九龍城エリア。

九龍城の交差点

正直なところ、たいしたものはないのですが・・・

でも、それこそ、香港ローカルの雰囲気を楽しめる旅の醍醐味ですよね。

九龍城の街並み

タイ食材店やレストランが多い

ここ九龍城エリアは、タイを始め東南アジア人の居住が多いらしく、たくさんのエスニック料理レストランや商店が並びます。

香港自体、中国とイギリス統治時代の西欧文化と入り混じるミクスチャー文化の土地。さらに東南アジアが加わって、これまた楽しい感じです。

タイレストランが並ぶ:
南角街

南角道の看板

九龍城エリアのほぼ真ん中のストリート・南角街には、タイ料理のレストランが並んでいた。

人気で美味しそうなのだけれど、香港にきているんだしな。入店はやめましたが、次回はトライしたい。

エスニック食材店が並ぶ:城南道

エスニック食材店が並ぶ城南道

エスニック食材店がたくさん並び、どこも大混雑。

買い出しに来る地元民で大にぎわい。

食材店

ビニール袋に詰められたカレーとか、スープとか。

袋つめされたタイカレー

何か尖ったもの刺さったらブチまけてしまい大惨事になるのでは・・・!

いつもなぜかビビリます。

タイ語と中国語で併記された食材たち。

タイの野菜

たくさんのスパイスも販売されていました。

タイのスパイス

宝くじを買う女性たち

女性がワイワイ集まって人だかりができているなと思ったところ。

宝くじを買っているのでした。

宝くじ販売

番号を選んでいるのでしょうか?みんなでワイワイと楽しそう。

くつろぐ猫発見

お店で堂々とくつろぐ猫と出会う。

毛づくろいをする猫

お店のご主人と一緒にテレビ鑑賞。

店主とテレビを見る猫

九龍城の猫

猫が幸せそうな街はいい街ですよね。

絶品!雲呑麺を食べよう【黄明記粥粉麵】

通りかかったら軒先で食べている家族、次々と入店する地元民を目撃し、コムギも釣られて入店。

これが、絶品雲呑麺を提供する人気レストラン【黄明記粥粉麵】をご紹介します。

アクセス

黄明記の入り口

【黄明記粥粉麵】は、啟德道(Kai Tak Road)沿いにあります。

巨大な看板がぶら下がっているので一目瞭然。

黄明記の大きな看板

黄明記粥粉麵
住所:香港 Kowloon City, Kai Tak Rd, 80號號地下
営業時間:11:00-24:00
Googleマップはこちらから

メニュー

黄明記のメニュー

本当は大好物の香港粥を食べたかったのですが、夜からしか注文できない。「夜」って書いてある。

粥とならぶ鉄板メニューの雲呑麺を頼みます。

時間がなくても大丈夫!注文後5分で出てくる

黄明記の店内の様子

注文し、5分程度で出てきます。

香港は本当に注文から提供されるまでの時間が早いですよね。これでも、雲呑の茹で時間の分、相席のおば様よりは時間がかかりましたが。

観光を中心にしたいけれど美味しいものも妥協したくない!

旅のときには、香港のスピーディさはありがたい。

これが絶品・雲呑麺

雲呑麺:34HKD(約500円)

黄明記の雲呑麺

香港の2大ローカルグルメのうちのひとつ、雲呑麺ですが、今までは細くて硬めのちぢれ麵のことを美味しく思えなかったのです。スープと調和していない気がして。

ですが、ここ【黄明記粥粉麵】の雲呑麺は、絶品でした。

スープが美味しい
麵の硬さもキープしつつスープと調和
雲呑はプリプリ
ガーリックチップの香ばしい香りが食欲をそそる
ガーリックチップが単調になりがちな麵とスープの味のアクセントとなる

雲呑麺って、美味しかったのね・・・!

麺はいらない、雲呑だけでエエわ、とこれまで思っていてゴメンナサイ。わたしが美味しい雲呑麺に出会っていなかっただけなのですね。

人気店ですが、回転も良いので、九龍城エリアに行った際にはぜひ食べてみることをオススメします。

黄明記の外観

外で食事するファミリーも

九龍城からのバスについて

MTR駅がそばにない九龍城ですが、バスが発達しているので問題なし。

帰りは直接、香港国際空港へ向かいましたが、尖沙咀駅のバスも同じ停留所です。

九龍城エリアのバス乗り場

九龍城エリアから、香港中心部へはバスで戻ります。

バス停留所「富豪東方酒店(Regal Oriental Hotel)』へ。

九龍城から空港行きのバス停

1Aバス:尖沙咀・スターフェリー港行き(約6分間隔)
A22バス:香港国際空港行き(約16分間隔)

バス停留所のGoogleマップはこちら↓

九龍城エリアからバス停まで

九龍城の南角街の南端・自動車道路と接するところの地下道に入ります。

九龍城の地下道入り口

地下道をくぐってバス停留所まで行けますよ。

香港は近くに見えても自動車道路が優先で、遠回りしたり地下に潜ったりしなくちゃダメなことが多いのが面倒ですね。

まとめ:いつもと違う香港を楽しめる九龍城エリアへ行ってみよう

九龍城、いかがでしたか?

MTR駅が近くにないこともあり、観光対象から外れがちの九龍城エリア。

地元民で賑わうローカルの雰囲気も楽しめ、いつもの香港観光とはまた違った表情が楽しめるかも!?

なにより、絶品雲呑麺のお店・黄明記粥粉麵は、ぜひ訪れるべき名店です。

香港リピーターの方にオススメします。

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