大阪在住の会社員コムギの、
スパルタントラベラー日記。
秋の北陸、おくのほそ道ゆかりの地めぐり。
おくのほそ道〈北陸路〉
松岡
おくのほそ道:松岡
松岡にて:金沢から同行した立花北枝とここで別れ、芭蕉は天龍寺に2日間滞在した。
掲載箇所
丸岡天龍寺の長老、古き因みれば尋ぬ。
また金沢の北枝(ほくし)といふもの、かりそめに見送りて、このところまでしたひ来たる。
ところどころの風景過さず思ひつづけて、折節あはれなる作意など聞こゆ。
今すでに別れに望みて、
物書て 扇引きさく なごりかな
おくのほそ道ゆかりの地:
松岡を歩く
おくのほそ道は、古来の歌枕を巡る旅だった。
おくのほそ道ゆかりのスポットを旅している私は、当時の芭蕉翁と同じような旅をしているんだな。
松岡では、
● けんぞう蕎麦で蕎麦を食べる
● 天龍寺
● 黒龍酒造
▼ 松岡を訪れた旅
リンクカード
スタート:
松岡駅(えちぜん鉄道)
可愛らしい駅舎。意外なことに、無人駅ではなかった。
レトロです。
天龍寺へ寄るまえに、まずは腹ごしらえ。人気の蕎麦店を目指す。
けんぞう蕎麦
絶品おそばいただく
リサーチしていたお蕎麦やさんへ。
行列なし、すぐ入店できた
タイミングが良かったのか、すぐに入店できました。
店内は、広々。ひとり客で申し訳ない気持ちになる。
三合そばを注文
けんぞう蕎麦とおろし蕎麦の2種類を味わえる「3合そば」を注文。
メニューに載っていなかったけれど、どちらも食べたいといったら提案してくれた。ありがたい。
細麺でテュルンテュルンで美味しい。
3合そば ¥1,980
辛味大根のつけ汁は衝撃的な辛さ
衝撃的な辛さだわ。福井ではこれが標準なの??アラフォーにしての初体験。
辛味大根より、大根おろしをかける「おろしそば」のほうが好みかな。
限定デザート:けなるい
蕎麦ソフトクリームと、蕎麦ぷりんのハイブリッドメニュー「けなるい」。
けなるい ¥450
けなるいは、福井のほうげんで「羨ましい」という意味なんだって。ふたつも欲張りメニュー、羨ましいなってこと。
どちらも食べることができて、お得だね。
けんぞう蕎麦
福井県吉田郡永平寺町松岡春日3丁目26
・Googleマップ
・けんぞう蕎麦(食べログ)
おくのほそ道ゆかりの地
天龍寺
こちらが目的なんだった。松尾芭蕉がおくのほそ道の旅で立ち寄り、歌を詠んだところ。
芭蕉塚
芭蕉句碑
余波の碑(なごりのひ)
なごりって、読めない。
芭蕉と北枝の別れの銅像。
物書て 扇引きさく なごりかな
こじんまりとしたお寺でした。
天龍寺
福井県吉田郡永平寺町松岡春日1丁目64
・Googleマップ
黒龍酒造
天龍寺のすぐ向かいに、福井を代表する日本酒メーカー、黒龍酒造があります。店構えがカッコイイわ。
超人気のお酒「しずく」などは、置いていなかった。気軽に買えるものじゃないらしい。調査不足だったわ。
松岡を歩き終えて
松岡は、
●初体験の辛味大根おろし蕎麦に感激!辛すぎる
●天龍寺
蕎麦がメインになってしまったわ。
おくのほそ道ゆかりの地をたずねる旅。
まだまだつづく。
▼次の旅:永平寺(北陸路)
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